fc2ブログ

またまた拾ってヤノフ村

 2019-02-09
日曜日に、咲きおりで「拾いまくってヤノフ村の二重織りをする」という無謀なことをしたのですが。
まあ一応、やりながら殴り書きでメモはちょびっとしていたんですよ。

で、「もうやらないとは思うけど、一応メモをちゃんと書き直しておくか」と思ったら。
殴り書きを見ても全然わからない(笑)。まだ一週間経ってないのに(笑)。

もう織ったものは咲きおりから外してあったんですが…
うーん、やってみないとわからない…と、また咲きおりに戻しました(笑)。ずぼらにも経糸始末をしていなかったのでできること(苦笑)。良い子は真似をしないでください。
咲きおりに戻した

そして織っていくうちに。前回は最後の方なんてとにかく組織図を見ながら経糸が上に来るところを拾いまくっていたのですが。
「あれ、これをこうして、、、棒をもう一本入れたら…おお、できた」
と、何段目かで気が付きました。
それで、せっかくなので図の横に打ち、それを見ながら織ってみました。
二つ目織ってみた

当然上の方が今回織ったやつなのですが、なんだか身が引き締まったなあ…。
二つ目織ってみたののアップ

しかし、今回のも「しまった経糸が浮いている」などの間違いがあります…。
で、でもまあ、やり方はわかりましたよ、多分。
そしてA4にびっちり位メモったんだから、万が一この先またやる気になったとしても、思い出せるでしょう、多分…。
スポンサーサイト



カテゴリ : その他 トラックバック(-) コメント(2)

拾いまくってヤノフ村

 2019-02-04
先日、「拾えば咲きおりでもできるでしょ」ってヤノフ村の本を買っていた人がいた、という話を聞きました。
その時に「えー、拾えば何でもできるにしても、あの本の図案だと、どこを拾ったらいいのかわからないのでは…」と思いました。
が。

当時もう、違う図案でヤノフ村の二重織りを織っていたので、自分の図案でだったら、拾えるかしら??と思ってしまいました。
そういうわけで試してみました。
イノシシの図案から「9」だけを抜き出しました。
9の絵柄
これを先日作ったマクロでえいっと組織図に変換。ものが咲きおりなので、どっちでもいいのですが、レバー式用の組織図で作ってます。
9の組織図
経糸を張って。
むー、ここがこうだからこうしてこれを拾って…と格闘することしばらく。
咲きおりでヤノフ村
多少間違いもありそうですが、一応織れているのでは…。
咲きおりでヤノフ村アップ

いやでも根性が足りないので、私はこれ以上大きなものはやらないでしょう…。
二重織りは4枚綜絖以上の織機でやります(苦笑)。

カテゴリ : その他 トラックバック(-) コメント(0)

タリフさんの糸でのオーバーショットの服地サンプル

 2016-03-14
モコもじオリーナのAmazonさんのレビューを見たら、「使えない!」という否定的なレビューを多くみかけたので「えーこんなに遊べるのに遊べるのに!」…と思わず、色々試すのに走っていましたが。
別に2/cmの太い糸のものばっかり織っていたわけではありません(^^;。
オーバーショット服地サンプル黄色洗う前
この位の細い糸のものもろくろ式にかかっていて、並行して織っていました。って比較対象がないと細いかどうかわからないですね。10/cmです。

アップ画像はこちら。
オーバーショット服地サンプル黄色洗う前アップ

オーバーショットの服地サンプルです。
オーバーショット、好きなのですが、地の糸と模様の糸との組み合わせに悩みがちでした。
最初にサンプルで織った糸の組み合わせは気に入っていましたが、地の糸がそもそもワゴンセールだった糸。
次のサンプル織り(最終的にペンケースになった)も気に入っていますが、既に廃番…。
どんな組み合わせで織ったらいいのだろう、、、と思っていた頃に『The Handweaver's Pattern Directory』を購入。この本のオーバーショットのサンプルに使用されている糸は、地が2/16、模様が3×2/16なんです。

「そっか、同じ糸でもいいのか!」
と思ったので、タリフさんの単糸と双糸でオーバーショットを織ってみることにしたのでした。まあ3倍ではなく、双糸ですが…。
サンプルなので手持ちの糸で済ませたので、単糸はクリーム色、双糸は黄色。
一部織り間違えもありますが…(^^;、まあ服地としては悪くないかなと思います。

ところでさっきの写真2枚は洗う前のものですが、洗ったあとはこちら。
オーバーショット服地サンプル黄色洗った後

オーバーショット服地サンプル黄色洗った後アップ
大差ないような気が…。
やはり模様の糸はもうちょっと太い方がいいのか、それとも10/cmより緩くするべきだったでしょうか。

そして、織ったのはここ数カ月なのですが、実は整経したのは随分大昔です。何ていったって整経したのを忘れていて「あれ、この経糸なんだっけ。綿糸かなあ」と思っていた位です…。いや、クリームのSuperSoftの単糸が、綿糸に見えたんですよ…。
確か千鳥格子の服地サンプルの整経をしたのと一緒に整経したので、2012年の9月?

いやもう私は…まとめて何種類も整経したり、何作品か分にするぞ!と言って何メートルも整経したりしちゃいけない性格なんじゃないでしょうかね…。
(実は、2012年の9月に整経したと思われる糸がまだある…)

織り上がりサイズ
10.5cm×(38.5+平織り2.5cm)。(房を含まず) もうちょっとは織れましたが、板杼に巻いてあった緯糸がちょうど終わったので終わりにしました。
仕上がりサイズ
10cm×(37.5cm+平織り2.5cm)。ほんの少しは縮まったようです。
経糸総本数
100本
整経長
110cm
通し幅
10cm
筬目
5目/cm 丸羽
使用した糸
経糸:タリフさん SuperSoft単糸(1/11.3番手) Cream
緯糸:SuperSoft単糸(1/11.3番手) Creamと双糸(2/11.3番手)多分No.43
使用織り機
アジャカ4枚綜絖織機
作成期間
2012/9頃整経。織ったのは…2016/1~3?
参考書籍
『The Handweaver's Pattern Directory』



参考用語
あ行:オーバーショット、筬、筬目
さ行:整経、整経長、綜絖、双糸
た行:単糸、千鳥格子、経糸、通し幅
は行:杼
ら行:ろくろ式
や行:緯糸


ところでこのサンプル布は何に使いましょう。黄色いので財布でも作りますかね。いや金運が上がるとか言うじゃないですか(笑)。
カテゴリ : その他 トラックバック(-) コメント(6)

インコ織りその他

 2015-12-20
試していたインコ織り、終わりにしました。
インコ織り

何羽か分織るつもりで経糸を用意していたのですが、姉は同居しているわけではないのでそうしょっちゅう描いてもらうわけにもいかず。大体経糸が白いのは失敗だったなと思っていたところなので、白でそれ以上やるのもいまいちで。
姉に「もっと描く?」と訊いたら、「終わりでいいやー」と言われたので、残りを織りきって終わりにしました。

残りの緯糸は何を入れようか考えたのですが。これまでの経糸の残りとかがあったので、せっせとはさみこみました。

インコ織りの残り部分
最初の水色が2010年セミナー宿題のオススメリネン
次がカード織りのストラップの糸ですが、「お、トリコロールカラーがある」と思ったので、赤白青を先に織りました。そのあと茶と紺でしましま。
なお、トリコロールカラーは「青白赤」でしたが、まあ逆にすれば青白赤で使えるからいいということで…。
次はユザワヤ定番の織り用綿糸・カナガワ(株) 手織り 綿10/6番手(しかし今はもう売っていないらしい)です。これも「あれまたトリコロールカラーが…」と思ったので、まず赤白青、そのあと水色とか白とか。もっとも白はそれぞれの柄の間とかにも使っています。経糸がこの白なので。
最後に、安かった時に買ったので沢山あってリップスマットとかに使っている、ルーバフォルコット(EX)です。

まあ、何かにはなるのではないでしょうか…。そういう布がいっぱいありますが…。
カテゴリ : その他 トラックバック(-) コメント(0)

よろけ縞のサンプル

 2015-03-18
Studio A Weekさんの「よろけ縞のマフラー」キットは、最初にサンプル織りをしましょうということになっています。それでサンプル織りをしました。

そもそもこのキットは、よろけ筬がなくても、オープンリードの織機を使うことで、よろけができますよ、というものです。購入したのは…ええとずいぶん昔です。よろけ筬には興味があったものの、筬自体はきっと買わないだろうと思っていたので、咲きおりでよろけができるならやってみたい!と思ったのです。

そんなわけでサンプルはこんな感じになりました。
まあよろけてはいます。この全体写真ではわかりづらいですかね。
DSC00020.jpg

左側をちょっとアップにしました。これは織り始めの方。よろけていますが、ほとんど経糸が見えません。テキストでは経糸が見えているので、これは打ち込みが強すぎるんだろう、と、後半では打ち込みを控えめにしました。
DSC00021.jpg

それがこちら。若干経糸が見えているかと思います。
DSC00022.jpg

ところでこの緯糸のファンシーヤーンが大変触り心地がいいです。アルパカか?という感じ。母がこのサンプルを気に入ったので、衿にでもできれば、と思ったのですが、衿にするには若干長さが足りません。もうちょっと長くサンプル織りをすればよかった…。

2013/8/5 初ヂャンティ織り

 2013-08-10
※ 8/6頃に出先でポメラを使って書いたものを、8/10に家のPCからアップしています。

手工芸三昧・第二弾は、これもやはり興味はあって道具は買ってあったものの、やっていなかったものです。ヂャンティ織り。

糸はハスの糸・「茄糸」です。
2009年の東京スピニングパーティで、大賀ハスの糸というのを見かけて買ってしまってあったのです。千葉市民なので、大賀ハスには反応してしまうのです。(大賀ハスは千葉市で発見された古代ハスです)

ですが、レアものなので勿体無くて使っていませんでした。ヂャンティ織りなら無駄にするところが少ないのでいいかなと思って、今回、登場とあいなりました。

参考にしたのは、ヂャンティ織り機付属の冊子と、こちらの本。
ヂヤンテイ織りのモチーフつなぎヂヤンテイ織りのモチーフつなぎ

by G-Tools


モチーフつなぎの本を参考にしておきながらなんですが、作るつもりだったのは、コースターです。
で、ヂャンティ織り機の一番大きいのを出したら、ちょっと大きいような気がして、小さい方で作りました。
……大きい方は10センチ角。小さい方は7センチ角だそうです。と聞いただけでわかる方にはわかるでしょうが、7センチ角ではコースターとしては小さすぎました…。なぜ作る前は7センチ角でいいと思ったのか、不思議です…。

出来上がりはこちら。
DSCN3295.jpg

コースターには小さかったので、もしかして今後モチーフつなぎをするかもしれないと思い、始末はしていません…。さしあたってサンプル扱いにしておきます。

ハスの糸は、玉の状態で見て思っていたより、太さがてんでバラバラでした。針の穴に通る程度だったので特に問題はありませんが…。というか味ですよね、味。
あと、相当、きつく引っ張ったりしたのに、全く切れませんでした。かなり丈夫な糸ですね。

で、ヂャンティ織りですが、相当きつく引っ張ったせいで、指が痛くなりました…。でもヂャンティ織りの先人に聞いたところ、ヂャンティ織りはゆるめに張るのがコツだそう。きっつきつに張ってしまいましたよ…。

ところで、説明書と本の、ヂャンティ織りの織り方ですが、ちょっと絵がわかりづらいんじゃないかなあ…と思いました。前に張った糸の上なのか下なのかが、わかりづらいんですよ。一応、織れたようなので、間違えはしなかったようですが…。

服地サンプル 杉綾

 2012-11-05
千鳥格子のサンプルに続いて、杉綾のサンプルを織っていました。
img823_DSCN2906.jpg

右の方に白い部分があるのは、意図して、強く打ち込んでみたからです。

アップ。
img824_DSCN2908.jpg

あまり見た目には変わりありませんが、洗った後。
img825_DSCN2914.jpg

そのアップ。
img826_DSCN2915.jpg

下に記したとおり、糸は数年前に購入したポンタさんの紡績糸なのですが。経糸が途中で切れまくりました。服地にするのは無理なのではと思ったほど。
色々工夫して、一時切れなくなったので、やっぱり服地にしようかなーと思ったのですが、最後のほうはやはりブチブチ切れ、まだ経糸はあったけれども織るのをやめました……。

しかりやはりこの色合いの杉綾はいい!というわけで葛藤中。

果たしてこの糸は今後どうしたらいいでしょうか。
・このまま頑張って服地を織る
・2,3本撚り合わせて、マフラーかなんかを織る
・ちょっと追撚して服地に使う
・その他


織り上がりサイズ
10cm×49cm。(房を含まず)
仕上がりサイズ
9.3cm×46cm。ほんの少しは縮まったようです。
経糸総本数
60本
整経長
110cm
通し幅
10cm
筬目
6目/cm 片羽
経糸に使用した糸
ポンタさんの紡績糸。チェビオットの茶色
緯糸に使用した糸
ポンタさんの紡績糸。チェビオットの白
使用織り機
アジャカ4枚綜絖織機
作成期間
2012/10~11月
参考書籍
『手織り大全』

服地サンプル 千鳥格子

 2012-10-07
前に作り始めたと書いた服地サンプル、9/25頃に織りあがりました。
img803_DSCN2843.jpg

なかなか渋い感じのチェックになったと自画自賛。

img804_DSCN2845.jpg

織り目がしっかり見えるように撮影。ちょっと色は違ってしまいましたが。

img805_DSCN2848.jpg

更に、スケスケなのがわかるように、浮かして撮影。

この時点でスケスケでも、洗って油がとれてふっくらすれば、目が詰まる筈!
だったのですが……。

10/6に洗って……10/7にスチームアイロンをかけた結果がこちら。
img806_DSCN2867.jpg

うーん、あまり目が詰まっていないような。

img807_DSCN2870.jpg

浮かしてみましたが、まだまだ透けますしね。

以下のデータにも思ったほど縮まらなかったことが表れています。

織り上がりサイズ
10cm×49cm。(房を含まず)
仕上がりサイズ
9.5cm×46cm。ほんの少しは縮まったようです。
経糸総本数
100本
整経長
110cm
通し幅
10cm
筬目
5目/cm 丸羽
使用した糸
タリフさん チェビオット単糸(7.4番手) 色はC031とC032かな……。
使用織り機
アジャカ4枚綜絖織機
作成期間
2012/9/21~10/6(織っていたのは、2,3日)
参考書籍
タリフさんのチェックデザイン講習会のテキスト
『手織り大全』


うーん、本当に服地を作りたかったら、工場にお願いすべきですかねえ……(タリフさんにはそう勧められました)。

参考用語
あ行:筬目
さ行:整経
た行:千鳥格子、通し幅

補助ソウコウ サンプル

 2011-07-21
昔々、サンプルを織ろうと思って、咲きおりに経糸をはりました。
昔って……2010/2/14です。
それから約1.5年。ようやく織りきりました。

いやーあんまり長くて途中で飽きちゃったりしましてね……。

何のサンプルを織っていたかと言うと、途中にも一度書きましたが、補助ソウコウのサンプルです。
補助ソウコウにより、ロクロ式4枚綜絖の順通しで言うところの、1,2、2,3、3,4、4,1の踏みが可能になったようなものなので、これに平織りの1,3、2,4を加えて、六種類の踏みでできる組織なら織れる!と思ったわけです。

そんなわけで、『The Handweaver's Pattern Directory』に載っていて、順通しで、1,2、2,3、3,4、4,1、1,3、2,4の踏みで出来るものを片っ端から織っていきました。
とはいえ、最初に経糸を一色で用意してしまったので、更に「経糸が一色のもの」という条件も加わります。

出来上がったのはこんなものです。
DSCN2068.jpg
まずは全体図。家の廊下に広げてみました。3m59cmありました。
DSCN2080.jpg

以下、アップで。ちなみに織った順に並んでいるので、織っている時には上下逆に見ていました。

上『The Handweaver's Pattern Directory』p29 Twill 2/2 経糸と緯糸に違う色を使用。一部色が濃いのは、置き方の都合で濃く写った、ようにも見えますがそうではなくて、打ち込みの都合です(^^;。

下 p30 Tabby 緯糸に経糸と同じ色と違う色を一本交互に使用。この後、経糸の不足を懸念して、Tabbyのサンプルは省くことにしました。
DSCN2081.jpg
上 p32 2/2 Twill S diagonal. 経糸と緯糸に違う色を使用。
下 p32 2/2 Twill Vertical zigzag over 6 picks
DSCN2082.jpg

上 p32 2/2 Twill Uneven vertical zigzag
下 p33 2/2 Twill Z diagonal. 4本に1本の緯糸が経糸と違う色。
DSCN2083.jpg
上 p33 2/2 Twill Extended zigzag over 14 picks. 経糸と緯糸に違う色を使用。
下 p33 2/2 Twill M and W pattern. 経糸と緯糸に違う色を使用。
DSCN2084.jpg

上 p34 2/2 Twill Horizontal herringbone. 経糸と緯糸に違う色を使用。
下 p34 Twill 2/2 Broken 2/2 twill 経糸と緯糸に違う色を使用。
DSCN2085.jpg
上 p34 2/2 Twill Straight twill woven on opposites. 画像ではわかりにくいですが、経糸と違う2色を緯糸に使用。
下 p34 2/2 Twill Hopsack. 経糸と緯糸に違う色を使用。
DSCN2086.jpg
上 p35 2/2 Twill Hopsack 経糸と違う色2色を緯糸に使用。
下 p35 2/2 Twill Horizontal Bell Celtic. 経糸と緯糸に違う色を使用。
DSCN2087.jpg
上 p40 Tabby and 2/2 High Twill. Straight 2/2 Twill. 経糸と違う色を緯糸に使用。斜線が本と逆に出ているような……。
下 p40 Tabby and 2/2 High Twill. Point 2/2 twill. 経糸と違う色を緯糸に使用。これも斜線が本と逆に出ているような……。
DSCN2088.jpg
上 p40 Tabby and 2/2 High Twill. Herringbone 2/2. 緯糸に経糸と違う色を使用。
下 p43 Tabby and Twills. Monk's Belt. 経糸と異なる2色を緯糸に使用。もっと打ち込んだ方がよさそう。
DSCN2089.jpg
上 p43 Tabby and Twills. 緯糸に経糸と同じ色と違う色の2色を使用。
下 p45 Tabby and Twills. Broken 2/2 twill with tabby.緯糸に経糸と違う色を使用。
DSCN2090.jpg
上下とも p46 Hopsack. 上は緯糸が経糸と違う色1色。下は経糸と違う色2色。
DSCN2096.jpg

上 p46 Hopsack. 緯糸に経糸と違う色2色を使用。
下 p237 Weft Face. この頁のWeft Faceのうち2種類織れる見込みですが、打ち込みが弱くてうまくいかなかったため、1種類をちょっと織っただけで断念。
DSCN2097.jpg
経糸が余ったので、特に補助ソウコウは必要ないですが、ほかの織り方にも挑戦。
上 p238の、Twining, Loops, and Smack.この辺は昔教室でもやったなーと思い、『ハンドウィービング―手織りの実習』も参考にしました。
下 p241 Dukagang. 但し、どうせドカゴングなら『木枠で手織り―スウェーデンスタイルで始めましょう』に載っていた模様を織ってみよう!と思って織っているのはそっちの模様。ちなみにドカゴングは通常裏を見て織るようですが、今まで表だったのに突然裏になるのはどうよと思い、無理やりこちらがわが表になるように織りました。したがって裏が……若干間違いが……。
DSCN2098.jpg
まだ経糸が余っていたので、平織りをしました。
上 p29 Tabby. 緯糸に経糸と違う色を使用。
下 p31 Tabby. 緯糸に、経糸と違う色を2色使用。
DSCN2099.jpg
思い立って、裂き布でコースターにしようと思って幅を少し減らして平織りしました。
最初の一枚の、緯糸にした布は、以前に『裂き布に撚りをかける』で撚りをかけてみた布です。
残り三枚は、前にボロになったハンカチを裂いておいた布です。……物持ちいいなあ……。

そんなわけで、咲きおり等の平織りしかできない織り機でも、補助ソウコウで色々な織り方ができますよ!というサンプルでした。
このうえ、経糸を2色とかにするとますます色々なことができます。
ただ、補助ソウコウの幅が狭いので、織れる幅が23cm程度です。
(この辺の詳細は箕輪先生のブログをご参照下さい)
大もあるにはありますが、中でもけっこう、経糸に合わせるのにズレましたから、大だとかなり大変なのでは、という気がします。
……まあ、どのみち補助ソウコウ、中も大ももう完売しておりますので、これから入手されるのはけっこう難しいですが。
(要は絵織亜のソウコウなので、絵織亜を買えばついてきますが)

ところで、この長ったらしいサンプル、単にサンプルとして置いておくのもつまらないので、何か形にしたいのですが、何にしたらいいですかね。バッグとかかな……。

咲きおりでリップスマット

 2009-07-19
じぇんねさんがリップス織りをなさった時に、リジットヘドルでリップス織りはできるか?と語り合いました。結果として「模様は限定されるけど、織れますね。でも、経糸密度があまり細くできないから、経糸が難しいですね」という話になりました。
「じゃあ試してみるか~」と、我が家の咲きおりで織ることにしてみました。
経糸は、これまで咲きおりで織った中で一番太かったろう、ルーバフォルコット(EX)二本取り。緯糸にする綿の布は、畝の幅を出すために太い方がいいよね……と悩んだ結果、2cm幅の綿の布を外表で二枚重ねる、というのは本に書いてある通りにして、生地を厚めの物を選びました。愛用していた厚地の男物コットンシャツです。
img487_DSCN1202.jpg

それと細い緯糸の方は、ルーバフォルコット(EX)一本どりでもいいかと思いつつ、念のためもっと細い糸にしてみました。服地織る時に使ったものです。

結果として出来上がりはこうなりました。比較対象にスプーンを置いてみました。
img485_DSCN1192.jpg

アップ。比較対象にメジャーを置いてみました。
img486_DSCN1195.jpg

何とか、畝織りには見えるのではないかと思います。
ちなみにサンプルと言いつつも「鍋敷きにでもしよう」と思って、写真の右から14畝分を織りました。この時点で終わればほぼ正方形だったのですが、半端に経糸が余っていたので、結局残りも織って長方形になりました。しかも14畝分だったら対称だったのに、長方形にしたら間違えてところどころ3畝になったみたいですね(苦笑)。
……これ何に使ったらいいでしょうか。長めだけどやはり鍋敷きしかないでしょうか。


仕上がりサイズ
15.3cm×25.3cm。(房や、横にはみ出ている布地部分を含まず)
経糸総本数
82本
整経長
適当。大体80cm位。
通し幅
16cm
筬目
5目/cm
使用した糸
経糸 ルーバフォルコット(EX) 108(水色)、117(紺) を二本取り
緯糸 水色と白の男物厚地綿シャツを2cm幅に切ったものを外表に2枚重ね合わせて使用。後ろ身頃の3/4位で足りました。
   綿20/3番手 色C11(青)
使用織り機
クロバー咲きおり
作成期間
2009/7/17
参考書籍
『The Big Book of Weaving』
『Rep Weave and Beyond』


ところで実は織り始める前に、おり絵さんの手織り工房<別館>で咲きおりでリップスマットに挑戦されていることに気がつき、咲きおりで織れることは確認できたのですが。まあせっかく準備したので織ってみたのでした。

参考用語
あ行:筬目
さ行:整経
た行:経糸、通し幅
や行:緯糸
ら行:リジットヘドル、リップスマット織り

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫ 次ページへ ≫