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カード織りシミュレーター Ver.1.0.6

 2022-01-03
カード織りシミュレーターは一度「糸通し終了」をしてしまうと「初期化」でやり直すしかなかったのですが。
「糸通しをやりなおしたい!」というご要望をいただきました。
「戻すをして、緯糸が全然ない状態でなら、糸通しをやり直せてもいいのではないか」と。

確かに、実際のカード織りでも、緯糸を入れない状態に戻して経糸の通し方を直すことはありえるよなあ…と思ったので、シミュレーターとしてはシミュレートできるようにしておくべく、対応しました。

http://www.pixy.cx/~riko/ori/card_weave.html

回転を始めたあとでも、「糸通し修正」ボタンを押すと、糸通しモードに戻ります。
但し、回転して生成した柄はきれいさっぱりなくなります(緯糸が全然ない状態にします)。

不具合があったら教えてください!
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カード織りシミュレーター Ver.1.0.5

 2021-06-21
必要性は…あるのかどうかわかりませんが、作るのが簡単だなーと思ったので、空回し機能をつけました。

http://www.pixy.cx/~riko/ori/card_weave.html

開始位置をずらすことができます。
したがって、ABが上にある状態から始める、とかができます。

あと…1/4回転じゃなく1/2回転したいという場合、1/4回転したあと空回転すると、1/2回転になる…と思います。
いや、今のところ1/2回転した例は、手仕事@タピオの国さんのしかみたことがないですが…。ハーフターンというやつ。
(持ってる本には載っているかもしれませんが、解読できていません!)
うん?でも全カードじゃなく一部のカードだけハーフターンなのかな??だとしたらそれには対応できていませんね…。

そして、「空回し」を英語でなんて言うのかわからなかったので、ついでに前回し・後ろ回し・戻すを日本語にしました。
元々、directionとかが英語だったから、英語にしてただけなんです…。だって「初期化」とか日本語ですもんね。
directionとかが英語なのは、小さいフォントで倒れた状態で表示するのに英語の方が都合がよかったからです。


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カード織りシミュレーター Ver.1.0.4

 2021-06-19
昨日、一部分だけ逆回転するカード織りシミュレーターをアップしましたが。
「一部が逆回転できるようになると…、何回転させたかが見えたほうがいいなあ…」と思ったので、見えるようにしてみました。

http://www.pixy.cx/~riko/ori/card_weave.html

Undoボタンの隣に「回転方向を表示する」チェックボックスを作りました。これをチェックすると表示します。
こんな感じ。
カード織りV1.0.4
前回転したところはF、後ろ回転したところはBが出ます。

一応背景色に応じて文字の色を変更するようにしましたが、何分にも色が斜めに切り替わる上に出るので、薄い色から濃い色、濃い色から薄い色に変わるようなところでは、文字の下半分が見えづらいです。

…まあ、出ないよりはマシかな、ということで…。

次はどうしようかな。緯糸を入れないで前回転する、を作るかな…(スタートの穴の位置を変更できるようにしたい)。必要性は…どうだろう…。
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カード織りデザインツール改めカード織りシミュレーター Ver.1.0.3

 2021-06-18
Tablet Weaving Draft Designerを見つけ、「もうカード織りデザインツール作らなくていいかな!」と言っていたわけですが。
しばらくTDDをいじっていて、「一部だけ逆回転は…、No.の部分をクリックで文字色を反転させて回転させる、という仕様だとわかりやすいんじゃないかなあ」とか思いついてしまいました。

やってみました。
残念ながら、文字色を反転させるのは、ちょっと面倒だったので、「赤字になる」になりましたが。

http://www.pixy.cx/~riko/ori/card_weave.html

回す前に「このカードだけ逆回転したい」というカードのNo.をクリックして赤字にしてから、例えばForwardをクリックすると、黒字のところは前1/4回転ですが、赤字のところは後ろ1/4回転します。

一部だけ逆回転しないとできない柄をやってみました。
カード織りシミュレーターで一部逆回転
できてる、でしょう!

そして、Tablet Weaving Draft Designerをいじってみてしみじみと、「デザインツールというのはこういうものだよなあ。私のはどっちかって言うと、カード織りの手順を愚直に追いかけているので、シミュレーター…」と思ったので、名前を「カード織りシミュレーター」に改名しました(笑)。

だって「あ、糸を通し間違えた」「糸の色を変えたい」となった時、最初からやり直さないといけない辺り、ほんと、シミュレーションしている(苦笑)。

あ、なお、唯一、TDDよりいい点は、カードを回してできる形が正方形ではないので、出来上がり予想図が、より実際に近いという点です(笑)。そこはこだわりポイントなので!!!!

ところで、TDD見た後だと、パレット部分がお粗末すぎますねー。TDDはスマートですよねー。
あとファイル保存もやってみたいですが、ファイル保存ができるなら、Web版の織り組織図・配色図の方が先かな…。
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あれ、予想外(カード織りデザインツール Ver.1.0.2)

 2021-04-02
カード織りデザインツールですが…今後のことも考えて、最初の三角の色をつけるのをやめました。1.0.2になりましたが、差はそんなものです。

http://www.pixy.cx/~riko/ori/card_weave.html

全前回転と後ろ回転しか、今のところできないわけですが。

これでも、『カード織りベルト織り』のカード織り作品は全部試せます。
しかもカードは右側向きだわ、SとかZの示し方も一緒だわ、最初の回転が上がADのところから始まるのも一緒だわで、大変このツールに向いている本でした(笑)。
『紐を織る—スカンジナビアの暮しに生きるバンド織りとカード織り』のカードウィービングのものも、カードが三角のやつと、応用のやつを除けば、多分試せます。
そして、SPINUTSの、前回転と後ろ回転だけのやつもできます。GTTで試してみた時と同様、このツールでも試してみました。

…横に長くなってもスクロールバーが出て表示してくれるだろうと期待していたのですが…、ブラウザの横幅を越えると、表示が崩れますね!予想外でした。
まあ、ブラウザは縮小表示ができますので…下の図は89段織った状態ですが、33%に縮小して、ブラウザ1/3位使ってこの程度は表示できました…。しかし、縮小するとボタンも小さくなるので大変押しにくいですね。33%くらいが限度なのではないかと…。100段くらいは織れるかな。
でも、スマホ画面とかだと、もっとちょびっとしか表示できないでしょう…。
カード織りツール1.2

次に挑戦するのは、

  • 一部だけ回転が逆
  • 一部だけ回さない
  • 緯糸を入れずに回す
  • 垂直軸ひねり
  • 水平軸ひねり

のうちのどれかかなーと思ったのですが、裏面を表示するっていうのもありですかね。
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カード織りデザインツール Ver.1.0

 2021-04-02
Undo機能ができました!

http://www.pixy.cx/~riko/ori/card_weave.html

やー何とかなりました。
「初期化」をして、糸の向きと色を決めて、「カラー決定」をすると…
このように「Undo」ボタンも出るようになりました。
カード織りデザインツールV1.0-1

ここで、手書きでやった検証作業と同じことをやってみましょう。「Forward」を三回クリックして、前1/4回転を三回した状態がこれです。F-F-Fですね。
カード織りデザインツールV1.0-2

「Undo」で一個戻して、
カード織りデザインツールV1.0-3

「Backword」をクリックすると、F-F-Bってことになります。
カード織りデザインツールV1.0-4

手書きのこの二つですね。同じになりました。
カード織りFFF,FFB

では、「Undo」を二回クリックして、一段目の状態に戻し、
カード織りデザインツールV1.0-5

そこから「Backword」一回、「Forward」一回するとこうなります。F-B-Fですね。
カード織りデザインツールV1.0-6

手書きで言うとこれの左側です。
カード織りFBF,FBB

よし、無事に戻れて、続きができます!!

一応、全カード前回転・全カード後ろ回転+Undoという基本機能ができたので(これだけでもかなりの柄が検討できます!)、ここでVer.1.0ということにしておきます!


…と、記事を書いてUpする前に、ちょろっと修正して、Ver.1.0.1になりました…。いやUndo機能を付けたことを、「使い方」に書き忘れてました…。
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カード織りデザインツール Ver.0.6.2

 2021-04-01
「使い方を開く」と「使い方を閉じる」の記述を逆にするというまぬけをしてしまったので、さっそく、0.6.2をアップしました…。

http://www.pixy.cx/~riko/ori/card_weave.html

ほかに、出来上がり図の三角に表示される線がちょっと鬱陶しかったので出ないようにしました。若干細い白い縦線が入るときもありますが、そこはそういうものだと思ってください…。

あと更新履歴をコメントの中に入れていたのですが、出してみました。まああまり見ることもないかなと思い折り畳んでいますが。
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カード織りデザインツール Ver.0.6

 2021-04-01
とりあえず、ちょっと動くようになったので公開します。カード織りデザインツール!

http://www.pixy.cx/~riko/ori/card_weave.html

開くとこんな感じです。

下の部分にカードの模様が出ますが、何もかも90度倒れています。…私もできれば下から上に伸ばしたかったのですが…ブラウザの仕様上、左から右に伸ばすほうがやりやすかったんです…。
カード織りV0.6 1枚目

えーと、「カード枚数」は当然選べます。
「使用する糸の色数」というのが何かというと、下の「糸色n」の部分です。内部的には「パレット」と呼んでいます。
初期状態でパレットには一度に4色出せるようになってますが、もっと使いたいこともあるかなと思って、数を選べるようになっています。
例えば「カード枚数」を2にして、「使用する糸の色数」を6にすると、こんな感じで、「色糸n」の部分が増え、下のカードを示す部分が減ります。
カード織りV0.6 2枚目
色のところをクリックすると、違う色にできるので、今出ている色しか使えないわけではありません。色の選択方法はブラウザによって違うと思いますが、これは、糸色2の白い部分をクリックしたところ。このあと黄色に変えました。
カード織りV0.6 3枚目

で、パレットの使いたい色の前のラジオボタンをクリックして、丸いところをクリックすると、その穴にその色の糸を通したことになります。今、Aの穴に赤を通しました。
カード織りV0.6 4枚目

同様に、A~Dに色を通しました。これ、つまり手書きで検証したときと同じ色合いにしてみたんです。
で、糸通し方向も、SのところをクリックすることでZにできます。今カード1はS字、カード2はZ字に通しています。これも手書きの検証時と一緒。
カード織りV0.6 5枚目

糸通しの方向と、糸の色を決めたら「カラー決定」をクリックします。そうすると、パレットは消えます。
それで、CardFrontとかNearBottomとかNearTopとかFarTopとかFarBottomとかが表示されます。
CardFrontは(今のところ特に役目はないですが)カードの向きです。Rなのでカードの表面が右側、という意味になります。つまりこの図で言うと下側。
NearBottomとかは、今どの位置にどの穴が来ているかです。ちょっとこの先を考えるのに必要なんです。
そのほかにBackwardボタンとForwardボタンができていますね。これをクリックすることで全カード前回転と後ろ回転ができます。
カード織りV0.6 6枚目

前、前、前、前、後ろ、後ろ、後ろ、後ろをやってみたところ。
カード織りV0.6 7枚目

というわけで、とりあえずなんとか全カード前回転と後ろ回転はできるようになりました!
できればちょっと試してみてください!!

…残念ながら今「Undo(やり直し)」がないので、うっかり多く回転しちゃったりすると「初期化」からやり直しになりますが。
次はUndo機能を付けるのが、先決ですかね…(ちょっとどうやって実現するか悩んでいるところ…)。
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その後の開発作業

 2021-03-24
組織図関係がExcel版とWeb版、一段落ついてしまったわけですが。
Web版(html5+SVG+jQuery)づいてしまったので、「この勢いで、懸案のカード織りデザインツールが作れないか!?」と思い立ってしまい、突入しています…。

ちまちまと進めて今のところ、カードに糸を通す設定ができるくらい…。
カード織り0.4

カード枚数は好きに選べて、糸の色も好きに選べて、○をクリックすると色で塗れます。
あと糸を通す方向もSとZを選べますよ!今SのところをクリックするとZになります。

右側の四角が四つあるところは、今後進めていく上で、こういう中間設定表示があったほうが楽だろうなーと思って作った部分です。
で、その右にどういう柄になるかが描かれる予定です。

出来上がるかどうかは、不明…。

ところで何故SとかA~Zとか数字とかが倒れているかというと。出来上がる柄が伸びていく方向が、右の方が都合がいいからです…。ブラウザ的に。
上に伸びると一番いいんですが、上に伸ばすのは…描画的にちょっと……面倒……。

明日から世界フィギュアで、開発も滞ると思うので、一旦この状態で「こんなことをしていますー」をお披露目しておきます!
# というか、ものづくりがプログラミングばかりになっているけど、紡いだり織ったり縫ったりは…?>自分
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まだ検証するものありました。対角軸ひねり。

 2021-03-04
終わった気でいましたが。そういえば、対角軸ひねりがありましたね…。
というわけで、ルーズリーフの裏に続きを書いてみました。

基準のこの状態から、
カード織りF

DBを軸とする線でカードをひねるとこうなります。near topとfar bottomが入れ替わります。あと、Sだった1のカードはZ、Zだった2のカードはSになります。したがってその状態で、前1/4回転をする(F-D-F)と左側の状態、後ろ1/4回転をする(F-D-B)と右側の状態になります。
カード織りFDF,FDB

F-D-Fからさらに、前1/4回転(F-D-F-F)、後ろ1/4回転(F-D-F-B)したもの、F-D-Bから更に、前1/4回転(F-D-B-F)、後ろ1/4回転(F-D-B-B)したものがこうなります。
カード織りFDFF,FDFB,FDBF,FDBB

ちなみに対角軸はもう一種類あります。最初の図で言うと、CAを軸とする線でカードをひねることもできるはずですが。
…元出ている青が下に行ってしまうので…、なんかおかしなことになります。多分、ピンクのところが青で置き換わって、次が緑…になってたかな。ないわーって感じだったので、対角軸についてはそれは考えないことに…。
『The Techniques of Tablet Weaving』でも、対角軸は、far topとnear bottomを結ぶ線の物しかありませんでした。

でもまあ、far topとnear bottomを結ぶ線でひねる対角軸ひねりにしても。…ひねりにくいからあまりやりたくないかな…。
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