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『たのしい手織り 好きな糸で織る まきものと雑貨』

 2020-05-26


先日本屋の手芸本コーナーを見ていたらこの本がありました。
そして「持っている…けど紹介していないな」と気が付いたので、紹介します。

このサイズのこの厚さの本で、リジットヘドル機のわりに、やたら色々な技法が紹介されています。知ってる人なら「リジットヘドルでこの技法?」とちょっと謎に思うラインナップ。拾いまくるの???と思ったのですが、拾っている作品もありますが、実は織り機に理由がありました。
この本で使っているオリヴィエ リラ40、こういうやつですが、ヘドルが2枚セットできるんですね!

※ この画像、Amazonの紹介ページにリンクしていますが、カスタマーレビューはリラ40だけでなくオリヴィエシリーズの色々な織り機のレビューが混ざっているようなので要注意。

ちなみにヘドルを2枚使う技は、『暮らすように織りを楽しむ―手織りの技法と素材の本 (創作のヒント! レッスン 3 手織り編)』にも載っていましたので、オリヴィエ リラ40じゃないとできないというわけではないはずです。
すみません、リジットヘドルを持っていないので、絶対とは言い切れませんが…。


本の中で使用している織り機
オリヴィエ リラ40(リジットへドル機。但しヘドルを2枚セット可能)
掲載されている作品
おでかけこもの
千鳥格子風のマフラー[平織り]
綾織りのマフラー3種[ヘドルを2枚使うものと、すくう(拾う)もの]
変り浮き織りのポーチ[2枚ヘドルで浮織り]
カシミヤのマフラー[すくってハック織り]
ラーヌ織りのトートバッグ[平織り]
ハック織りのミニマフラー[すくう]
引返し織りのマフラー[平織り]
3辺フリンジのマフラー[平織り]
タータンチェックのスカート[平織り]
ワンマイルバッグ[ななこ織りとベルト織り。平織り]
ブーケ織りのショール[平織り]
綾織りチェックのマフラー[ヘドル2枚orすくう]
アームウォーマー[観音もじり]
ななこ織りのマフラー[平織り]
ループ織りのマフラー
おうちこもの
モンクスベルト織りのポットマット[すくう]
ななこ織りのディッシュタオル3種
透し織りのカフェカーテン[観音もじり]
ランチョンマットとコースター[平織り]
ノット織りのミニラグ
オーバーショット織りのピンクッション[すくう]
クッション4種[平織り、浮き織り、コイル織り、はさみ織り]
網代織りのルームシューズ[平織り]
二重織りのひざ掛け[ヘドル2枚]

掲載されている織りのテクニック
平織り
ななこ織り
綾織り[ヘドル2枚orすくう]
引返し織り
浮き織り
はさみ織り
コイル織り
モンクスベルト織り[すくう]
オーバーショット織り[すくう]
ループ織り
ノット織り
透し織り(ブーケ織り)
観音もじり織り
ハック織りA[すくう]
ハック織りB[すくう]
二重織り[ヘドル2枚]
浮き織り(2枚へドル)
ラーヌ織り
ベルト織り

[]部分は見出しにはなくて、私が補足した部分です。
こう書いてみたら、けっこう2枚ヘドルではなく、すくっていますね…!

しかし、2枚ヘドルの可能性を追求したい人には、いい本なのではないでしょうか???




(2020/05/26 追記)
今日教えてもらったのですが、アシュフォードのリジットヘドルにはセカンドヘドルキットというものがあって、2枚ヘドルすることができるそうです。それでそのセカンドヘドルキッドはハマナカのオリヴィエにも使えるそうです。
したがって、これらの織り機でも2枚ヘドル技ができるということですね。
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手織りの組織図事典

 2020-04-25
出ると聞いて楽しみに待っていた日本語の組織図の本!出ました!!



思った以上に分厚い!本文300ページ!(出版的には表紙・表紙裏・裏表紙・裏表紙裏も数えるから304頁って言うんじゃないかな。カウントに遊び紙は含みません)

「三原組織から特別組織まで、43の織物組織を徹底解説。」
「512点の組織図を掲載!『一重組織』の決定版」

という、この本の中身を、まずは目次で確認すると。

織物とは
組織図と完全意匠図
この本について
三原組織と特別組織
三原組織
平織
平織 Plain Weave
畝織(平織変化組織) Rep・Rib
ななこ織(平織変化組織) Basket Weave
紋レップ織(変化畝織) Warp Pattern Rep
ロートン織とその応用(混合組織)
しじら織(平織組織の応用) Seersucker/Sucker
Column 阿波しじら
斜文織
斜文織とは Twill
正則斜文織 Regular Twill
伸び斜文織(急斜文織) Enlongated Twill(Steep Twill)
伸び斜文織(緩斜文織) Enlongated Twill(Reclined Twill)
曲がり斜文織 Curved Twill
山形斜文織 Pointed Twill
菱斜文織 Diamond Twill
破れ斜文織 Broken Twill
飛び斜文織 Skip Twill
撚れ斜文織 Corkscrew Twill
組斜文織(網代斜文織) Braided Twill・Plaited Twill
重ね斜文織 Double Twill
スノーフレーク(斜文織応用) Snowflake
朱子織
朱子織とは Satin
正則朱子織 Satin
変則朱子織 Irregular Satin
ぼかし朱子織 Shaded Satin
重ね朱子織 Double Satin
昼夜織 (昼夜斜文・昼夜朱子) Twill Check/Block Twill・Damask/Satin Check/Block Damask
特別組織
吉野織 M's & O's
蜂巣織 Honeycomb Weave
ワッフル織 Waffle Weave
スポンジ織 Sponge Weave
ブライトン蜂巣織 Brighton Honeycomb Weave
グレーシアン織 Grecian Weave
花崗織 Granite Weave
梨地織/クレープ織(縮緬組織) Crepe Weave
キャンバス織 Canvas Weave
ハックアバック織/ハック織 Huck a Back/Huck
ハックレース織 Huck Lace
スポットブロンソン織 Spot Bronson
ブロンソンレース織 Bronson Lace
スウェディッシュレース織 Swedish Lace
色糸効果と糸の太細
色糸効果
色糸効果の基本 Color Effect
崩し縞 Log Cabin
シャドウウィーブ Shadow Weave
糸の太細
ワープレップ織(たて畝織) Warp Rep
バウンドウィーブ Bound Weave
ディバーシファイドプレーンウィーブ Diversified Plain Weave

…最初、目次を単純に書くつもりでしたが、各章を確認したら、括弧書きで付属情報があったりしたので書き加え。
そうこうしているうちに「あ、これ各章に書いてある英語も併記したほうが英語の本読むときに役立つな…」と英語も加えました。
あと目次と本文で若干構成が異なるので、悩んだりしてこうなりました。
だいぶ強力な目次。
そして英語を追記しているうちに「…『・』と『/』の使い分けはなに…?」ってなっている私です…。/が別名で、・が違う種類のものを並べた、かなあ…? ()もあるんですが…()は多分別名。日本語で()で書いたものの英訳が載ってることもあり。

目次に書いただけでも大量ですが、バリエーションも色々載っているので、すっごいです。全部に織り見本と完全意匠図(基本レバー式用とジャッキ式用。天秤式・ろくろ式はタイアップで考慮、かな)が載っています。
あとところどころに、作品サンプルの写真があって、どの組織図で織ったものかの記述があります。

織り気をそそりますね!
ちなみに知らない名前のものも色々ありましたが、大体綜絖枚数が多いものでした。まあ基本4枚綜絖までしかチェックしてなかったので…。いまや我が家では8枚綜絖でも、レバーでも天秤式でもろくろ式でもいけるので、色々織る……かなあ…。織りたいですね…。

あ、知らないと言えば、単式タイアップの書き方も初めて見ました。レバー式などだとこういう書き方もする、のかな?わかりやすい気がする…。

とにかくこの内容でこのお値段はお得!だと思います。
何しろ、頑張って英語の本(時にはスウェーデン語など…)を読んで、語学力の壁で挫折する心配がないんですよ!
その後、織りの知識の壁で躓くことはあるかもしれませんが…。


あ、追記。
組織図の事典ですから、経糸の準備の仕方とか、そういった内容は一切ありません。
そういう織りの基本はおさえている人向けです。
ジャッキ式とろくろ式と天秤式とレバー式の違いも、タイアップがちょろっと書かれている位です。

更に追記。
誤りがあったそうで、以下のサイトに正誤表がでています。
http://www.graphicsha.co.jp/correction_detail.html?p=40692
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『はじめての、小さなキリムと小物たち』

 2019-10-19
本屋さんに行ったら、織り図案に転化できそうなクロスステッチの本とか、面白そうな編み物の本とか、気になる新刊が色々出ていました。どれか買おうかなーと思っていたら、こんなのもあった!
『KILIM』!



KILIMがタイトルかと思ったら、奥付によると『はじめての、小さなキリムと小物たち』がタイトルってことになっています。確かに背表紙にはその文字だけ入っていますね。
キリムの各種技法というか、モチーフの紹介をコースターサイズでした後に、こういう作品にできますよ、と作品へのアレンジも載っています。
見たところ、よさそうな本です。何より、キリムの本が特別な棚ではなく、ふつうに手芸本コーナーにあったのがすごい…!
というわけで買いです。買いました。

※ 日本でいうならキリムの織り方は綴れ織りなので、カテゴリは「綴れ織り」にしました。

本の内容は次の通り。


  • キリムの世界へようこそ
  • (各種モチーフ)
    • ストライプ
    • ハッチ/十字
    • ギョズ/目
    • エル、パルマック、タラック/手、指、くし
    • チェンゲル/フック
    • ブカーウ/足かせ
    • キュペ/耳飾り
    • チチェッキ/花
    • ベレケット/豊穣
    • アシュク ベ ビルレッシム/斜陽
    • クシュ/鳥
    • ユルドゥズ/星
    • ムスカ/お守り
    • エリベリンデ/腰に手
    • プトラック/オナモミ
    • ハヤットアージュ/生命の樹
    • サチバーウ/髪飾り
    • コチボユヌズ/雄羊の角
    • クルトアージュ、クルトイジ/狼の口、狼の足跡

  • コンビネーション
    • ヨコボーダー斜め織り
      • カナバル アヤーウ/モンスターの足跡
      • クルトイジ/狼の足跡
      • ブカーウ/足かせ
      • キュペ/耳飾り
      • スユル/流れる水

    • ヨコボーダースリット織り
      • ギョズ/目
      • スユル/流れる水
      • エル、パルマック、タラック/手、指、くし
      • ハッチ/十字

  • (作品)
    • マグカップウォーマー(モチーフ:スユル/流れる水)
    • タペストリー(モチーフ:サチバーウ/髪飾り)
    • タペストリー(モチーフ:ユルドゥズ/星)
    • クラッチバッグ(モチーフ:チェンゲル/フック)
    • クラッチバッグ(モチーフ:キュペ/耳飾り)
    • ブローチ(モチーフ:エル、パルマック、タラック/手、指、くし)
    • チャーム(モチーフ:ユルドゥズ/星)
    • ピンクッション(モチーフ:アシュク ベ ビルレッシム/斜陽)
    • サコッシュ(モチーフ:エル、パルマック、タラック/手、指、くし)
    • サシェ(モチーフ:アシュク ベ ビルレッシム/斜陽)
    • サシェ(モチーフ:チチェッキ/花)
    • ヘアアクセサリー(モチーフ:エル、パルマック、タラック/手、指、くし)
    • ヘアアクセサリー(モチーフ:サチバーウ/髪飾り)
    • キーケース(モチーフ:チェンゲル/フック)
    • キーケース(モチーフ:ブカーウ/足かせ)
    • ポットマット(モチーフ:ベレケット/豊穣+エル、パルマック、タラック/手、指、くし)

  • キリム織りの基礎知識
  • アレンジカタログ(飾りひものアレンジ、織りかたのアレンジ、タテ糸の始末のアレンジ、縫い綴じのアレンジ)
  • KILIM Gallery(著者作品が2ページ、オールドキリムが6ページ)


…意味が分からないカタカナを打つのにけっこう苦労しました…。
ですが、96ページでサイズも小さいわりに盛り沢山なのは理解していただけるかと!

あと、気になる道具と材料。

本の中で使用している織り機
F8サイズのキャンバス用木枠。まあでも100円織り木枠でも、なんでもいけるんじゃないでしょうか。要は経糸がきっちり張れれば。
使用している糸
経糸は撚りの強い強撚糸。
緯糸は粗目の羊毛糸でほとんど流通していないため、オリジナル糸を販売しているとのこと。Webで購入可能(タテ糸も購入可能)。ただし、この本では入手しやすいDMCのタペストリーウールでの作成も提案しています。こちらで織る場合、サイズが小さくなるとのこと。


というわけで、入手できるようなもので始められるのがいいな、と思います。
楽しそう。
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『ポーランド ヤノフ村の絵織物』

 2017-12-25
441651770Xポーランド ヤノフ村の絵織物: 二重織りの技法と伝統文化が生まれた小さな村を訪ねて
藤田 泉 秋元 尚子
誠文堂新光社 2017-08-10

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何分にもここの所、織りと言ったらこれ関係のことばっかりやっていたので、まず本を紹介しないと始まりません。(といいつつ、本より先に、犬のオリジナル図案を紹介していますが…)

昨年のヤノフ村の織物展でWSを受けてきた、ヤノフ村の絵織物の本です。WSの時に「来年には本が出る」とお聞きして楽しみにしていました。そして、新・東京スピニングパーティー2017でゲットいたしました。

内容は次のとおり。

第一章 ヤノフ村の絵織物 その歴史と模様
二重織りの発生と、ジャカード織りの発生による伝統柄の衰退、プルティンスカ教授による伝統的な柄の復興、社会主義による民芸文化の保護、社会主義の衰退による織り手の減少と、再度の工芸品の見直しについて。
ヤノフ村の二重織りはジャカード織りが発生した時にはその柄を模倣したように、可能性が広い織りだとのこと。織り手は減少していますが、若い織り手さんも誕生したりしています。この本では、ヤノフ村の二重織りの織り手さん7人も紹介されています。
また模様について、大まかに次の6つのカテゴリーに分けて紹介されています。植物模様・幾何学模様・プルティンスカ教授と捜索した柄・生命の樹・村の暮らし・動物柄。
第二章 ヤノフ村の絵織物の制作技法
用意する道具、準備の仕方、織り図の見方、織り方。織り図は小さいサイズが20、大きいサイズが21種類。
プルティンスカ教授の教えでは、織り図は作らず思うままに織れ、という感じっぽかったですが、それに反してこの本には織り図が沢山載っています(笑)。まあ日本人には織り図がある方が向いているかな、と。織り図の元になったのは、本に紹介されているヤノフ村の織り手さんがデザインしたものとのことです。
第三章 オリジナルの柄の絵織物を織る
秋元さんのオリジナルデザインの図案5つの紹介、および、オリジナルの図案の作り方について。
第四章 ポーランド東北部の織りの村を訪ねて
ヤノフ村以外に残る、ポーランドの3つの織りの紹介。ジジンのホドニクという裂き織り、シュチェプキのセイパクという生活のための織物、スタレ・レフコヴォのペレボレという、バイダーワンド織りが伝わって変化したと考えられる織り。

これ以外に、ポーランド東北部の文化と暮らしについてのコラムが4つ載っています。

勿論、二重織りの図案集として使えますし、オリジナル図案から二重織りを織れるようにもなれるのですが、さらに読み物としても読みごたえがある本です。

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『はじめての裂き織りレッスン』

 2017-03-27
4416716478はじめての裂き織りレッスン: 糸の種類・かけ方、基本の織り方などをわかりやすく解説
箕輪 直子
誠文堂新光社 2017-03-02

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本の紹介より掲載作品展に行った話の方が先になりましたが、掲載作品展に行くより前に本は入手していました。本屋さんで買いました。

本の中で使用している織り機
卓上クローズドリードとしてオリヴィエ、卓上オープンリードとして咲きおりの経糸のかけ方が紹介されていますが、それ以外の作品作りのページでの写真はどれも咲きおり。大体、表紙もばっちり咲きおりです。

内容は次の通り。
作品集
ナチュラル・エスニック・和・モノトーンという、色合い(?)で分けた作品の紹介
裂き織りについて
織り機と糸のかけ方として、クローズドリードとオープンリードの経糸のかけ方。その他裂き織りのコツとして、素材・経糸の選び方、裂く前にすること、必要量の目安、裂き幅、布の裂き方、変わり素材の裂き方のポイント、裂き布にプラスのひと工夫、裂き布のつなげ方、シャトルの巻き方、織り方、仕上げ
織り方を知って、作る
平織り・浮き織り・ひろって柄を出す・うね織り・よろけ縞織り・引き返し織り・網代織り・うね網代織り・ノット織り、織り機がなくてもOK
そのほか、サンプル織り
柄糸と裂き方による変化、糸と布の組み合わせ、ソウコウの選び方


「織り方を知って、作る」のページでは、織り方の説明をしつつ、作品集の作品を作成しています。
作品は、今回クッションとあずまバッグはあちこちに出てきます。仕立て方を一か所で書けばいいから合理的ですよね!

ほかにもランチョンマット、カトラリーケース、トートバッグ、バスケット(タオルフォルダー)、メガネケース・ペンケース、フロアマット、ショルダーバッグ、テーブルマット・コースター、うさ耳バッグ、ひざ掛け、フロアマット、スクエアバッグ、ショールなどの作品があります。

「織り機がなくてもOK」としては、布ぞうりとベルト織りが紹介されています。織り機がなくてもOKとは言っても、ベルト織りでは「ヘドルルーム」を使っています。ヘドルルームって…つまり『紐を織る』ではリードと書いてあったやつですね。北欧では色々凝った木製のを売っていました。この本に載っているプラスチック製のものは、4月からStudio A Weekさんで発売予定だそうです。

各作品ですが、マットやショール以外の仕立てが必要なものでも、楽な仕立てになっています。バッグ類もちょっとかがるだけとか金具でとめるだけとかです。作りやすそうでいいですね。

参考用語
あ行:あじろ織り、浮き織り、うね織り
さ行:裂き織り、シャトル⇒杼、ソウコウ
た行:経糸
な行:ノット織り⇒ノッティング
は行:引き返し織り、平織り、ベルト織り
や行:よろけ
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『手軽に楽しむ手織りの小物―かんたんに使える卓上手織り機で小物作りを』

 2016-09-13
旧・がらくた織物工房開設時にいずれ紹介しようと下書きで題名だけ書いてあった本が実はまだあります。10年以上下書きのままだったわけですね!
雄鶏社がなくなった時に雄鶏社の本は一気に紹介したんですがね…。雄鶏社以外のがまだ。
というわけで、ブティック社の本です。もう、新刊では販売していないかな?

4834716333手軽に楽しむ手織りの小物―かんたんに使える卓上手織り機で小物作りを (レディブティックシリーズ (1633))
ブティック社 2001-03

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本の中で使用している織り機
オリヴィエ・オリヴィエヴェガ
※但しどの作品も2枚綜絖があれば織れます。
掲載されている作品
サンプラー
経糸密度を変える、経糸を数色使ってストライプ・緯糸も数色使ってチェック、2色で織る模様いろいろ、細い経糸を使って緯糸が見えないマットに適した織り方・綴れ織り(名前は特に挙げられていませんが、ラーヌ織りと思しきものも)・ノッティング、平織りのテクニック色々(はさみ織り・飛び通し・レース織り・浮き織り・素材を変える)
サンプラーの柄を生かして
綴れ織りのカラフルコースター、チェックの花瓶カバーと花瓶敷き、浮き織りのテーブルセンター、細い経糸でマット、はさみ織りのタペストリー
マフラー&ストール
バッグ&小物
バッグ、ショルダーバッグ、巾着、携帯電話入れ(ただし、当時の携帯電話なので大分細くてストレート型)、ポーチ、
素敵なインテリア
テーブルセンター、クッション、タペストリー、マット、色紙掛け、ランチョンマット、ティーセット(ティーコゼー・ティーマット・ポットつかみ)、フロアマット、レターラック

多分、オリヴィエヴェガ新発売に合わせて作られた本じゃないかなーと。

色合いがどれもこれも好みの作品が多いのですが、果たして今も販売している糸なのか疑問ですねえ…。糸の寿命ってけっこう短いですよね…。定番以外は。

この本を見て、色紙掛けを作るのもいいなあと思ったものでした。いやあ、大学時代にいただいた書の色紙とかがありまして…。


参考用語
あ行:浮き織り
さ行:綜絖
た行:経糸、綴れ織り
な行:ノッティング
は行:はさみ織り、平織り
や行:緯糸
ら行:ラーヌ織り、レース織り

『紐を織る—スカンジナビアの暮しに生きるバンド織りとカード織り』

 2016-08-17
4835453875紐を織る—スカンジナビアの暮しに生きるバンド織りとカード織り
山梨 幹子
復刊ドットコム 2016-08-23

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予約した『紐を織る』が届きました。
帯の文言は表側が「日本で唯一! 『紐織り』の名教本がついに復刊!! 北欧の伝統的な織物『紐織り(バンドウィービング)』。織物愛好家が、待ちに待った教本です。」。
裏側が「もう海外の教本は必要なし!ロープ作りに端を発し、古くは古代エジプトの墓からも発見された『紐織り』。その後は北欧を中心に世界中のいたるところに広まってきた伝統的な織物です。その可愛い『紐織り』の技術・作品を多数紹介!!愛好家、垂涎の一冊です。」。
…いや、海外の本も買いますけど(笑)。

さて内容は以下の通り。

I ”紐を織る”小史
4ページに渡って、紐がいつごろから作られ、どのように使われてきたかという話。プレイトウィービングは「編み」なのでこの本では割愛している、ということも書かれています。
II バンドウィービング
  1. バンドウィービングについて
  2. バンドウィービングの用具(「織機を使用しない場合」と「織機を使用する場合」について)
  3. 織り始める前の準備(織機を使用しない場合の、デザインから経糸の準備まで)
  4. 織り始める(緯糸の準備と織り)
  5. バンドウィービングのパターン(基本は緯糸が見える縦縞、緯糸が見えない縦縞、緯糸が見えない横縞、チェック、つづれ)
  6. バンドに模様を織り込む作品例(模様を織り込む場合のデザインの決め方と織り方)
  7. バンドウィービング織機を使って織る(織機の場合糸綜絖なので、使える糸の種類が増え、また経糸の本数も増やせる。長く織る場合は織機を使うと便利)
  8. バンドウィービング参考作品集(No.101~178まで78種類の設計図と写真)

III カードウィービング
  1. カードウィービングについて
  2. カードウィービングの用具(4ツ穴カードの型紙付き)
  3. 織り始める前の準備(10枚のカードを使う場合を例として、デザインから経糸準備まで)
  4. 織り始める
  5. カードウィービングのメカニズム(デザインを考える時に有益な、システマティックな話)
  6. 3ツ穴カードで織る(3ツ穴カードの型紙付き)
  7. カードウィービングの応用による変り紐(丸いブレード、二重織、フリンジ、ボタンホール)
  8. カードウィービング参考作品集(No.201~232まで32種類の設計図と写真)

IV ”紐を織る"仕上げと利用法
糸端の始末、紐の利用方法(かがって幅広にしてバッグなど、ネクタイの作り方。その他世の紐製品のイラスト)

基本的に白黒ですが、何ページかカラー写真頁があります。
掲載されているのは、次のとおりで何故か全作品ではありません(^^;。
  • バンドウィービングのリードの写真
  • バンドウィービングの作品例No.101~170のカラー写真
  • カードウィービングの作品例No.207~230のカラー写真


この本は、「1978年に美術出版社より刊行された『新技法シリーズ 紐を織る スカンジナビアの暮しに生きるバンド織りとカード織り』を底本とし、一部改訂して復刊いたしました」だそうですが。底本も大昔に借りて読んだことはあるのですが、さすがにどの程度改定されたのかは全くわかりません。
表紙の色は違いますが。あと、一部の糸はヤマナシヘムスロイドで取り扱っていますと、ヤマナシヘムスロイドの住所やURLが書いてあるのも、底本と違うと思いますが…。

作品もいっぱい載っていますし、自分でデザインできるようにとの配慮もされている。いい本だと思います。
カテゴリ : カード織り・バンド織り トラックバック(-) コメント(0)

『初級技法講座 「織物」用具と使い方』

 2016-07-11
4568340837「織物」用具と使い方 (初級技法講座)
水町 真砂子
美術出版社 1996-03-16

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この本を買ったのは…もうけっこう前ですね。つくば方面に友達と花見ドライブに行った時、たまたま立ち寄った本屋にあったのです。この織りの本見たことないーと思って手に取りました。
まあ、またこの本屋に来ることは二度とないだろうと思ったのもありますが、何しろ「買い!」と思ったのは、織機の各部名称が、日本語と英語で載っていたことです(笑)。

内容は次のとおり。

織の変遷
織機の起源と発達について。フレームのない織り機→経糸におもりをつけた新石器時代の織機→2枚の綜絖と穴の中のペダル→完成された水平織機→中国を起源とする空引機→紙に穴をあけて信号を送るシステムのジャカード機→経糸ピック機能を制御したドビー機、についての説明あり。
基本の組織と織機の機能
ドラフトへのアプローチとして、織物設計図の書き方。平織・斜文織・朱子織の説明と、色糸効果のウィービングとして、それぞれ図でどう表すかについて。…織機の機能については特に記述がないような。
織機のメカニズム
織機の各部名称(日本語・英語)・織機を分解した写真と、織機の組み立て方・織機の三つの構成要素(経糸を開口させるための機能・緯糸を打ち込むための機能については説明付き。三つめの構成要素は、経糸を張るためのビーム類を支持する機能)
織機と道具のいろいろ
織機の種類・糸のための道具・経糸準備のための道具・緯糸準備のための道具・その他の道具
デザインを織機にのせる
ブランケットを織る、というテーマで、設計→整経→仮筬→綾移し→ビーミング(巻取り)→綜絖通し→筬通し→経糸をロッドに結ぶ→タイアップ(カウンターマーチの場合・カウンターバランスの場合)→緯糸を巻く→織始め→織る→フリンジ→縮絨、について一通り記述。
手紡ぎ
前段として紡ぎの歴史について。手紡ぎのプロセスとして、カーディング→紡ぎ、について記述。
素材
最初に変わった素材の写真が掲載されている。次に、糸の番手と計算方法として、番手と必要な長さから、必要な重さを計算する方法について。ウール・木綿・麻のいろいろな太さの糸の写真と番手と何向きかの一覧を掲載。糸とコードの結び方も掲載。


カラーなのは、作品写真がちょっとだけで、あとは全部白黒。本とは全く関係なさそうな、オブジェ的な作品の写真が何点かあるのが、印象深いです…。本文にはそんなにないのにコンピュータを使った織りについての写真も何点か。
あとはオーバーショット・バスケットウィーブ・5枚朱子織のバリエーション・レースウィーブ・蜂巣織・ローズパス織・2/2斜文織の写真が載っています。

本の構成が若干ふしぎなものの、一通り織りについてわかるのでカテゴリは「教科書的」でもいいのですが。やはり最初に「英語で織り機の各部名称がわかる!」と思っちゃったもので、この本のカテゴリは「参考書的」で(笑)。

『ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具』

 2016-06-12
4568320860ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具 (新技法シリーズ 86)
岸田 幸吉
美術出版社 1978-01-16

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カテゴリは「教科書的」と悩んだのですが、まったく初めて織りをやろうとするときに教科書としてこれを渡されたらちょっと厳しいかもしれない、と思ったので、一応「上級?」にしておきます。ただ、手元に置いておきたい本です。
2010年にAmazonさんで購入したのですが、今絶版なんでしょうか?(中古しかない) 絶版するという情報を得て2010年に購入した、のかもしれません。定価で販売していたら買いですよ、買い!

内容は次のとおり。

織物と組織
  • 基本となる組織(三原組織)
  • 織物の設計図(組織図から設計図をつくる方法もあり)
  • 平織とその変化組織(うね織、ななこ織)
  • 綾織とその変化組織(正則斜文織、変化斜文織として伸び斜文織・曲がり斜文織・破れ斜文織・飛び斜文織・山形斜文織・あじろ斜文織・昼夜斜文織、特別組織としてはち巣織・ワッフル織・ハックアバック織・ブロンソン織・スエディッシュレース織・よしの織・キャンバス織・オーバーショット織・モンクスベルト・クラックル織・サマーアンドウインター織・なし地織・二重織)
  • 作品の写真とその織り方(写真は16ページ、織り方は41ページあります。織り方ではレノ織・ハーフハック・ブロックブーケ・ローズパス・パイル織・レイドイン・スパニッシュレース織・ホームスパンの説明・杉綾・二重織で模様を出す説明・ルーピング・つづれ織・ダニッシュメダリオンなど、本文にない特別組織のほか、からみ織りなどの組織で語れないものなども掲載されています)

織りの計画
  • 織りの計画から製織・仕上げまでの流れ
  • 計画(スケッチ、色合い、試し染・試し織について)
  • 糸(糸の素材と種類について、糸の太さの表示や撚りについて、経糸の密度と筬について、織縮みと仕上げ縮みについて、糸量の計算について、織物の耳について)

織りと道具
  • 手織機の構造と調整(手織機の基本操作、天秤装置の構造、ろくろ装置と滑車装置の構造、手織機の種類)
  • 整経、機仕掛け、製織、整理、仕上げ



章立てとかの本の構造は、「何故見出しがなく突然作品頁になるんだ…」「何故作品頁に本文にあっておかしくないような説明があるんだ…」「何故糸のところに何もかも書いてあるんだ」「何故これとこれが同レベルの見出しなんだ」「囲み記事かと思ったら見出しなのか??」と、なかなかよくわからない感じですが。
内容は濃いです。「あーあの本はこれを参考に書いたのかなー」と思うところも多いです。
特に、組織の説明が秀逸。組織名と組織があるだけではなく、組織の定義が書かれています。今まで「オーバーショットとモンクスベルトってどう違うの?モンクスベルトはオーバーショットの一種??」位に思っていたのですが、この本で差異を知りました。…いや持っている英語の本には定義が書いてあるのかもしれませんが…解読したことがありません(笑)。
定義がわからないと、本に載っている組織図だけがそれ、と思っちゃいがちなので、定義があるのは大変よいことだと思います。

カラーなのは写真頁だけであとは白黒ですが、ほぼ問題ないです。


参考用語
あ行:あじろ斜文織り、綾織り→斜文織、うね織り、オーバーショット、筬
か行:滑車式、からみ織り、キャンバス織→模紗織り、クラックル織
さ行:サマーアンドウインター織、三原組織、スエディッシュレース織(スウェディッシュレース)、杉綾、スパニッシュレース織、整経、正則斜文織、組織図
た行:経糸、ダニッシュメダリオン、昼夜斜文織、つづれ織、天秤式、飛び斜文織
な行:なし地織、ななこ織、二重織、伸び斜文織
は行:ハーフハック、パイル織、はち巣織、ハックアバック織、平織り、ブロックブーケ、ブロンソン織、ホームスパン
ま行:曲がり斜文織、モンクスベルト
や行:破れ斜文織、山形斜文織、よしの織
ら行:ルーピング、レイドイン、レノ織→レノレース、ろくろ式、ローズパス
わ行:ワッフル織


※ 用語集にない用語は…今からこの本見て追加します(^^;。
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『裂き織り大全』

 2015-10-01
441661585X裂き織り大全: 各種技法から、裂き織りならではのコツ、伝承として残る地方の技法までを網羅
箕輪 直子
誠文堂新光社 2015-09-09

by G-Tools

『裂き織り大全』掲載作品展で購入してきました。

大抵の裂き織りの本は、こういう布でこういうものを作りました、という感じで「そんな布はどこで入手すれば…」というものもあったりしますが(蚊帳とか…)、この本は織りのこういう技法を裂き織りでやるとこうなりますよ、というような本なので、布があるから裂き織りに使おう!…という場合に役に立つと思います。
経糸に裂き布を使った織りも出てきます。

内容は次のとおり。

裂き織りのベスト
色々な裂き織りのベストで、こういう手法がありますよ、という紹介。緯糸が裂き布だけのもの、糸と裂き布のもの、主に糸で時々裂き布のもの、裂き布をふんわり入れたもの、経糸を毛糸にして緯糸も毛糸と裂き布のもの、障子紙が緯糸のものなどなど。
Chapter 1. 一枚の布からできる裂き織り
銘仙半身や浴衣半身でどの位織れるのか(但し作品展で伺った話によるとこの浴衣は浴衣と言ってもちょっと厚地の浴衣だそうです)。同じ経糸で色々なシャツを織ってみた様子。古布を貼り合わせたり、布の表裏の差を利用して柄を作ったり、布の柄を再生するように織ったり。
Column 裂き織りのマフラー&ショール
Chapter 2. 裂き織りの技法(前編)
裂き織りの技法というか、織りの各技法を裂き織りでやる章です。8月に伺った折に箕輪先生が「極力、『手織り大全参照』とは書かないようにした」とおっしゃっていました。つまり、参照しなくても、この本だけで織れるように書かれています。前編で紹介されている技法は次のとおり。平織り・綾織り・杉綾織り・網代斜紋・よこ引き返し織り・たて引き返し織り・千鳥格子・網代織り・畝織り1(畝網代)・畝織り2(リップス織り)・浮き織り1(よこ糸の浮き織り)・浮き織り2(たて糸の浮き織り)・浮き織り3(開口の浮き織り)・スペース織り・捩り織り1・捩り織り2(コインレース)・捩り織り3(六角捩り)
Column 裂き織りのマットバリエーション
基本のマット織り・ラーヌ織り・綴れ織り・バウンド織り(ブンデンローゼンゴン)・1/3のマット織り・三段綴れ・スマック織り・畝網代のTシャツマット・カラフルTシャツマット
Chapter 3. 裂き織りの技法(後編)
後編で紹介されている技法は次のとおり。よろけ縞・ノット織り・ループ織り・はさみ織り1・綴れ織り・はさみ織り2(開口パターン)・はさみ織り3(ツイストパターン)・摸紗織り1・へちま織り・摸紗織り2・摸紗織り3・キャンバス織り・ななこ織り・斜線織り・吉野織り(たてパターン)・吉野織り(よこパターン)・二重織り・オーバーショット・昼夜織り・クラックル織り・蜂巣織り(ハニーカム)・トルコ朱子織り・ワッフル織り
Column アイデアグッズバッグ
くるみボタン、バッグの革底、ベルト織りがアイデアグッズとして紹介されています。ベルト織りでは基本のベルト織りのほか、ピックアップも。
Column 織機について
卓上織機と高機の違いは、綜絖の枚数より打ち込みの強さ、という話など。
Chapter 4. 裂き織りのコツ
素材の選び方、たて糸の選び方、裂く前にすること、必要量の目安、裂き幅、布の裂き方(裂く・捩りを入れる・ロータリーカッターで切る・裂く方向を考える・電動カッターで切る)、変わり素材の裂き方のポイント(メリヤス地・コーデュロイ・ほつれやすい布)、裂き布にプラスの一工夫(湿らせる・撚りをかける)、裂き布の幅を出す(テープメーカーや持ち手接着テープを使用、指先で折り畳む)、裂き布のつなげ方(重ねる・斜めに切る・絡めるように巻き込む・縫う・ねじってつなぐ・貼る)、シャトルの巻き方、織り方のポイント、仕上げ(房の始末・織り布の仕上げ)
Column 裂き布のりんご玉
裂き織り紀行
裂き織りの故郷や裂き織りに使えそうな廃材を求めて旅をした紀行文。及び、その旅をヒントに制作した作品の紹介。
佐渡の裂き織り<新潟>
佐渡に伝わる裂き織りの話と、その機を使って創作活動をされている方の話。作品はその創作で使用されている干渉縞をヒントにした半幅帯。
こぎん刺しと菱刺し<青森>
こぎん刺しと菱刺しの違いと特徴の紹介。作品はこぎん刺し風や菱刺し風にデザインした浮き織りテーブルセンター。
南部裂織<青森>
保存会の活動と地機の仕組み、赤い色と炬燵掛けの話。作品は赤をテーマにした紅絹のベストとサンタケース。
木のほぐし織り<群馬>
NPO法人里山の学校で取り組んでいる機の織物の紹介。作品はその木を使った明かりとトウモロコシの皮を用いたテーブルセンター。
播州織り<兵庫>
播州織りの紹介と、手芸材料として使えるようにした耳糸の紹介。作品は耳糸を使った口金バッグとゆび織りマフラー。
ジーンズ工場<岡山>
織物工場の紹介と、耳糸・房耳の紹介。作品は耳糸のはさみ織りラグマットと、房耳のポーチと口金バッグ。ジーンズ工場の耳糸・房耳と、播州織りの耳糸を使用したタピストリー。
ネクタイ工場<東京>
成和株式会社の工場と織機ファクトリーの紹介。作品はネクタイの端切れを利用した等差織りのトートバッグ、ネクタイとラメ糸のパーティーバッグ。
オーガニックコットン<東京>
オーガニックコットンの輸入・糸づくり・製品づくりを行う(株)アバンティさんの紹介。作品は仕立てた製品の端切れを使ったオーガニックコットンの裂き織りクッション、バウンド織りのタピストリー。
群馬の絹<群馬>
碓氷製糸場の紹介。作品は絹の端切れを段ボール織機で織った草木染めコサージュ。
着物地の裁断<京都>
着物地の裁断を請け負っておられる京都手織研究所の紹介。作品はこちらで裁断された着物地でのミニクッション。
北欧の裂き織り事情<フィンランド>
この北欧旅行は私も一緒に行っています(笑)。スウェーデンのヴェヴメッセの話がちょっとと、フィンランドの裂き織り工房を訪問した話。裂き織りの緯糸は、あれ、シーツをバザーで買ってくるって言ってなかったっけな??と思って録音を確認してみたら、この工房のアホネンさんは味を出すためにそういうこともしている、とのことでした。メインは廃棄された布が南ヨーロッパで裂いた状態で売っているのを購入(染めは国内)とのことでした。しかし何しろ動画ではなくて録音なので、「この位を織るのに60玉使うそうです」と言われても、今となっては「…どの位だったっけ。1玉どの位だったっけ」という感じです…。動画で撮るべきだった…。作品は2.5倍の法則を使ったグラデーションマットとベスト。

Column 草木染め
ちょうどいい色の布がなかったら染めればいいんですね、というわけで、紅茶染め、藍染め、柿渋の刷毛染め、絹の電子レンジ染め、玉ねぎの皮でのトウモロコシ染めの紹介。あと紅絹の色止めの話もこのColumnに入っています。
Chapter 6. 裂き織り小物
テトラパックのポーチ、革バッグの再生クラッチバッグ、スウェード革テープで格子のポーチ、ゆび織りブレード技法のクラッチバッグ、ダンボール織機でつくる丸型コースター、裂き布でリングワークのブローチ、ボール紙シートで裂き布の籠、クロバー咲きおりを利用した布草履
その他?
各ページで紹介されていたベストや巾着袋、口金バッグの仕立てについて。柄布と裂き方による変化のサンプル織り(白黒)。糸と布の組み合わせによるカラーサンプル織り。綜絖の選び方のサンプル織り。

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