天秤式 足踏み織機の使い方講座で織ったもの
2023-06-20
天秤式 足踏み織機の使い方講座では、色糸効果サンプルを織れるよう、経糸が用意されていました。サンプル織り自体は家でやるのですが、一度経糸をかけた後に織る練習はしました。
それがこちら。

上下の白いところは捨て織りです。
下側が平織り。あとは綾織りですが「綾織りはもっとうちこみは緩くていい」とのことで、途中からは緩く打ち込んでいます。…打ち込みを緩くしたらなんだか緯糸の入りも緩いというか、幅が広がってますね…。
何度も経糸を通すし引っ張るしで負荷がかかるから、ということで今回用意された糸はコットンなのですが、大変触り心地がよく、母が気に入って布地を撫でていました…。
(2023/8/8追記)テーブルセンターの経糸始末をしてサイズを測ったついでに、こちらも経糸始末をちゃんとしてサイズを測りました。
長さは15.5cm(房を含まず)、幅は狭いところで29cm、広いところで30cmでした。
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ギャッベ、のようなもの
2017-11-04
100円ショップの木枠を用いて、ギャッベのようなもの。準備してから半月。昼休みに食事をしてからやると、一日2段(結ぶ段のみカウントして)しか織れなかったので、その位かかりました。とりあえず織り上げた時点の画像。…何故足が5本あるのだろう…。しっぽと言い張ろうにも、しっぽは上にありますしね…。

裏を見るとちゃんと4本なんですけどね…。
ワークショップの時は少々間違ってましたが、裏を見る限り今回は間違ってないです。
あ、なお、緯の太糸と細糸はラグ用綿糸の太いのと細いのを使ったのですが、最初ワークショップと同様太糸は2回通したら、この写真で明らかなとおり、あまり詰まらなかったので、途中から太糸一回細糸一回ずつ通しています。色々とワークショップと違っています。…まあいいんです。「ギャッベ、のようなもの」だし。

とにかく、間違ってないからには毛並みを揃えれば4本に戻るはずだ!と揃えました。そしてカットしました。何とか4本になりましたね。あと、見よう見まねでシラゼ(脇の縁飾り)をやってみましたが。うーん先生がやってくださったような太さにはならない…。あれどうやってやるんだろう…。

右に置いた、ワークショップで作ったものと見比べれば明らかですが、やはり横幅がセンチ3より小さくなりました。縦はワークショップのとそんなに変わらないので、ちょっとスマートなヤギになりました。
絨毯感は出たので割と満足しています。100円の木枠だし、これはこのまま飾ろうかなー。
ウールの経糸で織った時の、切り落とした経糸を使って椅子マットを織れないかな、と思っているのですが…、やっぱ、ギャッベ用の糸だからいいというのはあるんでしょうねえ…。なんていうんでしょう、ちょっとかたいというか。こしがあるというか。
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ギャッベのワークショップで織ったもの
2017-10-08
ギャッベ ハネの一日ワークショップで織ったのはこちらです。これは織りきっただけの状態。まだ織り機の上にあります。一応一段織るたびにカットはしたので、それなりにまあまあ絵柄も見えますね。ヤギの図案だそうです。図案はもう一つ、木もありました。どちらか好きな方を織りました。
あと、色は好きに選べたのですが、超地味に織りました。

織り機も見えるように映したのがこちら。織り機単独画像をとっていませんでしたー。

織り機ごと先生に渡して、仕上げは先生にしていただきます。まずはこの状態から鎖を経糸に編みつけて、経糸を止めます。

そのあと、更にカットしていただいて、脇を好きな色二色でかがっていただきます。両脇の縁飾りはシラゼというそうです。
出来上がりはこちら。柄がさらにはっきりしたかな?

うーん、下半身けっこう間違えてるかな…。緯糸を入れるのにけっこう間違えたのは自覚があったんですけどね(苦笑)。
あ、そうか。緯糸の入れ方間違えのせいでずれて見えるのかも。もしかしたら。
なんかそこを間違えると、ちゃんと図案のとおりにならないよ!とおっしゃっていた気がする…(それで、細い緯糸をやる時以外は、ハフは絶対枕木の傍!とかなり注意がとびかっていました。で、私はハフは枕木の傍にあったけど、最初、拾う経糸を間違えてたのでした)。
裏はこんな風になります。

この織り機は本当はトルコ結びをするためのもの、今回のギャッベはペルシア結びだけど、小さいからだったっけな。とにかく緯糸を入れるのが厳しいからこの織り機になってるとか、そんな話がありましたが、メモらなかったので詳細を忘れました…。
織り機が、じゃなく、経糸のかけ方が、だったかもしれない。
ワークショップでない普段のギャッベの学校でも、経糸かけと仕上げは先生がやるそうなんですが、今回は箕輪先生のリクエストで経糸かけを見せてくださったんですよね。で、その時に二種類の経糸のかけ方を見せてくださって、その時に出た話だったかも…。
追記。
今回織ったものは、結び目部分だけでいうと縦11マスなので、経糸22本。出来上がりを測ったら7.5cm位なので、センチ3位でしょうか。先生が織っておられたのはもっと細かいですけどね!
結ばない経糸が両脇に二本ずつあるので、全体としては、経糸26本です。私のは8.5cm位かな。
縦は結び目部分だけで8cm位。平織りとか鎖編みとかを入れると9cmかな。縦は多分28段結びました。
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二重織りの復習
2016-10-30
せっかくヤノフ村の二重織りのWSを受けてきたので、この機会に二重織りでピックアップで絵柄を出すものの復習をしましょう、と、色々引っ張り出しました。まず、教室で教わった「ピックアップ」は、『ハンドウィービング―手織りの実習』の「二重織り」に「模様を出す織り方」として掲載されているやり方でした。
経糸の筬通しは、表面の糸と裏面の糸を一本ずつの丸羽。綜絖通しは表の糸、裏の糸、表の糸、裏の糸、、、で、1,2,3,4の順通し。
織り方は、柄をすくう、一段織る、柄を抑える、一段織る、、、でした。しかも柄をすくったり、抑えたりした時に、平板を筬と綜絖の後ろに入れ直します。けっこう手間かかります。
さて、まだ織っていませんが、飼ってある、スタジオビスビーさんのフィン織りのテキストを見ると。
筬通しは表面の糸と裏面の糸を一本ずつの丸羽。でも、綜絖通しは、表の糸、表の糸、裏の糸、裏の糸、、、で、1,2,3,4の順通しです。
織り方は、柄をすくう、二段織る、柄をすくう、二段織る、、、です。柄をすくう時に平板を筬と綜絖の後ろに入れ直すのは、教室で習ったのと同じですが、すくうのが二段ごとなので、ちょっと楽そう。
ちなみに、教室で習ったやつだと「柄をすくう」と「柄をおさえる」なのは、ろくろ式なせいかと思うので、その辺はここでは無視。
ヤノフ村の二重織りは、筬通しが表面の糸2本、裏面の糸2本の丸羽。綜絖通しは、表の糸、表の糸、裏の糸、裏の糸、、、で、1,2,3,4の順通し。
織り方は、フィン織りと同様、柄をすくう、二段織る、柄をすくう、二段織る、、、で、一往復ずつなうえ、柄をすくった板(WSでは編み棒でした)を後ろに入れ直さずに、一緒に打ち込む!ので、フィン織りよりさらに楽!
まあ、フィン織りも、色々やり方があるのかもしれないので、手元にあるテキストでの織り方の差異の話でしかありませんが。
さて、ヤノフ村の二重織り、楽しかったので、自分で図案を起こせるようにと、いただいたテキストを元に升目をせっせと埋めてみたのですが。
緯糸は図で表現できるのですが、経糸の表現が難しい…。白の経糸が表に出てくるおかげで縦線が成り立っているところがあるのですが、緯糸だけ表現した図だと、当然その縦線がなくなっちゃうんですよ。
よくわからなかったので、一回家の織機で織ってみました。
糸を探したところ、昔から家にある毛糸が、ちょっと細いですが何色かあったので、これを使うことにしました。
昔からというのは、私が買ったんじゃないものということで、多分、母が機械編みを習っていた頃に買った毛糸なんじゃないかと思うのですが…。すると、私が生まれたころの毛糸ですかね…。
ちょっと細いので、筬は5/cmにしました。ところで、古い毛糸だけあって…けっこう傷んでいたようで、途中で経糸が何か所か切れました…。絵がおかしくなったのは、そのせいもある、ということで…。
まあ、しかし、いただいた図案通りには織れました。や、ところどころ間違えていますが。左右は今度は間違えていません。

経糸か緯糸かがわかりやすいように、色糸の経糸と緯糸は色を変えました。
…実は白糸の経糸と緯糸も違う糸にしたのですが、色の差異がほとんどなく、見てもわかりません…。

図案だと、左下の草でいうと、真ん中の茎がないんですよねー。織ると出てくる。うーん。
悩みつつも、経糸が余ったので、スピニングパーティーで購入したこのヤノフ村の織り物を参考に

(ほとんど参考にしていない…)なんか織ってみました。
やはり縦線がよくわからず、おかしな足に。そして嘴を付け忘れたのですが、たまたまその辺りで茶色の緯糸が長く出ているので、何となく嘴っぽい、という、、、。
そして、右上の四角は拾う幅を間違えました。

あと、最初の四角形の頭がギザギザになって「おお、これが箕輪先生がおっしゃっていたギザギザかー!」と思いました。
まあでも鳥の背中の辺りはちゃんと、平らにできました。

そして、縦横の色を変えて数えやすくしたのですが、やはり、図案上で経糸を表現することができずにいます。白糸…たぶんこれ、半分ずれた位のところに出てるんですよね??
うーん…。解決は、来年出るという、ヤノフ村の織りの本待ちにしちゃうかなあ…。
- 経糸総本数
- 90本
- 整経長
- 110cm(もっと織れそうでしたが、経糸の切れっぷりに心が折れて途中でやめたので、110cmも要らなかった感じです)
- 通し幅
- 9cm
- 筬目
- 5目/cm
- 使用織り機
- ハンディールーム 600
- 作成期間
- 2016/10/30
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2010年のセミナーの宿題
2015-03-16
2010年に「リビングアート手織倶楽部全国セミナー」に参加しました。説明を聞いて、試し用の糸をくださって、「忘れないうちに家で試してね!」と言われた手法があったのですが。
5年も経ってしまいました(苦笑)。
いただいたテキストには2011年とあるのですが、2010年のはず。
ちなみに箕輪先生と初めてお話した時です。そう思うと、まだ5年しか経っていないのか、という気もします。だって去年旅行までご一緒しちゃいましたよ(笑)。
さて2010年のセミナーのテーマは「工夫」で、宿題になっていたのは「太糸マジック」です。
えー、出来上がりはこちら。経糸を二度かけて、3つずつパターンを試しています。糸始末がまだなので、ちょっと見苦しい状態となっています。

写真の手前の左から、1.コイリング、2.ツイスト、3.ピックアップ。
奥の左から、4.綾織り、5.ハックレース、6.ななこ、です。
カメラをクローズアップが得意なやつにしたので、一個ずつご紹介します。なおもっと近寄れるんですよ。組織をもっと細かく見たいもののときに活躍するのではないかと!
1.コイリング。アップで見ても、ぷっくら具合が可愛いですね。

1,2,3で、経糸を70cmでかけるのですが、「(70cm)でコースターサイズで切り離せるように織(れる)」とあったので、ならコースターにしようかなと、2との間に隙間を空けました。
しかし考えてみたら、コイリングです。次もツイストです。でっぱるのです。コースターには不向きなのではないでしょうか。というわけで、2,3の間はくっつけて織りました…。
あと、コイリングが最初の織りだったわけですが、白糸はちょっと伸びる糸(フエルトヤーン)だったので、水色のリネン糸と比べて、経糸の張り具合が違っていたようです。まっすぐ織れませんで、ちょっと歪んでいます。
2.ツイスト。経糸の張りを直しました。1の平織りのすかすか具合と比べるとちゃんと詰まっていることがわかるかと思います。

これ、渡しておいた緯糸の間をシャトルでくぐらせるんですが。…つまりシャトルが細くないとくぐらないですよねー。うちのシャトルはくぐれませんでした(苦笑)。糸状態にして渡しました(^^;。
3.ピックアップ。

この課題では真ん中の経糸を一本白糸に変えるのですが。真ん中ということは11本目ね、と思って、経糸を張る時にちゃんと、後から外せるように結んでおいたのですが。…一本ずれていたらしく、糸を切ったら結んでいない糸でした。幸い、隣の結んであった糸に結んで事なきを得ましたが。
変えた経糸は、張るわけではなく、浮かしておいて、渡した白糸を引っ張り上げるのですが。ひっぱりあげる以外の場所ではこの糸はどうしたらいいのかが、テキストの文面ではよくわかりませんでした。写真を見て多分張ってあるとして扱うのだろう、と考えて、写真のようにしてみました。
写真だと左右対称じゃないのが変な感じ。と思って、テキストをよくよく見たら、脇の白糸は表に出ていました。つまり白糸がつながっているのね、とわかる感じです。むう、その方が左右対称じゃないと思わなくて済むなあ…。
さて、改めて経糸を張って、残りの3パターンに挑戦。ちなみにこちらは経糸を何センチ張るのかテキストに記述がありませんでしたが、同じく3枚織るんだから、70cmで大丈夫だろうと、70cm張りました。
4,5,6はぷっくらするわけではないので、コースターにできるわね!と思って、一枚ずつ切り離せるようにしました。
4.綾織り。

すくって綾織りです。空羽の作り方で、すくいやすくできますよ、というパターン、ですかね。
空羽を作ったとはいえ、このフエルトヤーンで5/cmのソウコウはちょっときついですね。ソウコウで緯糸を打ち込むと経糸が歪むので、4,5,6の打ち込みは咲きおりのホルダー(くし代わり)でやりました。
5.ハックレース。

うーん、多分間違ってないんじゃないかな、と思います。
6.ななこ織り。

くっきりはっきり模様が出ていい感じですね。
黄八丈体験で織った敷物
2009-04-07
黄八丈体験で織ってきたものです。
もうちょっとアップ。

両脇・房の始末はお店の方です。
ばっちり折り目がついているのは、郵便書簡に三つ折にして送ってきて下さったからです。郵便書簡という辺りにとても親近感を覚えました(笑)。
織り機にあった時より輝いている(黄色が金色!)ように見えるのは……何か処理をしたせいでしょうか。単に部屋の明るさの関係??
- 出来上がりサイズ
- 幅13cm×長さ14.5cm(房含まず)
- 作成期間
- 2009/3/28
もうちょっとデザインを考えて織ればよかったなーと織っている最中から後悔してました。同じパターンだけではつまらないと、中に太い縞を入れたのですが、どうも浮いています。
そして黄八丈らしさを追求するなら特にこの経糸ならグレイの緯糸は使わない方がよかったかしら、と思います。
ちなみにこだわり派の友人は綾織りにも挑戦していましたが、私は挑戦してみたものの途中で「……ん?」とわからなくなったため(覚えている手順と教えられた手順が異なっていたため、かえって混乱したようです)、戻して、平織りだけにしました。
……戻す手順とかはさすがに慣れたものだったのですがねえ(苦笑)。
8枚綜絖組織織り
2007-02-18
「10周年記念:編む・織る・紡ぐワークショップ交歓会」で織ってきたサンプルです。まずは縮絨前、ワッフル織り部分。

縮絨前、ひし形斜文部分。

縮絨前、山形斜文部分。

17日に家でせっせと縮絨しました。15日に他の方がやってらしたほどうまくできなかったのですが……。
縮絨後、ワッフル織り部分。

縮絨後、ひし形斜文部分。

縮絨後、山形斜文部分。

縮絨前は18×65cm(房を含まず)。縮絨後は15×61cmでした。ワッフル織り部分は12.5cm位。
一応縮んでます。そして、糸もふくらんではいるのですが、絡みが少ないよなあと思います。何が悪いんでしょう?
- 参考用語
- さ行:縮絨
は行:ひし形斜文
や行:山形斜文
わ行:ワッフル織り
指で織るTAANIKO
2005-09-11
東京スピニングパーティのレクチャーの一つ「指で織るTAANIKO/マオリ族の模様」に参加してきました。指で織るって一体何?と思ったので参加したのですが、なんというか……筏を作るような。
ちなみに本物の経糸はもっと細いものだそうです。この経糸(白いやつ)はフエルトの棒状のものです。

ちなみにうまい人はもっときれいに作っておられました。これは私が作ったやつなのでこの程度。
- 参考用語
- た行:経糸
タピストリーウィービング
2005-09-11
東京スピニングパーティの特別ワークショップの一つ、「タピストリーウィービング綴れ織りの基礎」に参加しました。参加費が木枠と材料込みだったのですが、このような講習でやるからには小さい方の木枠だろうと思っていたのです。しかし親切なことに「大して値段は変わらないから今後作るためには大きい方が」と、大きい木枠を用意してくださってました。
そんなわけで大きい木枠で小さいサンプルを作成。

技法は、さほど、教室で習ったのと違うわけではないですね。
経糸密度は同じものしか作れないのかと思ったら、糸で調整可能のようなことを(多分)おっしゃってました。
なるほど、そのやりかたなら、『てぬのほそみち』にあったように、かごで織物をするとしても、「粗い目のかごしかなーい」と嘆かなくてもいいなあ、と思いました。
ちなみに糸で調整するとは多分『木枠で手織り』に載っている、「チェーンをつける」ってことかなと勝手に思っています。
そんなわけで、我が家には木枠という織り機が一台増えました。
- 参考用語
- か行:木枠
た行:経糸、綴れ織り