布団カバーをキッチンマットに

 2016-05-22
一月に台所のリフォームをしました。その結果茶色基調になったので、「あー、前使ってたあの布団カバーでマット作ったら合いそう」と思いました。

その布団カバーとはこんなやつです。裏は全部茶色。
『生活実用シリーズ 簡単手づくり 裂き織り小物』に、「シーツのような大きな布があるときは大きな織り物に挑戦してみるとよいでしょう」って書いてあったのですが、忠実に守って「大きなものを織るぞ!」とシーツの類を大事にとってある私でした(笑)。
布団カバー

布団カバーなだけにちょうど表と裏で二枚ありますし、お昼寝マットと同じ織り方・weft enhanced plain weaveにすることにしました。あれ、踏み心地いいですしねえ。

で、なるべく、布団カバーと同じ印象にしたかったので、緯糸が裂いた布幅の半分の幅になると仮定して、往復で元の柄ね!というわけで、「織りたい幅の倍+α」で布団カバーを切って、緯糸を用意しました。

『すぐ使いたい裂織りバッグ』には「元々の柄を生かすために、きものの幅(=元の布と同じ幅)で織り」という記述がありますが。「え、緯糸は余裕を持って入れるものだから、同じ幅だとずれちゃうんじゃない??」と思っていたんですよ。それで「+α」したわけです。

…結論から言うと、裂き布を切った時にちょっとのびたりするせいか、「織りたい幅の倍+α」だと往復織ってちょっと余ります。
というわけで、本に書いてあった通り、「元の布と同じ幅に経糸をはる」位でよさそうです…。(今度検証してみます)

そして「織りたい長さが2m以上なんだから、この調子で緯糸を用意すると途中で足りなくなるわ…」と気が付いたこともあり、途中からは布団カバーの幅を全部使って、緯糸にしました。

出来上がりがこちら。印象は…布団カバー時代の印象を残して…いるかな?
台所マット全体
ちょっとアップで。
台所マット部分
布団カバーは2cm幅で切ったのですが、一色の幅が2cmないところもありましたので、しましまのところなどは、やはり元の布団カバーと同じ、とはいきませんね。

でもまあ努力のあとは見られる、という気がします…。

あと、織ってみたら、お昼寝マットよりちょっと厚みが少ない気がします。シーツじゃなくて掛け布団カバーだったこともあり、元々の布が薄いかもしれません。でも二重なので踏み心地はやはりそれなりにいいです。お昼寝するわけじゃないですから、厚みはこの程度でも問題ありません。

それからお昼寝マットの時も思ったのですが、これ、『The Big Book of Weaving』の表紙と同じ織り方の筈なんですが。表紙の方はほとんど経糸が見えてないのに、私が織ったのはばっちり経糸が見えます。打ち込みの差でしょうか。アジャカは我が家にある織り機では一番打ち込める織り機のはずなのですが…。
うーん、天秤式の織り機で織ったら違うのでしょうか。…いや、欲しいとか思ってませんから。部屋に置けないこともないな、とか考えたり…ちょっとしましたけど(笑)。


仕上がり予定サイズ
240cm×46cm
経糸総本数
124本(2本取りにするので実際248本)
整経長
340cm
通し幅
50cm
筬目
5目/cmの筬を使用。一羽おきに入れたので経糸密度は2.5/cm。
使用した糸
経糸 たこ糸8号
緯糸 掛け布団カバー
組織
二重織り
使用織り機
アジャカ4枚綜絖織り機
綜絖枚数
4枚
作成期間
2016/04/~2016/05
織り上がりサイズ
235cm×47cm(平織りを含まず) ※追記 洗ったら縮みました。208×42cm。わあびっくり。

前回だいぶ縮んだので、経糸は随分余裕を持って用意しました。普段70cmのところ100cmみましたからね。
そのかいあって、織り始めと織り終わりの、緯糸をタコ糸にしての平織り分を入れると、ほぼ予定通りの長さ240cmだったのですが。
台所に敷いてみたら、30cm位短かったんですよね…。台所のサイズを間違えて記録していた、、、のでしょうか…。


参考用語
あ行:筬、筬目
さ行:整経長、綜絖
た行:経糸、通し幅
や行:緯糸


(2016/5/26 ちょこっと書き換えました)
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カテゴリ :しきもの-床 トラックバック(-) コメント(11)
コメント
裂き織りは未体験なのですが、古いカバーやシーツは遠慮なく洗濯できるので良いですね。
ところで、やはり織り機による打ち込みの強さの違いはありですか。
私のはカランコなのですがいまひとつうまくいきません。もちろん技術の未熟さは
ありますが、織り機の特性もありますか?
【2016/05/23 19:15】 | 小麦 #oMC7AjlQ | [edit]
>小麦さん
コメント有難うございます。
織り機による打ち込みの差はあると思いますよ。
カランコは使ったことがないのでどうかわかりませんが…。

咲きおりは構造からいっても明らかにあのリジットヘドルで打ち込んだだけでは打ち込みが少なめです。ぎゅうぎゅうに打ち込むにはくしでやることになります。

ただ、打ち込みの差は織り機の特性だけじゃなく、経糸の種類と張りの強さに大きく左右されるはずです。もうちょっとゆるく張って打ち込んだら、アジャカでももう少し経糸が見えない出来上がりになったかもしれません。
【2016/05/23 21:51】 | Riko #- | [edit]
こんばんは。
以前、
かたいしっかりしたマットを織っている方に聞いたら、「経糸をめいっぱい張って織るのがこつなんですよ。経糸がゆるいといくら打ち込んでも経糸が伸びてしまいますから。。かたく張ってそこに緯糸をバンと打ち込むんです。」っておっしゃっていました。

全然正反対の考えの方もいらっしゃいますが、
私も実際にかたく張って力強く打ち込んでみたら、しっかり緯糸が入ってくれました。

”経糸を見えないように織る”のと“しっかり打ち込んで織る”を同じと考えて話をしてしまいましたが、意味が違います?
そういうことじゃないよってことでしたら無視してくださいませ(汗
【2016/05/31 00:09】 | eri #z1uogJ6Q | [edit]
>eriさん、
おお、コメント有難うございます。

実は私もかたく張る方がいいと思って、このマットも気合を入れてかたく張って織ってたんですよ。
そしたら上のコメントを書く際に検索したらですね。緩く張る説を発見しまして。うーん、どこで発見したのかは…わからなくなりました。
確かにベルト織りなんかもかたいとどうにも入っていかなかったから、緩い方が入ったりするのかな?と思った次第です。

織り機と、張り方の、組み合わせ、、、なのかもしれませんね??

今度、ベルト織りでかたく張った場合と緩く張った場合を試してみようかと思います…。

【2016/05/31 00:18】 | Riko #- | [edit]
これは難しい問題になりそうな気がしてきました。。。

例えばですが、
経糸の張り具合にムラがあった時(私の経糸張りの下手さをここで書くのも…ですが…笑)、そういうところに緯糸を入れて打ち込むと波打ちますよね。その時のことを考えると、張りが緩い部分は膨らんで張りが強い部分は打ち込まれてへこんでいるような… 
と考えると普通の時は強い方が打ち込まれる気がするんですが。。

“織り機と、張り方の、組み合わせ” は可能性高いですね。
ベルト織りって経糸の密度がありますよね。関係あるかも?

【2016/05/31 20:09】 | eri #z1uogJ6Q | [edit]
>eriさん、
経糸張りは私も苦手です(笑)。

でも、経糸の張り具合にムラがある時に、張りが強い部分に打ち込まれているのは、また別の要因があるような気がします。
同じ緯糸一段に対し、緩いところは経糸が長くなりますよね?
例えば1.2cmの経糸の下に入るのと、1cmの経糸の下に入るのとでは、1cmの方がやはりかたく打ち込まれることになるのではと思うのですが…。

あ、あと、さっき畳の経糸について調べたんですが。経糸は綿より麻の方が目詰まり感があるものが織れるそうです。つまり、経糸にもよりますね…。

ともあれ、「織り機による」というのはあると思うので、My織り機の場合を色々自分で見つけていくしかないのでしょうか…。
【2016/05/31 23:36】 | Riko #- | [edit]
緩く張る説、何で見たのかわかりました。ネットじゃなかった…。『ウィーヴィング・ノート』でした。「経糸の張りが強いと緯糸が打ち込みにくくなり、弱いと打ち込み易くなります」と書いてありました。
【2016/06/01 06:46】 | Riko #- | [edit]
>でも、経糸の張り具合にムラがある時に、張りが強い部分に打ち込まれているのは、また別の要因があるような気がします。
>例えば1.2cmの経糸の下に入るのと、1cmの経糸の下に入るのとでは、1cmの方がやはりかたく打ち込まれることになるのではと思うのですが…。

なるほど、そうですよね。別問題ですね。。恥ずかしい発言をしてしまいました(汗

ウィーヴィングノート見直しました!
書いてありますね。何度も読んだはずなのに…私はいったいどこを読んでいたんでしょう。
【2016/06/01 08:14】 | eri #z1uogJ6Q | [edit]
>eriさん
いやーでも実際かたく張って力強く打ち込んでみたらしっかり緯糸が入ったなら…、やっぱりやってみないとわからないということかと…。
あ、畳の話と合わせると、経糸が麻糸だと、伸びないからいいのかもしれません。
【2016/06/01 22:04】 | Riko #- | [edit]
問題は裂き織りの時のことですよね。
すべての条件を同じにして、経糸の張力だけ変えて試せばわかるってこと…ですねぇ。
経糸は伸びない糸でっていうのは私が話を聞いたその方もおっしゃっていました。
普通のたこ糸って結構伸びるから、麻糸の方がいいかもしれないですね。
【2016/06/01 22:36】 | eri #z1uogJ6Q | [edit]
>eriさん
安易にタコ糸を使ったのが間違いだったかもしれません…。
最初に裂き織りを習った時の経糸がたて糸5号という名でしたが多分タコ糸だろうという糸だったので、タコ糸を使っちゃうんですよ…。
アナンダさんのラグ用綿糸とか使ってみようかなあ…。
#今回大分タコ糸買っちゃったんですけど…(^^;。
【2016/06/02 00:34】 | Riko #- | [edit]












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