紡いで繋ぐ 秩父とケニアとスウェーデン

 2016-03-20
ちちぶ銘仙館で3/16~3/22に開催されている「紡いで繋ぐ 秩父とケニアとスウェーデン」に行ってきました。
マヤのスウェーデン織物留学」のブログで、スウェーデン留学の様子を当時しょっちゅう漏れ見させていただいていたマヤさんの、秩父とケニアとスウェーデンで制作された作品の展示です。そりゃあ、実物を見たいというものでしょう。

しかし当初3連休は旅に出る予定だったので、行けないかな…と思っていたのですが。
「ORICCO」というA4位のサイズの織機のワークショップもあるとのこと。「その織機見てみたい~」と思って(まあ、他にもいくつか理由はありますが)旅を取りやめました。

ですが我が家から秩父は十分旅でした。片道三時間位。

日頃西武線とは縁がないのですが、ここのところ2月のタリフマーケット(清瀬)と染めの小道(中井)、先週は法事(航空公園)と西武線に続けて乗る機会がありました。それで油断したのか、今日は池袋で乗ろうと思っていた西武池袋線に乗り損ねました。
そうしたら次に秩父に行くのにちょうどいい電車は、30分後でした。
まあ、秩父でお昼を食べようと思って、1時間弱余裕を見ていたので、ワークショップには間にあったんですけどね!お昼ご飯を事前に食べる余裕はありませんでした。考えてみれば池袋で30分待ってる間に買えばよかったのですが、、、テンパっていてそんなこと思いつきませんでしたよ…。

ちなみに同じ日の同じ時間帯のワークショップだった箕輪先生と、実は池袋からずっと同じ電車だったらしいのですが、お互い気が付いたのは西武秩父駅に着いた時でした(笑)。駅からはご一緒しました。

さてちちぶ銘仙館は、住宅地の途中に突然あるような感じですが、旧埼玉県繊維工業試験場秩父支場本館で、国の登録有形文化財です。資料の展示のほか、伝統的な技術を伝承するための施設となっていて、手織り・型染め・藍染め・ほぐし捺染の体験もできるそうです。
ちちぶ銘仙館入口

今回受けてきたのはそういった、通常やっている体験とはまた別で、ORICCOという、A4位のサイズで4枚綜絖という何だか聞くだにすごい織り機を体験する場でした。この織り機で、ムンカベルテを織りました。
ORICCO
今回の糸は、経糸も緯糸も秩父太織の引き揃え糸だそうです。
秩父のものと北欧のものが組み合わさっているのは、マヤさんがいるからこそかな、と思いました。

しかし、体験ばかりでなく、勿論銘仙館の中も見学してきたのですが。型染めをシルクスクリーンにしていたりなど、秩父銘仙自体が、どんどん新しいものを取り入れていく体質なのかなーと思いました。

さて、今回の入手物はこちら。上の方の紙類は今回の展示のチラシ、ワークショップの資料、展示物の紹介です。
真ん中の布は売店で売っていた「秩父の織布」です。綿100%。寺内織物さんのものだそうです。幅58cm×1mという、思ったより大きいサイズ。赤系のほか青系と緑系もあって、どれも気に入ったのですが、赤系を入手。
そのほか一番手前にあるRikoというキーホルダーが何かというと、実はバイオリン王子(念のため説明を書くと、箕輪先生がブログで「バイオリン王子」と命名されたバイオリン職人さん)がいらしていまして、お土産に下さいました。王子はワークショップ体験者ではなく見学者でした。ワークショップ中、王子は箕輪先生につっこみを入れまくっていて、何だか面白かったです(笑)。
ちちぶでの入手物

最後に、ワークショップで織ったムンカベルテの写真。下に敷いたのは秩父の織布です。
織りの始末はメルターという熱接着糸で平織りをしてアイロン仕上げでした。コースターなどを作る時にはいいですねえ!ワークショップもけっこう房の始末で時間がかかるでしょうから、アイロン仕上げで済むのは時間短縮のためにいい技だなあと思いました。
体験したムンカベルテ

…ちなみに時間短縮とか言いましたが、我々が参加した回は4人中3人が織り体験者だったせいか、2時間とってあったのに、ほぼ半分の1時間で織り上がっていました(笑)。だって操作もそう難しいわけじゃないし(多少レバーは押しにくかったですが。あと、大きさと経糸の張りっぷりからいって仕方ありませんが、開口がちょっと悪かったです)。…まあもうちょっと丁寧に織れば、もうちょっと出来がよかったのではないかという気はしますが…。出来がねいまいちなんです(^^;。
もう1名様も、編みをされていて、今度織りも始めようと思っている、とのことでの参加だったようです。

ところで興味津々のORICCOですが。多分、参考になっているのは地機なんですね。綜絖は糸綜絖でした。地機と同様、一回一回糸で綜絖を作るタイプ。経糸自体は木枠の釘にひっかけて張っておいて、それを糸綜絖で拾って経糸を準備するようです。
ちなみに釘は上から2枚目の写真でわかるとおり3段になっていまして、経糸密度は6/cm。
この構造上巻取りはできないので、織れるのは12cm位が限度でしょうか。幅も最大が12~13cm位のようです。
小さくてかわいいけど、やはり小さいが上の制約も大きいですねえ。

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コメント
さっすが!
ワタシ、上手く書けそうもないからって諦めて
スルーと流してしまいましたが、お見事っ!
あらためて
そうなのよね〜、アタシも同じ体験してきたのよね〜
それなのに、この感想の違いってばなんなの〜?って(^◇^;)
【2016/03/21 00:12】 | kyoko #1wIl0x2Y | [edit]
>kyokoさん
コメント有難うございます。
kyokoさんの記事は、予習としてしっかり役に立ちましたよ!
あと、写真がわかりやすかったです。私の写真なんかレバーが切れていますよ!どうやって綜絖の操作をするのかわからないじゃないですか!

【2016/03/21 00:35】 | Riko #- | [edit]












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