スピンドルの修理
2022-08-29
teaさん製7gスピンドルが壊れました。
棒が折れて、ヒートン(正確には洋灯吊?)が抜けちゃったんです。
正確には洋灯吊に負荷がかかりすぎて、棒が割れた、のかな。
廃棄…?とも思いましたが、コマが上のスピンドルでこんなに軽いのはほかに持ってないんです。直してキープしておきたい。
最初はボンドかなんかでくっつける方向で検討していたのですが、強度が心配。
ふと「ほかのスピンドルはどうなってるんだ?」と思って見たら、ひつじやさんのスピンドルが棒というかホイールに直接金具がついていました。
なるほどそれもありか!と思って、棒を削り、そこに金具をねじ込みました。

奥にあるのが参考にしたひつじやさんのスピンドル。
これなら、棒は割れないでしょう。
ちなみに棒を削ったので少し軽くなっただろうと思って測ったら、7.65gが7.56gになってました。うん、7gスピンドルという呼び名は変えなくていいようです。
ところで、そんな軽いスピンドルで細い糸を紡いでどうするかというと。市販の細い毛糸が入手できなくなりそうだったので、人形用に細い毛糸を編むには、紡ぐしかないか!?…ってなったんですけど、今は、ITORICOTさんに行けば、極細糸入手できそう!
(と言う以前に、ドールニット全然編めていませんが…)
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ひつじスピンドル
2018-11-10
箕輪先生にお誘いいただいて、11/9~11まで開催のひつじ百貨店に11/10に行ってきましたー。羊ものはふらふらと買ってしまう方ではありますが(笑)、シーピーちゃんとか。
置物系の羊グッズを収集している箕輪先生と異なり、私がふらふら買ってしまうのは大体「使えるもの」です。
(実は結城で買った羊の置物が一個ありますが。だって可愛かったんだもの…。結城だから羊なのに絹なんですが)
というわけで今回の羊イベントでは。
まず買うぜ!と思っていた、ひつじやさんの羊マスキングテープを入手。売り切れていなかった!よかった!
そのほか、風呂敷とかトートバックにも心惹かれましたが、「おお!」と思って購入したのはこちらです。

ひつじが描かれているスピンドル。これは空が紫で月や星が見えているので夕焼け時でしょうか。青空バージョンもありました。
これ、軸の一番奥に水色のところがあるのわかりますか?
この水色の部分は傾けると移動してきます。

ほらほら。

ほらほら!!
ひつじがいるんですよー。
こんなの可愛くて使えて買ってしまいますよ!!
なお、既に毛が付いていますが、ひつじ百貨店で試し紡ぎ用にくださった毛です。現地で試しに紡いで、あと帰り道に電車の待ち時間で紡ぎました(笑)。
そう思って一枚目の写真をまた見ていただくとわかると思うのですが、紡いだ毛が透けて見えています。軸もホイールも透ける素材なんですよ。軸の中は羊だけじゃなくキラキラしたものも移動しますし。なんだかファンタシー。
ちなみにこのスピンドルの重さは26.13gでした。マメ楓スピンドルと同じくらいかな…。なかなかに回しやすい重さです。
2018/11/11追記:箕輪先生がブログで羊が移動する動画をアップしてくださいました⇒11/11のブログ
先生が画像に手を加える必要がないマスク姿の私(笑)。秋の花粉症なんですー。
ローソンのお箸スピンドル
2017-06-16
最近、お昼はローソンで買うことが多いです。で、お弁当を買うとつけてくれる最近のローソンのお箸をみているとつい思うことが。
「スピンドルの軸によさそう」
だって丸いし、先はとがっているし、反対側にはこんな風に溝があるし。

Twitterで呟いたら情報をいただきました。ホットモットの箸も同じような感じだそうです。
さて、使わずに済んだ箸があったので、これは是非試してみたい。
ホイールにするものが何か…と思ったら、家に絵葉書を丸く切ったものがありました。多分以前に絵葉書でスピンドルを自作した時に、余った部分で切っておいたものかと。…10年前ですねえ…。
そこでその丸い紙を職場に持って行き、昼休みに箸を刺してみました。

一気に四つもスピンドルが増えた!(笑)一番右側のスピンドルでは、いま昼休みに職場で紡いでいるブラックウェリッシュマウンテンを紡いでみました。アップにするとこんな感じ。

大分細く紡いでいます。teaさんの講習会でいただいた毛なので、レース用にもらった毛かと頑張って細くしていたのですが。今、講習会の内容を今見たらブラックウェリッシュマウンテンはレース向きじゃないと…。細く紡がなくてよかったのね…。
それはともかく、一応、お箸スピンドルでも紡げました。
が、スピンドルだと片手で回した後、その手を毛の方に持って行って引っ張り出しますよね。このお箸スピンドルだと、回転が悪くてすぐ止まって逆回転をしてしまうんです。一回くらいしか引っ張り出す余裕がないのです。効率が悪い…。
そんなわけで、ホイールを改善できないかなー。要するに長く回せればいいのよね…、と思って「こま よく回る」でネット検索してみたら、このページがヒットしました。よく回るコマをつくろう! 。
ほほう、中心部よりも外周部の方が重くなるようにするのが重要なのか。そういえば私が愛してやまない桜楓スピンドルは外周が重いホイールですね!
というわけで、帰宅後、絵葉書をドーナツ型に切り抜き、貼ってみました。

そして、今度は薔薇染めのコリデールのスライバーを紡いでみました。
比較するために貼る前にも紡いでみましたが、その時はやはり1引っ張り位しかできませんでした。
貼った後のお箸スピンドルでは、4引っ張り位できるようになりました!おお、目に見える効果!
そして紡いだのがこちら。紡げていますよー。

お箸の溝の辺りはこのように引っ掛けています。

太く紡ぐと引っ掛からないかもしれませんが、まあお箸と絵葉書で作るスピンドルだと軽いので、それなりに細いものしか紡がないのではないかと思われます。
そういうわけでローソンのお箸で作ったスピンドルは使えます!外周をもっと重くすることでより改善できるかもしれません。可能性無限大(笑)。
あ、自作スピンドルについては、teaさんのHP・ANGERIQUEをガンガン参考にさせていただいています。
- 参考用語
- か行:コリデール
さ行:スピンドル、スライバー
は行:ブラックウェリッシュマウンテン
teaさん製7gスピンドル
2015-09-30
ワークショップに出たことにより入手したteaさん製のスピンドル。
重さは正確には7.65gでした。上にホイールがあってフックが付いているドロップスピンドルですが、サポートとしても使えるようにしてある、ということで、フックがない方はなめらかな、お箸の先のような状態になっています。
teaさんがサポートスピンドルを回して紡ぐのはとても速くて素晴らしかったのですが。
う、あのなめらかな状態のところから糸を出すのはとても苦手だな私…。
いや、日本の糸車もそういう感じじゃありません?どうも何がどうなって糸にできるのかわからなかったというか、前に、全くできなかったのですよね…。
というわけで、サポートスピンドルとして使う日は来ないかもしれませんが…。
ちなみにトップホイールスピンドルとしては、手持ちの中で一番軽いスピンドルです。
寄木スピンドル
2014-10-22
バイオリン王子作スピンドルを個々にアップしますと言っておいて、アップしていなかったので、アップします第三弾。
これも、円盤を上にも下にもできるよう、軸が2種類ついています。
軸は上部に溝があるので、そこにひっかけて紡げますが、軸の頂上には穴があけてあって、ヒートンをさせるようになっているので、そっちにひっかけても紡げます。
こちらの重さは軸と合わせて54g。軸はどれも6gなので、違う軸にしても同じです。
- 参考用語
- さ行:スピンドル
楓スピンドル
2014-10-21
バイオリン王子作スピンドルを個々にアップしますと言っておいて、アップしていなかったので、アップします第二弾。
これも、円盤を上にも下にもできるよう、軸が2種類ついています。
軸は上部に溝があるので、そこにひっかけて紡げますが、軸の頂上には穴があけてあって、ヒートンをさせるようになっているので、そっちにひっかけても紡げます。
こちらの重さは軸と合わせて61g。私が持っているバイオリン王子作スピンドルの中では、一番重いです。
軸はどれも6gなので、違う軸にしても重さは同じです。
- 参考用語
- さ行:スピンドル
かりんのこぶスピンドル
2014-10-20
そういえば、バイオリン王子作スピンドルを個々にアップしますとか言っておいて、1年もアップしていませんでした。
円盤を上にも下にもできるよう、軸が2種類ついています。
軸は上部に溝があるので、そこにひっかけて紡げますが、軸の頂上には穴があけてあって、ヒートンをさせるようになっているので、そっちにひっかけても紡げます。
こちらの重さは軸と合わせて45g。軸はどれも6gなので、違う軸にしても同じです。
- 参考用語
- さ行:スピンドル
ウメオで買ったもう一つのスピンドル
2014-10-18
うーん、スピンドルの名前を思いつきません。これ材質何なんだろう…。そのうち、あだ名が決まるかと思います。
ウメオで購入したもう一つのスピンドルです。

買ったら原毛をつけてくれたので、会場でちょっと紡ぎました。
アップ写真。

色々な色のがあったのですが、渋好みです(苦笑)。
あと軸が、何かお箸っぽい感じです。
重さは37gです。けっこうどっしり。
- 参考用語
- さ行:スピンドル
金属製スピンドル
2014-10-17
箕輪先生のブログで先に紹介していただいていますが(笑)、ウメオで購入した金属製のスピンドルです。ちなみに先生のブログには「使い心地とか聞き忘れています」とありましたが、使い心地は訊かれました。…でもまだ使ってないから答えられなくて、画像だけ送ったんですね(^^;。
えー、このスピンドルはケース入りでした。

ケースには、http://www.forsbackaull.se/というURLが書いてありました。Jag och mitt ullrikeのnyheterってところに少なくとも2014/10/15現在は載っていて、Silversländanと書いてありますね。
本体はこちら。

アップにするとこちら。お花のようになっています。

重さは19gです。見た目の割に軽いです。
- 参考用語
- さ行:スピンドル
バイオリン王子作スピンドル
2013-11-10
『糸 + 展』には元々行く予定だったのですが、土曜日のお昼に行ったのは、実はお誘いがあったからです。話は『ゆび織りで作る・マフラー&ショール+アルファ展』に行った9/6まで遡るのですが……その時に、箕輪先生と「バイオリン王子は織機は作らないらしい。スピンドルとかはどうだろう」という話をしていたのですね。
で、箕輪先生は9/7に展示会にいらっしゃったバイオリン王子にその話をしてくださったらしいです。
そうしたら、王子は本当に作ってみてくれたそうです。
そういうわけで、「王子が試用して欲しいって言っているけど、11/2のお昼頃に来られませんか?」と箕輪先生から連絡をいただいたのでした。
試用するからには、原毛がいるなあ、と前の週からいそいそとイヌビユで染めたポロワスと啓翁桜で染めたメリノをカーディングして準備。あと、せっかくだから参考資料としてスピンドルを持っていこう!と手持ちの木製スピンドルを全部用意しました。
全部というとこちらになります。

写真上がスピンドルの上。左から軽い順に並べてみました。まあ軽い順と言っても左から4つめのターキッシュスピンドルは羽を変えることで重さが変わるのですが、一応、真ん中の重さの羽をつけたものとして、4番目に配置。
ちなみに左から、7g、16g、17g、24g(ターキッシュ20gの羽をつけた場合。15gの羽をつけると19g、30gの羽をつけると35g)、25g、29g、61g、63g、77g、77gです。
これらを持って、Studio A Weekさんに12:00頃到着。バイオリン王子は13:00から柿渋染めワークショップに出るので、間の1時間でスピンドルの試用をするつもりでした。が。王子、スピンドル5つも試作されていました(笑)。すごい!
しかも、もうすでに色々とよく考えられているんですよ!
せっせと試しに紡いでいきましたが、まあ、箕輪先生や王子や、柿渋染めワークショップにいらした方とお話もしますしね。1時間では5つ全部はとても試せなかった……。大体、感想を満足に王子に伝えないうちに、王子はワークショップに行ってしまった……。ワークショップが終わるまではここにはいられない……(と行っても結局その後箕輪先生とお喋りしたり、ワークショップを見学させていただいたり、本題の!『糸+展』を拝見したりして、14:45位までいたのですが。でも用があったのでそれ以上は無理)、あああ……と思っていたら、箕輪先生曰く「王子は5つとも持って帰っていいっていうつもりでいると思うわよ」。あれ、そうなの??
まあでも、ピンク好きの箕輪先生にピンクの木のスピンドルは残し、他4つとも持っていっちゃうのもどうだろう……と一番重かった黒いスピンドルは残しました。いや、太めの糸を紡ぐのに重いスピンドルだって必要なんですが、なんかちょっと回しにくかったんですよね。重さに比して軸が細かったのかもしれません。
というわけで持ち帰らせていただいたスピンドルがこちら。

一番左:円盤が寄木のもの。軸と合わせて54g。
真ん中:円盤が楓のもの。軸と合わせて61g。
一番右:円盤がかりんのこぶのもの。軸と合わせて45g。
ちなみに軸はどれも一本6gです。
で、写真ではどの円盤にも2本ずつ軸がついています。これ、円盤を上にするための軸と、下にするための軸なんです。どちらのタイプのスピンドルにもなるようになっています。
そして、軸の上側には溝がついていて、糸をそこにひっかけて紡げるようになっているのですが、軸の上側にはヒートン用の穴がついているので、欲しい人はつけることができます。写真では見えませんが、一番右のものには王子が持ってきてくれた(至れり尽くせり!)ヒートンがついています。
どれも軸も円盤も木目が美しくていいです!(あとで、それぞれのアップ写真を追加します)あと、回しながら作ったということで、どれも非常によく回ります。……王子は、原毛も入手して試しつつ作ってくださったようです……。
さて、せっかく試用させていただいたので改善点を言うなら。
・軸の溝 このスピンドルの重さだと、もうちょっと太い糸を紡ぎそうなので、もう少し溝が大きくてもいいかなと思いました。
・ヒートン 同様に、もう少し太い糸を考えて、もう少し大きいヒートンでもいいかも。
・円盤が上になるように使う時 溝だとひっかかりにくいので、最初からヒートンでもいいかもしれません。
・円盤が上になるように使う時 軸の円盤より上の長さはもっと短くていいみたいです。
・円盤が上になるように使う時 軸に巻いた糸は円盤を越えて軸の溝かヒートンに巻きつくわけで、円盤に対して下から上の力がかかるせいか、上から下にはめた円盤が外れやすいようです。まあしっかりはめればいいのかもしれませんが。
今のところ思いつくのはこんなところでしょうか。
円盤を下にして紡ぐ分には、ほとんど問題ないです。軸の太さとのバランスからすると、この3つの中ではカリンのこぶが一番使いやすそうな感じでしょうか。ちなみにピンクの木も回しやすかったです。