黄八丈体験

 2009-04-04
八丈島では毎日行われていることなので、カテゴリーがイヴェントなのも変な気がしますが、体験してきましたーはイヴェントにしておきます。

先週の土日に八丈島に行ってきました。金曜の夜に船で出て、日曜日の夕方の飛行機で帰ってきました。旅行の詳細はもう一個のブログに書いたので割愛しますが、旅の目的の一つ・黄八丈について、こちらに書きたいと思います。

黄八丈織り体験
三人で行ったのですが、付き合ってもらって黄八丈織り体験をしてまいりました。4枚綜絖(踏み木を二本にしているのもありました)の織り機が4つ用意されていて、12cm幅位経糸がはってあります。経糸の通し方は機によって違っていて、好きな機を選ばせてくれます。そこに好きなように緯糸を入れていって、長さ15cm位織ります。経糸は1本ずつ(多分)入っていましたが、緯糸は数本引き揃えでした。まあそうじゃないと時間がかかってしょうがないでしょうか。
で、緯糸は用意されていたのが、白・黒・樺色・黄色・灰色・ピンク(ハイビスカスで染めたそうです)でした。私は黄八丈らしさを求めて、黒・樺・黄・灰色を使いましたが……灰色は使わないほうがより黄八丈っぽかったかもしれないなあ!とあとで思いました。

ちなみに面倒を見てくださったお店の方は、このお店に勤めてまだ1年というお嬢さんでした。勤めて初めて織った反物とか見せてもらっちゃいました。いや、「あまり間近で見られたくない!」とおっしゃっていたのですが、置いてあったのでついマジマジと(笑)。
そういえば、元々八丈島の方だったのか、他の土地から来た方なのか、聞き忘れました。夜に夕飯を食べに行った居酒屋にいたおにいちゃんは千葉出身でしたが。

ところで黄八丈は何となく平織りの格子模様というイメージだったのですが、実は綾織りもあるし、昼夜織りもあるのですね。もっと色々あるかもしれませんが。

そういうわけで、体験をした「八丈民芸やました」さんでも、商品とか反物とか見たのですが、翌日時間があったのをいいことに、また付き合ってもらって、「黄八丈め由工房」にも行ってきました。
こちらの商品はこちらのお店でしか買えないとか。目の保養でした!黒一色の升織の財布とかがあったのですが「わー、一色でも格好いいものだなあ!」と惚れ惚れしました。
まあ商品は分不相応なので(苦笑)、ハギレを買ってきました。黄八丈ハギレ
生地をちょっと買えたら、あとで着せ替え人形に着物が作れるかなあと思っていたのですが、商品の残りなのでしょう、ハギレが三角だったので、ちょっといかんともしがたい……と思い、なら参考に!と小さいハギレを5枚買ってきました。15cm×15cmを半分にしたサイズです。

お店は真ん中が織り場になっていて、織る音を聞いていたら「ドンドンッジャッ」って感じでした。音を聞きながら足を見たところ、足をそろえてドンドンと2回打ち込んで、踏み込んで、車杼を通す、というサイクル。いや、体験教室では「緯糸を通したら打ち込んで、踏み変えてまた打ち込む」と教わったので、「あれ?」と思って、よくよくチェックしてみたのです。「足をそろえて」が難しいから、体験教室では、踏みかえる前後に打ち込んだのかもしれません。
そしてお店の隣にある工房に行きました。
工房では地機を見せていただき、
黄八丈地機
カッペタ織も見せていただきました。
黄八丈カッペタ織
あと、興味があればどうぞ、と、『平成永鑑帳』も見せてくださいました。永鑑帳とは、江戸時代に幕府に納める黄八丈の反物50種類と帯地6種類の見本布地を貼って綴じたもので、『平成永鑑帳』とはそれをめ由工房さんで復刻したものです。いやあ、よかったです。経糸の本数とかも書いてありまして、すごい資料ですね。

八丈島で、黄八丈といったら、観光できるのは調べた限りでは上記2箇所かなと思うのですが。意外に落とせないポイントだったのが空港です。売店で黄八丈の商品を売っていますが(多くは、「八丈民芸やました」のものだったような気がします)、反物を10cm単位で切り売りしていました。
上述どおり、着せ替え人形の着物を作りたい野望があったので、欲しかったのですが……お値段が……。それにハギレ買っちゃったし……と葛藤し、最後には「冷静になれ!この布で人形に着物を作る気になるほど腕があがるのは、今から鍛錬したとして何年後だと思う!?」と自分に言い聞かせて、買うのをやめました(苦笑)。
そうしたら今度、黄八丈の糸を見つけてしまったのです……。……いや、島に行く前は、工房に糸があったら買っちゃうかもなと思っていたのです。が。「れ、冷静になれ!家にある糸を織り終えてこれに取り掛かれるのは何十年後だと思う!? 大体こんな細い糸を筬や綜絖に通す根性があるか!?いやない!!」……と言う訳でこちらも買うのをやめました(苦笑)。

……万が一、縫いたいーとか織りたいーとか思ったら、また行くか、もしかして通販してくれるかもしれないので連絡するかすればいいや、と思っています。

いやまあ、しかし、自らを知っているなあと(笑)<こんな細い糸を通す根性はない
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