【オンライン講座】手織り入門lesson3 はさみ織りのファスナーポーチ…の生地
2023-08-13
天秤式のWSの宿題に寄り道をしました(いや、やらないとやり方を忘れそうだったんです…)が、オンライン講座をためています。これは七月にやるつもりだった分です。天秤式を思うと、経糸の準備がもう本当に簡単で簡単で…。咲きおり、好き。
織り上がり。縫い代分の白い所を除いて、長さ49cm、幅は19.5cm~20cmです。

指定通り11か所にはさみこみましたが、最初10か所に入れるんだと勘違いして、糸をもう切っちゃったんですよね。5個め位を挟み込んでいる時に気が付きました…。
しょうがないから、10個に割り振りなおすか…と思って、織り進めていたら。7個目を挟み込もうとした時でしたでしょうか。「あれ、残りが…足りない。緑の糸が9個分しかない…」
落っことしたかと思って、探しまくりましたが見当たらず。
11個を9個にするのはちょっとなあ…と思って、手持ちの刺繍糸から緑の糸を出しましたが、元のとかなり違う色でした。
仕方がないので、元の緑の糸を割って、元の緑2本+刺繍糸(6本撚りのうち)1本を合わせて新たな糸を作りました(苦笑)。
写真で言うと、右側5本が元々の緑の糸、左側6本が刺繍糸入りの緑の糸ですが、まあそんなに目立たないんじゃないかな。
なお織り戻って6個目まで抜いて、糸を作り直しました…。
洗って干した後の写真がこちら。全然色が違く映りましたが、こちらの方が本物に近いかな。ビタミンカラーで可愛い。
サイズは長さが46cm、幅は18.5cm~19cm位になりました。アイロンかけたらもうちょっと増えるかな。

それはそれとして、写真を撮るときのよけ方が粗雑なので、上には前回天秤式で織ったやつ、下にはちょい前に裂き織りした座布団カバーが写っていますね。それどころか下の写真には私の足まで写っている…。
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【オンライン講座】手織り入門lesson2-2 千鳥格子のお薬手帳…の生地
2023-07-22
自分的に〆切が六月末だったLesson2の課題が…ようやく出来上がりました…。今回は生地編です。前回と同様の密度で千鳥格子を織りました。織っている時はこんなにスカスカな感じです。

ちなみにこの紙メジャーは、家具屋さんとかで置いてあるやつです。お店で使用した後持ち帰って使っています。
再利用品としてはほかにカレンダーもありますね。巻き込むのに使いますが、実は我が家の咲きおりのバックローラーには40cm幅ギリギリのを一枚貼ってあります(笑)。

いやー、紙を入れる方向がわからなくなりがちで…(アジャカと逆なんですよ…)、貼っておいたらわからなくならないな!と…(苦笑)。
さて、そしてこれが織りあがったところ。千鳥格子部分で54cm×19cm。紙メジャー入れながら織ったにもかかわらず、ちょっと多めに織ってしまいました。

アップにするとこの程度。織り機の上でピンと張られている状態ではないので、若干隙間が詰まりましたかね。

緯糸が詰まって入っている所とゆるゆるに入っているところがありますが、その辺は水通しがうまくできれば大丈夫…なはず!!
というわけで、水通し・アイロン後です。52×18cm位。

アップにするとこう。けっこう目が詰まった気がします!

織色を楽しむキット 秋色マロン
2023-04-02
去年の8月頃、ツイッターで見かけたキットに惚れて購入しました。手織りしおりさんの織色を楽しむキットの「秋色マロン」。既に「春色さくら」も出ているというのに、今更「秋色マロン」。や、いいんです。想定内です。
っていうか、キットを購入して半年で織りあげたなんて、私にしては早い方です…。
まあ、咲きおりだし、織る量も少なかったおかげもあるかな。
まず経糸かけ。A色B色C色D色の二回繰り返しですが、ところどころさし色を入れます。

緯糸は経糸と同様にA色から織っていき…A,B,C色のここまで織ったんですが、C色の途中のさし色を入れようとして「あ、違うな…」と思いました。いやさし色の太さがね…。
指定では「さし色を好みでところどころ4本位通す」だったんですよね。最初「4本ずつ入れる」のかと思ったんです。でも、そうなると太すぎるので明らかに違うなと経糸を用意している時に思って、で、それなら1本ずつ4か所だなと思うのが普通でしょうが。何故か2本ずつ4か所に入れてしまい…。
いや、咲きおりで経糸を変えるなら2本ずつが楽という頭があったのと、織り見本の写真でさし色が割と太く見えたんですよ…。
織り始めてから最初の緯糸のさし糸で、糸の量的に「あ、多分一本ずつだったな」とわかったんですけど、もうこういうデザインって言い張るのもありかなとか思って織り続けてたんですが…。
でもここまで織って思いました。2本ずつだとさし色の主張が強すぎる。

さし色が太く見えたのは単純に地の糸よりさし色糸の方がところどころ太いからでしたよ…!
どうしようかなとも思ったのですが、まあ整経長がそんなに長くもないし、せっかくだからと緯糸を全部外しました…。
で、経糸の巻き取りを戻して、写真の状態にして、さし色糸を地の糸にとりかえ。

織りなおしてこうなりました!指定では正方形に織るので、A色B色C色D色A色B色C色D色で十分なのですが、余った端切れで何か作れるかもしれないし、と、経糸ぎりぎりまで織りました。

水通ししてアイロンしたものがこちら。あ、水通し前と写真が左右逆だ…。

- 出来上がり寸法
- 長さ40.5cm×巾32.5~33cmが水通し後長さ39cm×巾31cmに。
- 経糸総本数
- 176本
- 整経長
- 約80cm
- 通し幅
- 35.5cm
- 筬目
- 5目/cm
- 組織
- 平織り
- 使用織機
- クロバー咲きおり
- 作成期間
- 2023/3/26~4/2
やり直しもしたのに、一週間弱でできました。
咲きおり、準備が簡単でいいな。あと在宅勤務有難う(平日の夜でも織れた)。
座布団カバーにする予定の裂き織り生地
2023-03-28
今見たら11年前。座布団カバーを市販の布で縫いました。ただ、座布団に適していない布だったので、去年あたりにはもうすっごくボロボロでした。ていうか10年使ったんだから十分な気もしますね…。
で、今度こそ、裂き織りした布で座布団カバーを作ろう!と思い立ち、整経し、緯糸用に青系のシャツを解体し…、だいぶ大昔からやっていた気がしましたが、一応整経してた頃からは1年は経っていませんね。(シャツの解体を始めた頃からは1年経っている気がしますが)
そもそも、メインに使ったのは、2016年に青く染めたシャツです。まあその頃はそれを座布団カバーにしようとは思ってなかったので、そこをスタート地点とは考えなくていいと思いますが…。
ただ、本当は今回も新年を新しい座布団カバーで迎えようと思ったのですが、3か月遅れました。これから座布団カバーに仕立てるので、新年度にも間に合いません…。
さて、最終的にここまで織りました。

3m99cmです。下ろしたらけっこう減るのは今回は想定済みで、ぎりぎりまで織りました。

ちなみに機から下ろしたロール状の状態がこちら。

職場で機草用にもらってきたカレンダーの小さめの方を5枚使いました。
緯糸の最初と最後は経糸と同じ糸とメルターを引き揃えて入れてあります。で、下ろした後にアイロンで押さえます。
写真の右側はアイロンする前。メルターがキラキラしています。左側はアイロンした後でメルターが溶けて落ち着いています。

この後、機から下ろした全長を測るべく床に広げました。全長が3m75cm、幅は47~48cm位。

これではどんなのかわかりづらいので、一応真ん中辺りのアップの写真も。

先程言った青く染めたシャツとデニムシャツ(裂いたら緯糸が白かったのでダンガリーシャツではなくデニムシャツ、多分)をメインに、薄い水色のシャツと、しじら織りのシャツをポイントに入れて織りました。
染めたシャツは4枚あったのですが、2.5枚使用。
デニムシャツは二枚あって、1.5枚位使用。
薄い水色としじら織りはそれぞれ1枚以下なので、13枚用意したけど6.5枚は残っています。
意外に足りましたね。これなら無理に水色のシャツ使わなくても大丈夫だったなあ。いや足りないといやだと思って、ちょっと浮くかなと思いつつ水色をちょっとずつ入れてたんですよね。
まあ遠目で見ると、そんなに浮いてもいないかな…。
ただ、一応経糸は三色使ったのですが、全然効果が出ていませんね。経糸の効果を見るにはもうちょっと太い糸がよかったかな…。
さて、測定後、水通し(と言いながら、洗濯機で洗剤を入れずにがっつりつけおき洗いをしました。大きい布をつからせる入れ物が浴槽か洗濯槽位だったので…。洗濯槽に入れるならつけおき機能を使えば脱水までしてもらえるのでは…と思って、がっつり洗いました。
その後、浴室で干し…

大体乾いてから測ったら、全長が3m55cm、幅が44~47cm。えっ!?座布団カバー4枚分に足りるかしら!?と心配になるほど長さが縮みました。
一応、計算上ギリギリ…どうにかなるのではないかと…。けっこう長めに織ったつもりだったのになあ…。
- 仕上がり予定サイズ
- 360cm×45cm
- 経糸総本数
- 200本
- 整経長
- 470cm
- 通し幅
- 50cm
- 筬目
- 4目/cm
- 使用した糸
- 経糸 アナンダ染色綿糸 100g/550m あいねず、灰色、青
- 緯糸 青系のシャツを裂いたもの
- 緯糸 青系のシャツを裂いたもの
- 組織
- 平織り
- 使用織り機
- アジャカ4枚綜絖織り機
- 使用綜絖枚数
- 4枚
- 作成期間
- 2022/8に整経。織り期間2022/10~2023/3
- 織り上がりサイズ
- Tシャツ部分、幅は44~47cm位。長さは355cm
- 参考書籍
- 『布を裂いて布を織る―裂き織りの世界』
あ、ファスナー買ってないや。買わなくちゃ。
小物用に麻糸を織る
2022-05-03
写真が絹糸と一緒なので、カテゴリ「絹糸・絹布を染める」に入っちゃってますが、すさまじく大昔に麻糸を桜で染めたり、楓で染めたりしました。…2001年のことらしいです。ですが、ブックカバーもいいし、カードケースもいいし…とか思うと、何用に使うかを思い切れずにずるずると…。
しかしあるとき「いやそんなに量があるわけじゃないし、幅が少なくて済むものを長めに織っておいたらいいんじゃない?」と、カードケース幅に合わせて整経しました。…いつやったんだっけなあと思ったら2020年の2月でした。それからでも2年経っている…。
13.5cm幅を目指して、10/cmで135本。
桜5、楓5を13.5回繰り返す、と思ったのですが…。思った以上に楓で染めた糸の量が少なく。1番液で染めたものと2番液で染めたものを両方使いもしたですが「この分だと緯糸の分が全然なくなる…」と思って断念。
桜5、楓5を9回繰り返して、残り45本は桜で染めた糸だけです。
織りあがりはこちら。

- 仕上がりサイズ
- 大体14cm×357cm(房は含まず)
- 経糸総本数
- 135本
- 整経長
- 440cm
- 通し幅
- 13.5cm
- 筬目
- 5目/cmの丸羽
- 使用した糸(経糸・緯糸共)
- 麻 25/2番手 精錬を桜の葉で染めたもの、楓の葉で染めたもの。緯糸には人参の葉で染めたものも。
- 使用織り機
- アジャカ4枚綜絖織り機
- 作成期間
- 2020/2/2~2022/5/3
最初のうち、緯糸は桜だけで織ってました。これが大体105cm。

でも残した楓の糸もあるにはあったので、途中からチェックに。50cm。

多分、楓の糸が尽きたので、「あー人参で染めた糸もまあ色が近いから…」と思って入れた気がします。ちょっとこの辺から色が違う。166cm。…そんなに人参で染めた糸残ってたかなあ…。こっちが楓かも???

最後、いよいよ薄黄色系の糸が尽きたので桜だけで織ろう…としたけど、いまいちつまらなかったので、糸の籠をあさったら「おお?ちょっと濃いけど楓で染めた糸があったぞ。っていうか経糸の真ん中に使ってるやつじゃん」と思って、ランダムに入れてチェックにしたもの、36cm。

うーん、写真ではよくわからないですね。もっと明るいところで撮ればいいのか??
生地はぽこぽこしていますが、レースにしようとした、とかではなく、単純に経糸のゆるみの問題でこうなりました…。
経糸が、ところどころ伸びたり切れたりして緩みまして…。重石をしたりしたのですが、ちゃんと平らには戻せなかった。
これから洗って、干して、アイロンかけますが、それで直らなかったら「味」ということにします…。
さて、アジャカで織りたいものがたまっているので、経糸準備しなくちゃ…。
端糸の利用
2020-06-14
カード織りをすると…経糸の余りが出ます。それなりの長さがあるのでとっておいたのですが、最近カード織りばっかりしていたので、かなりたまってしまいました。使おう!と思いました。
以前に端糸で織ったものをデジカメ入れにしていて、けっこう気に入っているので、また端糸を緯糸にして織ろう!と決めました。
経糸をルーバフォルコット(EX)の白で2m位張って、心の赴くままに織りました。途中、在宅勤務の都合で咲きおりを片付けたりして進捗が止まりましたが、6/14に「なんだ、あとちょっとで織りあがるじゃん」と気が付き、咲きおりを出してきて織りきりました。
全体像はこちら。135cm位織りました。幅はところにより13cm~14cm。緯糸の長さによって、両脇に出しっぱなしだったり、中に入れこんだりしているので、幅が一定しませんでした。気を付ければいいものを…。
左下にあるマットの方が目立ちますね…。フィンランドの工房で購入した裂き織りマットです。今は工房の椅子の下に敷いています。

全体像でいうと左側。織り始めの辺りです。緯糸を両脇に出しっぱなしにしていたら、幅がゆったりしちゃった感じ。あとで緯糸同士を結び付けてちょっと幅を一定にしました。

真ん中あたり。緯糸は基本中に入れこんでいますね。この辺はまだ使った端糸が長かったようです。入れこんだ結果織り幅が狭くなってきた辺りです。

全体像で言うと右側。織り終わりの辺り。この辺は端糸が短かったのでしょう。入れこんではいますが端っこがたくさん表に出ていますね!写真を撮った後、始末はしましたが。どうしてもちょっとは出ちゃうので…味ですよ。味。

- 出来上がり寸法(房を含まず)
- 長さ135cm×巾13~14cm
- 経糸総本数
- 76本
- 整経長
- 約2m
- 通し幅
- 15cm
- 筬目
- 5目/cm
- 使用した糸
- 経糸:ルーバフォルコット(EX) 白
- 緯糸:ルーバフォルコット(EX)、経糸用綿糸、コットンキング(多分)、刺し子糸など
- 緯糸:ルーバフォルコット(EX)、経糸用綿糸、コットンキング(多分)、刺し子糸など
- 組織
- 平織り
- 使用織機
- クロバー咲きおり
- 作成期間
- 2020/2/22~6/14
今年からバレットジャーナルのようなことを開始してみたので、作成開始日がはっきりわかりました(笑)。
一応作るものを決めてこの幅で織ったのですが…幅が色々だからなあ…さて…。
- 参考用語
- あ行:筬目
か行:カード織り
さ行:裂き織り、整経長
た行:経糸、通し巾
は行:平織り
や行:緯糸
100円織り木枠で絵織り・少し修正
2017-08-21
とっても「何かがチガウ…」感が強かったので、修正を試みました。まず、嘴の肌色を外し、その辺りの背景色も外しました。良い子は真似してはいけない…かもしれません。本当は上も全部外して織りなおすべきかなあ…。

背景色を針に通し、空いた隙間を全部埋める。元の糸をそのまま使ったので、面積が広くなる分糸が足りなくなるかと思ったのですが。不思議なことに糸は余りました。まあ、脇を見ても元よりゆるみが少ないですね。あと、往復回数が少ないかな。。

そして嘴辺りをレモン色で刺す。これは鬼柚子で染めたメリノを紡いだ糸を使いました。ランダムチェックマフラーに使ったのの余りです。

今回は元絵よりも、嘴っぽく、を心がけました。
あと目の位置も若干変更。
刺しついでに、頭のところとかも、ちょっとぼさぼささせてみました。
少しましになったんじゃないかなーと思うのですが、どうでしょうか…。
100円織り木枠で絵織り。何かがチガウ…
2017-08-20
100円ショップで織り木枠を買ったので、姉に鳥イラストを描いてもらいました。それでボチボチ織ってましたが…、

チガウ…これはモモイロインコじゃない…。
ちなみに姉に描いてもらった元絵はこちら。まあ、こんな細かいのは無理だなとは思ってましたが…、それにしても違い過ぎる。

敗因はまず、経糸密度2/cmってところ。前述しましたがそんなに細かいのはちょっと…。嘴が特にダメですね!実は上嘴と下嘴別々に織ったんですよ?そんな苦労も全然わからないうえ、オウム・インコ系の嘴じゃないー。
あと、色。中央のピンクはカラー原毛を紡いだもので、こたつ敷マットを織った余りですが、まあこの色はいいかなと思います。
グレー部分。モモイロインコのグレーはもっと薄い気が。オーバーショットでボレロを作った時のグレーとかが薄いと思ったのですが、使ってみようと思うと意外に濃い。結局手持ちの中で一番薄いと思われるグレーを使いました。第二回北欧旅行時にスウェーデンで買ってきたゴットランドの糸です。
それから嘴。指定は肌色orクリーム。これは2011年1月に小豆で染めた糸で、かろうじて肌色かなと思ったのですが…。なんか浮いています。
浮いていると言えば頭部。薄いピンクか、なかったら白でいいよと言われたので、木枠講習でいただいた雲や牛用の白を使ったのですが。白すぎました!でも薄いピンクは…オレンジがかったのならあるんですが、モモイロインコっぽい「…これ本当に自然の色なの?」みたいなピンクは手持ちにない…。
それから、目はあとで針で刺したのですが。場所が悪いなあ。何度かやり直してようやく丸い目になったんですけどね。もう一回やり直すか…。あ、目の黒はサンプルのカラー原毛を紡いだものです。
ちなみに地の色は、ピックアップのサンプルを作成するときに当時の先生がくれた糸、の余り。地の色もいまいちだったかな…。
そういうわけで、嘴は刺す方向でやり直したいですね。色も変えたい。目の位置も変えるかな…。それで少しはましになるかどうか…。
残り糸で小物用の布地
2015-06-14
クッションカバーにするつもりだった麻布がボロボロになってしまったため、残った糸でクッションカバーを作ろうかなと思って整経を始めました。が、計算を間違っていて、残糸では全然足りませんでした。
そして、結局、ボロボロの麻布でクッションカバーを作りました…。
で、残糸を、、、整経をやり直して小物用に12㎝幅位で織ることにしました。
藍染の糸が切れまくったのですが、どうしても藍がメインのストライプを作りたかったので、藍が多めの経糸。緯糸は途中で足りなくなるだろうからそうなったら、人参の葉染めの糸を入れて、チェックにすればいいや、と考えました。
上述通り、整経をやり直したわけですが。
何か筬通しも丸羽にするつもりだったのに、うっかり間違えてやり直したような…。
綜絖通しを終えて、巻取りを始めたら、経糸が抜けてやり直したり…。いやー、実はそろそろ織り始めて19年らしいのですが(織り頻度が低いですけどね)、巻取り中に経糸が抜けたのは初めてです!
そんなこんなで準備に苦労した今回。織りに入ってからは順調…と言いたいところですが、やはり藍染の経糸は切れました。今回は10/cmの筬の片羽ではなく、5/cmの丸羽にしたんですけどね。まあ、丸羽にした分、クッションカバーよりは切れ方がマシだった気がします。
あとクッションカバーの時は途中で経糸を継ぐのを諦めたのですが、今回は諦めずに全部つなぎました。そんなわけでボロボロ感はそんなにないのではないかと…。
出来上がりはこちら。全体像。

ストライプ部分。渋いですね。

チェック部分。可愛いですよね。

- 仕上がりサイズ
- 12cm×107cm(房は含まず)
- 経糸総本数
- 122本
- 整経長
- 170cm
- 通し幅
- 12cm
- 筬目
- 5目/cmの丸羽
- 使用した糸(経糸・緯糸共)
- 麻 25/2番手 精錬を人参の葉で染めたもの
- 麻 藍染め 25/2番手
- 麻 藍染め 25/2番手
- 使用織り機
- アジャカ4枚綜絖織り機
- 作成期間
- 2015/5~6月
- 参考書籍(模様を決めるのに使用。一応両子持ち大名にしたんですよ)
- 『暮らすように織りを楽しむ』
107cm…何が作れますかねえ。名刺入れとか財布とかを作りたいと思っています。
- 参考用語
- あ行:藍染め、筬通し
か行:片羽
さ行:整経、綜絖
た行:経糸、通し幅
ま行:丸羽
や行:緯糸
東京スピニングパーティーで「木枠で絵を織る」に参加
2014-09-30
今年の東京スピニングパーティーは浅草橋での開催でした。翔工房さんの絵織りは前から素敵だなあと思っていたので、ワークショップの「木枠で絵を織る」には大変心惹かれたのですが。
・北欧からの帰国の翌々日。眠そう。
・ほぼ一日がワークショップで終わるため、ほかの出店を見られる時間があまりない
ということで参加をどうしようか悩んでいました。
結局申し込みました。
まあ案の定、時差ボケ?か眠くて…緯糸を入れながら何度か居眠ってしまいましたが…(すみません)。
スピニングパーティーのほかの出店については、昼休みに急いで一巡りしました。
よかったのか悪かったのか、北欧帰りのおかげで物欲がなく…
欲しいと思うものがなく…(いや、少し悩んだものはありましたけどね…)、
30分位回っただけで、気が済みました。
というわけで、ワークショップで織ったのはこちら。
会場で絵ハガキサイズの額に試しに入れてくださったのを撮影したものです。

「額に入れると牛が牛に見える!」が私の感想…。
近くの席の方は、入れなくても牛に見えるわよ!と慰めてくださいましたが…。
そうそう、隣の席の方は、ヨハンナ・グリクセンのバッグとポーチをお持ちで、
元々フィンランドで織り体験(一週間コース。日本語OKだったそうな)をして織りにはまったそうで、
私がヘルシンキで買ってきたカード織りの本をご存じで、「前に見た時はカード織りをしていなかったので買わなくて、カード織りをするようになった今後悔してるんですよ!あれ、いい本ですか?やっぱり入手しようかなあ…」とおっしゃっていて、
とてもフィンランドを思い出す存在でした(笑)。
ちなみに織りやカード織りだけでなく、今では紡ぎもされているそうで、ひま研さんの一頭分の毛を購入されていました。
さて、帰宅後家にあるはがき用の額に入れて撮影したもの。ガラスが入っているので、反射でどうも自分が写ってしまい…苦労して撮りました。

まあ、牛はどうにか牛に見えるかな…(この風景にパンダはいないだろう)。