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粗筬

 2023-07-02
ハンディ―ルームの経糸の準備の仕方では粗筬を使うことになっています。が、でもなくてもどうにかなるはず!と思って買わずに来ました。
まあ、どうにかはなるんですよ。筬返しも習ったことありますし。ただ面倒。

しかし、先日の天秤式 足踏み織機の使い方講座で、粗筬があると楽、と教わり、なるほど楽なのか…ととうとう購入しました。
…稲垣機料さんで。なお、稲垣さんでは「荒筬」表記です。

講座中の昼休みにも受講した人々と「粗筬が欲しい、どこのがいいかしら」とその場で検索して、稲垣さんのを見たりしていたのですが、「稲垣さんのは、何センチ間隔かしら。着物がメインのところだと、1cmじゃないかもしれないわよねえ」という話が出ました。お、おお、粗筬は1cm間隔のものかと信じ込んでいました!

というわけで、稲垣さんには問い合わせて、1cm間隔だと確認してから注文しました。
在庫がないということで二週間ほど時間がかかりますと連絡をいただいたのですが、思ったより早く届きました。在庫がなかったということは作ってくださったのでしょうか。作りたてのほかほか!!

こちらです。うちの天秤式は90cmですが、90cmのはなかったので100cmを購入。粗筬の場合は大は小を兼ねます。(と、講座でも話が出ました)だから60cmのハンディ―ルームでも使えます!60cmのアジャカでも使えますね。
閉じている粗筬

開けるとこうなります。両端がネジになっていて棒ごと抜けます。
開いている粗筬

講座で使ったものは、上の棒だけがとれて、両脇はくっついたままで、その両脇に穴が空いていて、織り機と結びつけることができたのですが、このタイプだと、ちょっと気を付けて織り機につなぐ必要があるかな…。ハンディ―ルームは上に載せればいいと思いますが。(確か本でもそういう使い方をしていたはず)

というわけで講座の宿題ができますね。…宿題がたまっていきますね…。最古のだと、2012年に受けたチェックデザイン講習会の宿題がまだ終わってなかったり…。

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杼 2

 2022-10-13
前回写真を撮り忘れたと言っていた杼です。
マットシャトル全体

東京手織機 KH-900を譲っていただいた時に一緒にいただいたものです。
重くてすっごい丈夫そう。

マットシャトル部分
部分のアップがこちら。継ぎ目が見えないんですが、削り出してあるんですかね…。
TOKYO TEORIとある気がするので東京手織機さんのHPを確認したところ、おそらくマットシャトルではないかと思います。

「装飾糸や太番手あるいは単糸で柔らかいよこ糸など」を織り込むのに使うとのことですが、溝の入り口のところは割と細くなっているので、少なくともTシャツを緯糸にした時は通せませんでした。普通の裂き布ならいけるかな…。
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 2022-10-09
世界卓球や世界バレーを見ながらシャツをせっせと裂いたり切ったりして緯糸の準備をしています。
で、日中、杼に巻いて織り始めた…のですが、そういえば杼の写真って撮ってないかも、と思い至ったので紹介を。

まず前回のマット織りに続いて今回も使っているH型杼。
H型杼1
量を巻けるので、裂き織りに大変助かります。特に前回のマット織りは緯糸にした布が太かったですから、これがなかったら大変だったかと思います。あと、このH型杼、本体自体がものすごく軽いのもいいです。

H型杼2
向きを変えるとマークが見えますが、新・東京スピニングパーティー2017で、清野工房さんで購入したものです。

車杼
車杼も持っています。細い糸を使う時、織り幅が広い時に活躍しますね。

板杼
ていうか車杼をもっと活躍させてもいいのでしょうが、最初が板杼だったからか、ある程度まで板杼で頑張っちゃう方です。板杼は大中小と持っています。ユザワヤさんで購入。買った当時の値札がついたままのものがいくつかあって、値上がりっぷりに思いをはせることができます(苦笑)。
いやけっこう高いですよね(苦笑)。以前、ユザワヤの売り場で初めて織りをやろうとしているらしい三人組さんが「これもいるらしい」「高い!一個買って半分に切って使えばいいんじゃない?」とかって会話をしていて「いやいや、それはやめておけ!」と思った覚えがあります…。両側に糸をかけるところがないと使えないから!(半分に薄く切るって意味じゃないよね…)

一番奥はプラスチック製ですが、これは杼としてというより、カード織りやベルト織りで自分の身に織り端を固定するときに使っています。箕輪先生のベルト織りのワークショップを受けた時にこうすると便利よ、と教わった…はず。

そのほかに簡易織り機系を買うとついてくるプラスチックや紙製の板杼もあります。

糸巻刀杼
あと、カード織りで大活躍している糸巻刀杼。右側が新・東京スピニングパーティー2016で購入した手織工房SOXさんのものです。超いいです。
左側は多分、アナンダさんに片側が薄くなっている杼があって「お、糸巻き刀杼」と思って買ったものです。

そういえば写真を撮り忘れましたが、いただきものの丈夫そうな杼もあります。
それは次の機会にでも。
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スピンドルの修理

 2022-08-29
teaさん製7gスピンドルが壊れました。
壊れた7gスピンドル
棒が折れて、ヒートン(正確には洋灯吊?)が抜けちゃったんです。
正確には洋灯吊に負荷がかかりすぎて、棒が割れた、のかな。

廃棄…?とも思いましたが、コマが上のスピンドルでこんなに軽いのはほかに持ってないんです。直してキープしておきたい。
最初はボンドかなんかでくっつける方向で検討していたのですが、強度が心配。

ふと「ほかのスピンドルはどうなってるんだ?」と思って見たら、ひつじやさんのスピンドルが棒というかホイールに直接金具がついていました。

なるほどそれもありか!と思って、棒を削り、そこに金具をねじ込みました。
修理した7gスピンドル
奥にあるのが参考にしたひつじやさんのスピンドル。

これなら、棒は割れないでしょう。

ちなみに棒を削ったので少し軽くなっただろうと思って測ったら、7.65gが7.56gになってました。うん、7gスピンドルという呼び名は変えなくていいようです。

ところで、そんな軽いスピンドルで細い糸を紡いでどうするかというと。市販の細い毛糸が入手できなくなりそうだったので、人形用に細い毛糸を編むには、紡ぐしかないか!?…ってなったんですけど、今は、ITORICOTさんに行けば、極細糸入手できそう!
(と言う以前に、ドールニット全然編めていませんが…)
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ダッフェ・ナイフ・はさみ

 2022-08-17
昨日のブログで、ギャッベ用のダッフェを登場させたのですが、そういえば紹介してなかったや、というので、紹介。
ギャッベ用の道具

以前、ギャッベのワークショップで、ギャッベ用のダッフェ・ナイフ・はさみをお借りして織りました。
ダッフェは緯糸を打ち込む道具で、ダッフェ自体の重さを使って打ち込みます。がんがん入ります。くしで打ち込むより断然がんがんいけます。

これは…ギャッベじゃなく、マット織りとか綴れ織りのがんがん打ち込むときにいいぞ!…と思ったので入手しました。
私が入手したときは3点セットでの販売だったので、はさみとナイフもついています。

言うまでもないと思いますが、写真は上からはさみ・ナイフ・ダッフェです。
ナイフも先がかぎ状になっていて、はさみも角度がついていて、普通のとは違います。ギャッベ以外で…使い道あるかな……?
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JOY直りました!

 2021-04-04
先日、部品が切れていて使えなかったJOYですが。

アナンダさんに「ペダルと棒部分をつないでいる直径6,7mm位のベルト?」「ドライブベルトと同じような材質っぽいもので、もっと太いやつ」と問い合わせたら「コンロッドジョイントですね」とわかってくださいました。
そういう名称なのかー。

今は亡きアナンダ吉祥寺店に一緒にスピンドル講習に行った友人に「アナンダさんにあったー」と報告したところ、「一緒に羊毛とか買うの?」と訊かれました。「え、まったくそんなこと考えもしなかった」と言ったら。
「解脱したの?」
と言われました。
…いや…、だってコンロッドジョイントだけなら、多分普通郵便で送ってもらえるし…(笑)。
毛はこのペースだと10年かかっても紡ぎ切らないほどあるし…(ペースアップしましょう>自分)。

そんなわけで定形郵便で送っていただきました。こちらです。元のJOYにつながっていたのは、透明だったのですが、現在はオレンジのものになっているそうです。
コンロッドジョイント

元のやつは、ペダル側がこうで、
ペダル側の取り付け状態

棒側がこうです。どっちもプラスドライバーでいけますね。
棒側の取り付け状態

比較してみたところ、古い方は固くなってるし、切れてるし、変形しているしでよくわからないのですが、新しい方が5mm程短いようなので、その分加減しました。
新旧コンロッドジョイント

構造上ペダルが先だよなと思ったので、ペダル側に差し込み、それから棒の方を繋げました。何とかつながりました!
つながりました!

試しに紡いでみましたけど無事に紡げました。
…まあJOYは問題ないとしても紡ぐ私の側が久しぶりすぎて「どうやって紡ぐんだっけ…」だったという難点はありましたが…。
まだまだ紡ぎは身に沁みついているとまではいきませんね…。しみついていればねえ、どれだけブランクがあっても体が覚えているはずですが…。
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切れてる!

 2021-03-25
今日はこれから世界フィギュア男子ショート!
さて、合間に何をしようかな、紡ごうかと思って、紡ぐものを出してカーディングし、久しぶりに紡ぎ機を出して広げました。

…いやあああ、切れてるぅぅぅぅ。
わかりますかね、この部分。
JOY切れた

ペダルと棒(をつないでいる、紐?ベルト?が切れています…。乾燥のせいかな…。
JOY切れたアップ

ねじがあるから、付け替えはできると思うんですけど、これ…部品名なんでしょう…。部品として売っているものかな…。
(とりあえず購入時の取扱説明書とか見てみたけど、名称はわかりませんでした…)


そして、私は今日、フィギュアスケート見ながら何をすればいいんでしょう…。

(追記)
コンロッドジョイント、というものらしいです。入手できそう。そしてスピンドルで紡いでいます…。
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ミニハンドカーダー

 2021-01-23
綿をどうやってほぐしたかも一応書いておくかな…と思ったら、実はコットンをほぐすのに使っているカーダーはブログに載せていなかったみたいです。
あらまあ。

ミニハンドカーダー

アシュフォードのミニハンドカーダー。お店ではコットン用として売られていたような気が…。まあ要は細番手用。
針が大変細いです。うっかり手に当てちゃうと、手に刺さる位細いです…。

最初の年は量も少なかったので、綿繰り機も入手せずに手で種をより分け、手でほぐす…というか繊維を並べて紡いだと思います。
まあ、綿弓とかで綿打ちをするのも憧れますが…不器用なのでどうかな…。
ハンドカーダーも得意とはいいがたいです…。何度か習ったんだけどな…。


参考用語
は行:番手、ハンドカーダー
わ行:綿繰り
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100円織り枠

 2019-11-24
以前にSeriaの100円織り木枠を買った話を書きましたが。
今日Can☆Doでふらふらと毛糸を見ていたら、織り道具がありました。
CanDoの織り枠

ポリプロピレン製なので、木枠とは言えません。枠。

内容は、織り枠1とシャトル2とそうこう2。セット内容はSeriaと同じですね。
経糸密度は2本/1cm位、なのもSeriaと同じ。内枠はCan☆Doのほうが広そうですが、最大仕上がりサイズの目安は10cm×10cmと書いてありました。…多分もうちょっといけそう。

後発だから改善(?)したのかな、と思うのは、横にも糸をかけるところがあること。
この織枠には特に説明がありませんが、横にも糸をかけられるということは、バイアス織りができますよね。
このサイズでバイアスに織って、何にするのか??という気もしますが…。
何か楽しいことはできる、かもしれない。
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マグネットマーカーもどき

 2019-11-17
11/11の箕輪先生のブログで、マグネットマーカーが廃番になったとお知らせがありました。

実はマグネットマーカーは持っていません。
でも、図案のどこを織っているかがわかるように、マグネットは使っていました。
水道屋さんのマグネットシート2枚
このように、水道屋さんがポスティングする、長めのマグネットシートを利用していました…。

でも、裏も同じマグネットシートを使って2枚で挟んで使っていたので、動かそうとすると、ずれてしまって「…前のラインどこだったっけ」ってことがあったんですよ。

そうしたら、白い道さんが、箕輪先生のブログをご覧になったうえで、ホワイトボードを入手されていた!
おおなるほどそれはいい!と私もさっそく100円ショップにマグネットがつくタイプのホワイトボードを探しに行きました。
まあホワイトボードでなくてもスチール板とかマグネットが付くものならなんでもいいのですが、100均にはマグネットがつきそうな平たいものがホワイトボードしかありませんでした。あんまり重いものでもなんですしね…。ホワイトボード軽くていいですよね。

しかもうちの近所の100均には、ちょっと小さいホワイトボードしかなかったんですが、まあいいかと購入。
ホワイトボード

図案はダブルクリップでとめ、水道屋さんのマグネットシート一枚を貼り付ける。
ホワイトボードとマグネットシート

十分使えそうです。
ただ、このホワイトボード横に使うことしか考えられてないようで紐が横向きで使う用になってるんですけどね…。
まあ織機にどう設置するかは今後考えます。

白い道さんみたいにちょうどいい織機だったらよかったんですけどねえ。
あ、あと、白い道さんみたく、図案が透けて見えるの、いいなあと思って、透明の薄い定規も100円ショップで買ったのですが。裏にマグネットシートを貼ったのですが強度が足りず落ちてしまったのでとりあえず保留です。水道屋さんを使います。

なお、マグネットシートの広告はぬるま湯につけておくと剥がせるらしいので、剥がして上にMTでも貼ると可愛いものにできます。
そんな苦労しなくても100円ショップでマグネットシート自体売っていますが…。使えるものは再利用。

ちなみに貼り付けてある図案はいぬ年に向けて考えたやつで、まだ織っていないやつです。いぬ年は遠くになりにけりですね…。
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