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ニット地のクロップトパンツ

 2023-10-22
先日、たまたまズボンの型紙の話になりまして。
あ、そういえばニット地あるよ、というわけで姉のズボンを作ることになりました。

2012年にジーンズもどきを作ったときに、店頭でストレッチデニムが見当たらず、代わりに買ったニット地です。幅が本の指定と違うので足りないかもしれないと、かなり多めに買ったんですよね。確か安売りだったし。
でも「いやでもこういう生地のズボンが作りたいわけじゃなくて、デニム地のを作りたいんだ!」と結局ネットで探してストレッチデニムを買ったので、買ったニット地がずっと余っていたのです。

ストレッチデニムとはだいぶ違うけど、これ単体で見たら悪くない生地です。

型紙はこの本のクロップトパンツから。


ただし、幅の調整と、丈も膝下位ということだったので、型紙は調整しました。
それでも履けないと嫌なので、一応縫い代を多めに取っておいて、仮縫いをしました。

布地がチャコペーパーで印が付きづらいタイプだったので、切りじつけをしました…。しかもこの本の型紙、ラインが出来上がり線なので、出来上がり線で切りじつけ。そしてその6mmくらい内側で縫いました。…よくやったな、私!

仮縫いで試着してもらったら、大丈夫そうとのことだったので、本縫い。
しかし仮縫い時点で実は、股のところが変で、ひっぱりあげにくいとのことだったのですが。縫い代分が多くてもこもこするからかなと無視してしまいました。本縫いした後も、「持ち上げ切らない」ということだったので、型紙調整が必要でしたね…。後ろ股上がもうちょっと長くなるようにすればいいですかね…?

とにかく出来上がりはこちらです。
クロップトパンツ
生地の柄のおかげでニットのゴムパンツなのに、ちょっとちゃんとしたズボンに見えます。
室内着用に作ったのですが、姉は「外に履いていこう」と言ってました。

ちゃんとポケットもあります。上の写真では生地の柄がわからないと思いますが、こんな柄です。グレンチェック。
クロップトパンツのポケット口

姉のものを縫っていると母に「いいなあ、おねえちゃんばっかり」と言われるのですが。
いや、どう考えても母のものの方がいっぱい作ってるから!
このズボンだってほぼ同じ作り方のストレートズボンを作ってますから!2015年に!あなた、気に入らないのか一度も履いてくれてないだけで!!

ところで母のを作った時の記事を見たら、次は縫い合わせは直線ミシンで縫おうかなとか言ってましたが、今回も縫い合わせはロックミシンでやりました。ただ、クリップでとめただけで縫うんじゃなく、しつけをしてから縫いました。それでもなお、ポケットのあたり、4枚合わせるところで一枚ずれちゃって、なんかちょっと穴ができました。…直線ミシンをかけて閉じました…。

あと縫い代の倒し方はやっぱり書いてなくてよくわからないですね。てきとー。
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パジャマのお直し

 2022-10-26
2021年の1月に出来上がった母のパジャマ、その冬は何だか勿体ながってほとんど着てくれませんでした。入院する時に着るわ、とか言って。
しかし2021年の9月から12月に入院していましたが、コロナ禍でパジャマなどはレンタルでした…。

だからというわけでもないでしょうが、退院してから着てくれるようになりました…。布地が気持ちいいそうでガーゼ地で作ったのは正解。
しかし、実際使ってみると、衿が開きすぎていて肩が出ちゃうんです。母の首が細いというか…どこにもかしこにも肉がないせいですね…。
あんまり狭く作っても、腕の可動域が狭い母は着られないと思ったのですが、肩が出るのはよくないですね。

というわけで、背中心をちょっとつまんで縫いました。一か所だけだと落ち着かないので多少の幅を縫おうと思ったのですが「あ、上着の方は型紙から起こしてるから、RikoタグつけてもOKじゃん」と思ったので、タグをつけました(笑)。

というわけで内側はこんな感じ。ちょっとタグ付け位置としては上過ぎたかな…。
パジャマ衿背中心裏側

表から見るとこんな感じになっています。
パジャマ衿背中心表側

まあ、3cm位は縮まったし、これだけ縮めても腕を通せたのでよし。
次に作るときはそもそも型紙を小さくしましょう。
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ボトルネックドルマンTシャツ

 2022-05-21
近所の手芸屋さんがリニューアルオープンして、ロックミシンソーイングの教室の場所もできました。
で、体験会をやっていたので、体験してきました。

ニット地は、本を見て試しに縫ってみた時はいまいちだったので、コツを知りたかったんですね。体験会ちょうどいいかなと思って。
なお以前に通っていた洋裁教室でも一度ニット地で教えてもらいましたが、その時はふらっとろっく(カバーステッチミシン)を使ったのでした。今度の体験会も4本ロックなので、家の3本ロックとは違いますが、ふらっとろっくほどは違わないでしょう。

出来上がりがこちら。
ボトルネックドルマンTシャツ全体像
布は全部裁ってあって、折り目もアイロンでつけてあったので、二枚合わせて縫うだけ。

でもこれまで自分では失敗していたカーブのところの縫い方とか、縫い代の倒し方とか、屛風だたみ縫いのやり方とか輪の場合の縫い始めと縫い終わりとか、教えてもらえて納得できました。

こちらは屏風だたみ縫いをした裏側がよく見えている衿の部分。
ボトルネック

こちらは屏風だたみ縫いをした表側がよく見えている袖口の部分。
ボトルネックドルマンTシャツの袖

アイロンをかけたほうが落ち着きそうですが、でもまあ、縫うのはできました。忘れないうちになんか縫っておきたいですね。(ニット地の買い置きはある…。何年前からあるのか…)

あ、ちなみに1時間10分位でできました。
自分でやるときは布の裁断からだからもうちょっとかかりますね。
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ズボン丈変更

 2021-09-20
ズボンの裾上げを頼まれました。じゃあついでに、自分のあれも丈を変えよう、と思いました。
裾上げというより、ほぼリメイクの粋です。

以前に作ったジーンズもどき、ぴっちぴっちで気持ちよく履いていたのですが、ぴっちぴっちなだけに色々と生地に無理させているところが大きかったらしく、穴が空きました。ダメージジーンズと言い張るのもちょっと…というわけで廃棄箱に入れてあったのですが、何しろ最近毎日毎日家にいるので、室内用の服が色々いる。あのズボンも膝上サイズにしたらまだ履けるんじゃないか!?と思って、廃棄箱から出してあったのです。

作ってから10年。さすてぃなぶる。笑。

というわけでこんなズボンになりました。
ズボンリメイク

大丈夫、履けます。
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ガーゼ地でパジャマ

 2021-01-04
母が市販のガーゼ地のパジャマを気に入っています。触り心地がやっぱりいいらしい。
それで、次にパジャマ作るならガーゼ地かなと思ったのですが、去年の春・夏はガーゼ地が売り切れで…。皆様マスクを作っておられるのでしょう。
そうしたら秋になってようやく、ガーゼ地が出てきました。しかも柄もよい。いそいそと着分買いました。

それで10月からぼちぼち作り始めました。パジャマは定番型紙があるのですが、ガーゼ地だからもうちょっとこう、ふんわりしたのがいいよなーと思い、母の市販のパジャマを参考にてきとーに型紙を起こし、一応仮縫いして補正しました。

いつもはミシンを出している机の上に、ただいま連日在宅勤務のため会社のノートPCが出ていまして…片付けないとミシンを出せないのもあいまって、遅い進捗でしたが(いやそんな言い訳がなくても割といつも遅いか…)、年末年始の休みに入って、いそいそと会社PCを片付けてミシンを出して、一気に仕上げました。
明日から仕事でまたノートPCを出すので、その前に出来上がってよかったよかった。

できあがりはこちら。ズボンの方はいつもの型紙で作っています。
ガーゼのパジャマ全体
よくわからないかと思います。胸元辺りはこう。
ガーゼのパジャマ上
切り返して下はギャザーを寄せています。ふんわり。

作り方はてきとーだったので、始末とかがちゃんとしていないところがあります…。肩のところとか。
でもまあ、ふんわりできあがったので満足かな…。

しかし仮縫いしてから補正まで時間をあけてしまったので、どう補正するつもりだったかいまいち覚えていなかったという…。
なんかこうきっちりしているようで、最後の最後であばうとなこの性格は、洋裁に向いていないと思います…。何ミリで縫う、とかできないしな…。

さて、余ったガーゼ地はマスクを作るかな…。
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SSサイズ冬用パジャマのズボン えんじ

 2020-02-11
母が着ていた市販のパジャマの、下だけが劣化したそうです。
それでズボンを作ってくれと言われましたが、えんじの千鳥格子なんですよ。同じ生地を探すのは大変だし、まあだったらえんじの無地かな、というわけで、えんじの無地布を買ってきました。

…一度買ってきたものの量が足りなかったり(母の細さに期待しすぎました…)、そもそも○ザワヤ蒲田店ですら、最近布の品ぞろえが悪かったりして、入手が困難だったりしたのですが。
先月立ち寄った五反田店にえんじの無地がありました。ちょっときらきらする感じがするけど、まあ許容範囲内。

出来上がりはこちら。
えんじのズボン

えんじの上と合わせるとこんな感じです。(本当はもっとズボンが下に出ますが。色だけ見てください)
千鳥格子の上と合わせる

悪くないんじゃないかなー。
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母のケープ

 2019-02-17
2017年6月に、自分のコートを作ろうと思って日暮里に行ったのですが。
概ね想像通り、夏は暑くてコート用の生地など触る気にもなりませんでした。
その後なんだかんだ忙しくて着手しないまま、急な必要にかられて黒の真冬用コートを12月に買ってしまったのでした…。

どうするよ、この布地。場所も取るのに…。と思っていたところ、本に母によさそうなケープがあったので作るか!と思いたちました。
出来上がりはこちら。斜めから。はっ皺が。
ケープ斜めから
ほぼ正面から。
ケープ正面から

見た本はこちらです。

9、11、13号のサイズ展開は載っていますが、母は7号、下手したら5号なので、サイズは調整しました。まあケープなのでそんなにたくさん変える必要はありませんでしたが。

しかし大変だったのは…生地。厚すぎてチャコペーパーが使えない…。切りじつけをしました…。洋裁教室では切りじつけをしていましたが、家ではチャコペーパーで楽をしていたので、初めてかも。家で切りじつけ。厚いから切りじつけも大変…。

それで一回仮縫いをして、サイズが大丈夫そうなことを確認。ミシンをかけました。
…色々と間違えましたが。誤魔化しきった…と思います。本に、よくよく見ると書いてはあったんですけどねえ…。作っている時は気が付かなかったor意味が分かりませんでした…。

本では一番上がボタンであとホックなのですが、ボタンだと母が自分ではかけられないのでマグネットボタンにしました。
あと、ホックはつけていません。いやだって母、マグネットボタンも要らないようなことを言ってた位で。でもずり落ちそうだから一応一番上だけマグネットボタン。

ところでこの布、ゴミが沢山つきます…。それはよろしくないですが、大変暖かいので、余った布で巻きスカートというか腰巻でも作ろうかなーと思っています。母が家の中でよくL字ストールを腰に巻いているので…。

そして母はケープを見たら、お揃いの帽子が欲しいと言っていますが。ケープとお揃いの帽子か…どんな帽子がいいのだろう…。
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SSサイズ冬用パジャマのズボン

 2016-01-04
2007年(そんなに昔だった!)に作った母のパジャマ。上着はまだ健在ですがズボンが色あせました。というか、生地が薄くなったんですね。それで色もなくなってきたと。

そういうわけでズボンだけ新たに作ることになりました。
同じ柄はないだろうと思ったので、無地を買ってきたのですが。
いくら細い母でもこの量じゃズボン作れないよ…という量を買ってしまいました。

そこで、前のパジャマの残りと縫い合わせて、どうにか一着作りました。
途中のアイロンも、ロックミシンも、しつけもせずに、横着して作りました。

DSC00436.jpg

…まあ、家の中でしか着ないからいいとします。

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シャツのボタン変更

 2015-12-23
以前に丸山染織さんの魚柄の絣布で作ったシャツ。実はボタンが激烈に母から不評でした。

魚柄だからと一応貝にはしたのですけどねー。のっぺらして見えますしねー。

洋裁教室の提出期限が近かったのでその時はそのボタンでつけちゃったのですが、その後も何かと文句をつけられ続けました。
で、ボタンをASIAN ACCENTSさんで買っておきました。
買ったのは結構前です。多分SheepWorkshopさんの、「ステンドグラス 羊の手織り布 二人展」の時なので3年前ですか。

この度、シャツのボタンが2個取れまして。
まあ一個は職場でとれて、ちょっとお腹が見えちゃう位置だったので応急処置ですぐつけたのですけどね。そのあとすぐに家でもう一個とれたので「変え時かも」と思って、まとめて全部、ボタンを変えました。
DSC00422.jpg
大分シックになったような。

なおついでなので、今回、織りタグを衿の内側につけました。

ところでこのシャツ、その直前に作ったしじら織りの七分袖シャツの型紙を、身頃については流用したんですけどね。
そのせいかどうもこう…スマートさにかける気がするというか…。特に襟元の魚さんの向きが気に入らないのです。衿を空けて着るともっと真下にむいちゃうし。七分袖シャツは、一番上にボタンがないデザインでしたからねえ。やはり、シャツに応じてデザインは考えなくちゃダメだと思いつつ、この本を眺めました…。
男のシャツの本男のシャツの本
嶋崎 隆一郎

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姉のフクロウスカート

 2015-08-09
先日姉とユザワヤに行った時、こんな生地を見つけました。
DSC00250.jpg

右側半分弱に大きいフクロウ、左側半分強に小さいフクロウが並んでいる生地です。
シリーズものみたいで、フクロウ以外の動物もありました。

何しろ印象的で、鳥好きの姉に「これで何か作らない?」と思わず提案しました。服がいいというので、「ゴムスカートだったら簡単だよ!」と安請け合いをしました。


…考えてみたらねえ。スカートには丈というものがあるわけで。いい丈で切ったら、フクロウが胴体で真っ二つとか顔で真っ二つとかになっちゃうじゃないですかねえ…。
そういうわけで、姉の好みの丈にするには一体どうしたものか悩んでいたら、母が「ティアードスカートにすればいいんじゃない?」と。

なるほど。

というわけで計算したらどうも小さいフクロウを二列入れれば丈はよさそうです。幅は、どうしても小さいフクロウは切れてしまいますが、それは諦めることにしました。

ティアードスカートはこの本を参考にしました。
私にぴったりな、ブラウス、スカート、パンツのパターンがあれば…私にぴったりな、ブラウス、スカート、パンツのパターンがあれば…
水野 佳子

by G-Tools

この本から型紙を作って、大フクロウの高さで切り、下段にする布を確保するため、小さいフクロウの部分を縫い合わせ、ギャザーを寄せ…。

ゴムスカートなら、脇縫って上下縫って上にゴム入れるだけ!と思っていたのですが。思いのほか手間がかかりました。でもまあ、出来上がりました。

DSC00272.jpg

何が大変だったかって、前述通り、フクロウを変なところで切らないこと、ですね。おかげで縫い代がギリギリなところもありました。裾のフクロウももうちょっと下に余白が欲しいところでしたが、色々な都合によりこれ以上は無理でした。柄合わせをするには、布地は沢山要りますね!
今回4パネル分買ってもらって(生地は姉持ちです)おいてよかったです!何とかギリギリ足りましたから。
そう、この生地メーター売りじゃないんですよ。パネル売り(というらしい)でした。大きいフクロウ1羽分が1パネルでした。
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