パスケースの紐
2022-01-13
昨日、「19日までに出来上がるかな」とか言っていたのですが。できてしまいました。ながら作業ができるのって強いですね…。水曜日に東大王の特番、木曜日にプレバトの特番を見ながらやっていたら組み切りました。前回も昼休み一週間だけで作り上げたらしいから出来上がりが早いものなのですね。

アップにするとこう。

使ったのは刺繍糸5番。ちょうど青系3色が4m、4m、8mあったので、2mを二本ずつ使いました。
パスケースが青系だから、青系で組みたかったのですが、ちょっと明るすぎる青系になってしまいました。黒が入るとよかったかなと思いますが、手持ちの糸でやったのでしょうがないです。
参考にしたのは、こちらの本。
ばっちり十二金剛組(12Z-スパイラル)のパスケースの紐が載っています。本ではフラックス赤白青3色を1m2本ずつ使って20cm組んでいますが、長さは倍くらい欲しかったので2mずつ使いました。42cm位できたので想定通りですね。
あと、どのくらいの長さの糸を用意したらいいかとか、今回最初と最後に使った巻き上げ結びのやり方とかは、こちらの本も参照しました。
今は亡き雄鶏社の本。わかりやすいです。
糸を大体平均して分けたところから組み始めたはずなのに、途中で糸と糸の間が狭まっていたので、どこかで間違えていると思います…。一度は「…多分どっかで間違っている」と思って、戻ってみて間違えた場所を発見。やりなおしたのですが、それより前でも一回間違えているはずです。
途中で紐のねじり角度が違っているので、そこらへんでしょうか。
それともねじり角度は、単純に手の強さで変わっただけなのでしょうか…。
よくわかりません。
そんなわけで相変わらず完璧な紐が組めませんが、まあ、パスケースを19日に使えるから良しとします…。
デンマークの馬蹄型のショール
2021-11-18
昨シーズンから編み始めたショール。今年寒くなってから続きを編んで、テレビを見るときに作業をするようにしていたら出来上がりました。
昨シーズン何十段か編んだところで「あれ?左右の目数が違う…」と悩んだ結果、全部ほどきました。いやー、編み物万年初心者なのでほどくと拾えないんですよ…。何目か戻る位はできるんですが。
そして編みなおしていたら、前に編んだのの半分位のところで暖かくなってきてしまい、保留になっていました。
ようやく前回よりも大きくなってきて模様編みに入った頃、結局「あれ?また左右の目数が違う…」になったのですが、「もういいや…」になって編み続けました…。最後の辺りなんかけっこうな目数で指先がかたくなりました。編み物たこ?多分持ち方と編み方が悪いのです。
こちらの本でデニッシュラップショールという名で載っている作品です。
使用糸は、残っていたアルパカリミスト。絶対足りない量でしたので、途中から別糸を入れて縞々にしました。アルパカだからアルパカな糸にしよう!と思って、以前JOYで紡いだ推定アルパカ+シュロップシャーを使いました。
色合いどうかなあと思ったのですが、こういうもんだと思えばありですかね。
しかし、それも使い切ったので途中からは、スピンドルで紡いだアルパカ牧場のアルパカを使いました。
更にそれも使い切ったので最後の方はまたJOYで紡いだ推定アルパカ+シュロップシャーです。

模様ごとに紡いだ糸とアルパカリミストを交互に使って縞々にしていましたが、アルパカリミストが足りなくなってしまい、最後の辺りは手紡ぎ糸だけで編みました。模様編みの最初から縞々にしていれば、ちょうどいい感じに縞々で終わったかもしれない…惜しい。
両脇の紐はコード編みです。初めてのコード編み。
『輪針でニット』の説明だといまいちよくわからなかったので、こちらの本も参考にしました。
すっごい楽しいですね、コード編み。
この紐を使って身に巻き付けて結び付けて着た写真がこちら。手を伸ばして頑張って自撮りしました。

あたたかい…。
ちなみに、ショールの幅?が100cmなのは本と同じなのですが、本だと高さが48cmなのですが、私が編んだら36cmでした。
段数は多分ほぼ一緒なのですがねえ(2段間違えている疑惑がありますが)。糸が違うとはいえ幅は同じにできたのになあ…。もうちょっとゆったり編むといいのでしょうか。
48cmだともうちょっと羽織っている感が出たかもしれませんが、これだとすっごいでかい衿、のような感じもします…。
でも私にしてはまあまあの大物を編みました。
左右の目数が違ってしまったし、また挑戦してみたい気はします。
キサラにジャージ
2021-09-21
裾上げを頼まれたズボンは、ジャージというか、なんかそんなのでした。「切った分で…人形のも作ってお揃いにできないかな…」と思い浮かんでしまったのでやってみました。
まあ切った分なので、長さは限度があって長ズボンにはできませんが、ひざ下位のとかもありですよね!
型紙はこの本のスウェットスーツのパンツのを元に、間に色が違うところを挟みたいので切ったり、丈を変えたりしてこんな風にしました。

トレーシングペーパーで足した部分が色を変える部分です。
なかなか可愛いのでは!残念ながら半袖Tシャツがなかった…。半袖着ていたらそのまま体育祭とかっぽい。ハチマキもあると一層いいですね。

ところで人間の片方の足で、人形用のズボンが1つできたので2つ出来たのですが。

二個目に使った分は、どうもピンクの部分が最初から斜めにずれてついていました。人間用なら5mmくらいのずれは気にならない位だけど、27cmドールで5mmのずれは致命的…。
かといってほどいて縫いなおすような手間をかけるつもりにもなれず(裾は縫い直さずにそのまま利用したので…)、裁断の時になるべくごまかすべく頑張ったのですが…縫ったらやっぱりごまかし切れなかった分が反対側にズレとして現れました。

まあでもキサラは文句を言わずに履いてくれるので!
ズボン丈変更
2021-09-20
ズボンの裾上げを頼まれました。じゃあついでに、自分のあれも丈を変えよう、と思いました。裾上げというより、ほぼリメイクの粋です。
以前に作ったジーンズもどき、ぴっちぴっちで気持ちよく履いていたのですが、ぴっちぴっちなだけに色々と生地に無理させているところが大きかったらしく、穴が空きました。ダメージジーンズと言い張るのもちょっと…というわけで廃棄箱に入れてあったのですが、何しろ最近毎日毎日家にいるので、室内用の服が色々いる。あのズボンも膝上サイズにしたらまだ履けるんじゃないか!?と思って、廃棄箱から出してあったのです。
作ってから10年。さすてぃなぶる。笑。
というわけでこんなズボンになりました。

大丈夫、履けます。
ガーゼ地でパジャマ
2021-01-04
母が市販のガーゼ地のパジャマを気に入っています。触り心地がやっぱりいいらしい。それで、次にパジャマ作るならガーゼ地かなと思ったのですが、去年の春・夏はガーゼ地が売り切れで…。皆様マスクを作っておられるのでしょう。
そうしたら秋になってようやく、ガーゼ地が出てきました。しかも柄もよい。いそいそと着分買いました。
それで10月からぼちぼち作り始めました。パジャマは定番型紙があるのですが、ガーゼ地だからもうちょっとこう、ふんわりしたのがいいよなーと思い、母の市販のパジャマを参考にてきとーに型紙を起こし、一応仮縫いして補正しました。
いつもはミシンを出している机の上に、ただいま連日在宅勤務のため会社のノートPCが出ていまして…片付けないとミシンを出せないのもあいまって、遅い進捗でしたが(いやそんな言い訳がなくても割といつも遅いか…)、年末年始の休みに入って、いそいそと会社PCを片付けてミシンを出して、一気に仕上げました。
明日から仕事でまたノートPCを出すので、その前に出来上がってよかったよかった。
できあがりはこちら。ズボンの方はいつもの型紙で作っています。

よくわからないかと思います。胸元辺りはこう。

切り返して下はギャザーを寄せています。ふんわり。
作り方はてきとーだったので、始末とかがちゃんとしていないところがあります…。肩のところとか。
でもまあ、ふんわりできあがったので満足かな…。
しかし仮縫いしてから補正まで時間をあけてしまったので、どう補正するつもりだったかいまいち覚えていなかったという…。
なんかこうきっちりしているようで、最後の最後であばうとなこの性格は、洋裁に向いていないと思います…。何ミリで縫う、とかできないしな…。
さて、余ったガーゼ地はマスクを作るかな…。
中学校で作ったブックエンド
2020-12-31
居間の模様替えをしたのですが、結果ベンチチェストの上で使っていたブックエンドが空きました。私「これ、捨てていいよねえ?」
母「えー捨てるの?」
いや実は、中学の時当時の技術科の授業で私が作ったものなんです。

こだわりポイントはサイドの板がNになっていること。イニシャルで本当はRとNにしたかったんですが、Rは難しかった…。そして両サイドNに。

あと当時はノートとか教科書が最大でB5だったので、B5がおさまるようにして、上の奥側は細い板を渡してました。よくみると釘跡が…。だったら上全部を板にしていっぱいものを載せられるようにすれば?ってものですが、材料に限りがあったんですよ。何センチ×何センチの板を切って作ることになってたんです。で、それで足りるようにみんな計算して板を切った。

ただ、板の厚みを計算に入れ忘れてB5が入らないサイズになっちゃったんですよね(爆)。
それで使えないから、その後あげた父が上の木をとっちゃったんだと思います。
まあ木工系苦手なので…出来はお粗末です。釘打ったら木が割れちゃったのでボンドで塗ってあるところもあるし。
よく今まであったな…!…ってなものなのですが、とうとう廃棄するかなー…。
どこか置くところがあったら生き延びるかもしれませんが。
紙糸バッグのリメイク終了
2020-09-24
6月に、購入した紙糸バッグの裏地を取り換え、ついでにポケットを作り、マグネットボタンもつけた話を書きました。そして、紐も作ろうと思っている話も書きました。
さて、一昨日ようやく紐が出来上がりましたので、今日、ミシンで紐の始末をしました!
せっかくだから、斜めがけもできる長さにしようと思って、140cmを目指してたんですよね。
この本で、両サイドに角カンをつけているショルダーバッグの紐の長さが140cmだったので、140cmあればいい感じにできるんだろうと思って。 ちなみにこの本は、2000年初刷。私が持っているのが2006年の21刷。今でも本屋で見かけるので、超ロングセラー商品ですね。いい本だと思います。 |
まあでも紐ができてから合わせてみたら、1mでも斜めがけできそうだなーということで、一応長さ調節をするためにコキカンをつけて作ってみました!裏地もファスナーもマグネットボタンも手持ちのもので作りましたが、コキカンも手持ちのものです。だから、角カンは金属なのに、コキカンは黒のプラスチック。
出来上がりはこちら。

紐を長くすれば十分斜めがけ出来ます。
この状態でのコキカンの位置がこの辺。角カンにだいぶ近いです。しまったこれだけアップだと、紐の終わりの始末の粗がとてもよく見える!えーとミシンで何往復かしただけです!

そしてコキカンを真ん中あたりにすると、斜めでなくかけるのにちょうどいい感じです。

うん、悪くないんじゃないかなー。…紐の最初と最後の始末を除けば(笑)。
永遠(大昔の行書創作作品)
2020-08-31
ベッドの下から出てきた書作品、その三。写真を撮ったのはこれだけなので、とりあえずはこれで終了です。大学歌を書く、というテーマだった年がありまして…みんなで大学歌の歌詞の中に出てくる言葉を書きました。

永遠。
当時、作品につけたひと言には、永遠なものなんてないというような、否定的なことを書いた気がします。
永は今見てもいまいち気に入らないけど、遠はいい気がするなあ…。
臨書 王獻之 洛神賦十三行(大昔の楷書作品)
2020-08-30
ベッドの下から出てきた書作品、その二。これ、二枚で一つの作品です。


書の世界で一番(多分)の有名人の王義之の、息子の王獻之の作品。
大学で楷書をテーマに作品を書いた年があって、その時にパネル表装で出したものです。
テーマ作品はみんなで揃えてパネルで出すことになっていたので、気に入っていてもパネル表装なんですよね…。
そう、気に入っているのです。まず「洛神賦」なのがいいじゃないですか(笑)。しかも十三行。中間の十三行だけが残っているので、そういう題名なのですが。
あと王義之の字は好きじゃないんですが、王獻之は好きです。まあ王義之の字は残っていないので、本物は好きかもしれませんがね…(誰かが臨書したものしか残っていない)。
気に入っていたので、変にこだわりました。
普段、臨書するときは元の作品の改行位置とか特に気にしないのですが、これは「十三行なんだから十三行で書きたい」と思ったんです。
で、書道の紙は一般的には全紙(66cm×133cm位)と、その半分の半折がよく使われます。(継ぐこともあります)
あと、全紙・半折ほど使われませんが、更にその半分の聯。あと全紙から聯を取り除いた、つまり全紙の3/4サイズの聯落ちがあります。
13行+落款で14行を書くには、聯落ちで7行ずつ書くのがいいな!…と思って、聯落ちの紙を買っちゃいました。売ってるの100枚単位ですからねえ。この作品書くのに練習で何十枚かは使ったと思いますが、残るの必至でしたけど、買っちゃいました!聯落ちで書きたかったので!!
あ、あと、これ字のサイズも、いつもと違いました。小筆で小さく大筆では大きかったので、多分中筆買ったんじゃないかな…。
昔書塾に通っていた時、先生が筆巻きに10本位の筆を入れているのを見て、なんでそんなに要るんだろう??と不思議に思っていたものですが。
大学で書道をやり始めてみたら、あっという間に筆が増えました…。穂先が効かなくなってくると新しいのを買うんですが、効かなくなった筆も、これで書く表現も捨てがたい、とか思って、残しておいちゃうので…。たぶん一番多い時で20本位あったんじゃないかな、筆巻きに。
この作品は、表装しなおすんだったら軸表装したいですね…。
天地の分かれし時ゆ…(大昔の仮名作品)
2020-08-29
ベッド下を掃除したら、書作品が出てきました。片付ける前に何枚か写真を撮ったので、紹介します。電子的に記録を残しておいたら、そのうちえいやっと捨てる気になるかもしれないし…。
大学で、二年生から書道関係の単位を取り始めました。これはその初年度。仮名作品を展示することになっていました。
当時、仮名…苦手だなあ…と思っていたので、姑息にも「万葉仮名にしちゃえ!」と、万葉仮名の歌を選びました(笑)。
全紙一枚なので、66cm×133cm位だと思います。
歌自体は有名なやつです。万葉集に入っている、山部赤人の歌。

天地の分れし時ゆ 神さ
びて 高く貴き駿河なる
不尽の高嶺を 天の原
振りさけ見れば渡る日の 影
も隠らひ 照る月の 光も
見えず白雲も い行き
はばかり 時じくそ雪
は降りける語り継ぎ 言ひ継ぎ
行かむ 不尽の高嶺は
ちょっと小さく書いてあるのが反歌です。
「田子の浦ゆうち出でてみれば真白にそ不尽の高嶺に雪は降りける」
直されたやつが、小倉百人一首にも収録されていますね。
「田子の浦にうち出でてみれば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ」
万葉集の方が、古っぽくて私は好きかな…。百人一首の方はなんか普通の言葉になっちゃった感が。ただ当時はこっちのほうが、洗練されていておしゃれ、だったのかなー。
なお、その後「…漢字より仮名の方が得意かも…」になったので、万葉仮名で作品を仕上げたのはこれが最初で最後です(笑)。