組ひもプレートで紐を組む

 2016-06-26
先日ユザワヤに行ったら、静電気防止の「ベルアートNo.88」という糸を在庫整理で安売りしていました。
静電気防止。それはいいなあ…。と思いました。
というのも今の時期はさすがに大丈夫ですけれども、冬になると、けっこう静電気で困る体質なのです。
特に、車に触ろうとするとバチバチ。

だから、静電気防止糸で紐でも作って車のキーにつけておくか!と思いました。「ベルアートNo.88太」だと、太さもよさそうな感じだったんですよ。以前、サンダーロンという、やっぱり静電気防止の糸も買ったのですが、あまり色数がなくて、細かった、、ような気がする…。それであまり使えていないのです。

「ベルアートNo.88」も、在庫整理だけに残っている色数は少なかったのですが、赤と黒があったので、その二色でなら何か作れるだろうと、それぞれ1コーンずつ購入。

しかし、紐と言っても色々作る手段があります。組ひも、カード織り、ベルト織り…。どうしようかなと思いましたが、持ち歩きやすいので組ひもにすることにしました。平たい紐がよかったので、組ひもプレートの方で。
ちなみに組ひもプレートと組ひもディスクでは、重りが要らない分、組ひもディスクの方がよりお手軽、と思っていたのですが。今回、
かわいい組ひもの教科書: はじめてでもかんたんにつくれる 50通りの組み方とアクセサリーのつくり方かわいい組ひもの教科書: はじめてでもかんたんにつくれる 50通りの組み方とアクセサリーのつくり方
多田 牧子

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をよくよく見たら、この本では組ひもプレートでも重りをつけないのが基本のやり方でした。まあ、重りをつけるといいですよ、みたいなことも書いてありましたが。
それで今回は重りをつけずにやってみましたが、いい感じかもしれません。斜めに組みあがっていくのね、と実感もできました。

さて今回はキーホルダー用ですので、
組ひもで作るアクセサリーと小物―組ひもディスクと組ひもプレートで簡単&スピーディー組ひもで作るアクセサリーと小物―組ひもディスクと組ひもプレートで簡単&スピーディー
雄鶏社

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を参考に、115cmを二つ折りにして組みました。
10本1-1安田組

組み方は10本1-1・安田組。結果、幅が9mm位で、33cm組めました。長く出来上がりました。
そりゃー、本とは糸が違うので、サイズが違うのはしょうがないですね。
ところどころまっすぐではなくでっぱっているのは、力加減の問題でしょうか…。

ベルアートNo.88(太)は、本で指定の糸よりは、細いかもしれないなーと思って、次は二本取りにして組んでみました。
組み方は16本1-1・安田組。幅が2.2cm位で30cm位。
…うん、二本取りにしたうえ10本を16本にしたら、そりゃあでかくなりますよね。
しかしすんごくしっかりとしていて、持ち手とかによさそうな感じにできあがりました。
二本取りで、16本1-1安田組

しかしとにかくベルアートNo.88(太)については、なかなか使いやすくて気に入りました。…廃番なので、在庫以外はもう入手できないですが…。
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ネクタイ裂き織り地残りで三角ポーチ

 2016-06-21
ネクタイ裂き織り地の残りのC面で、三角ポーチを作りました。手持ちの12cmファスナーを使いました。持ち手は、以前に母のズボンのベルト通しを作った時の残り。…こういうテープ状のものは作っておくと役に立ちますねー。
三角ポーチ正面

横向き。タグをはさみました。また持ち手の裏に縫い付けようかと思ったのですが、持ち手よりタグの方が幅が広かったのです…。
三角ポーチ横向き

作り方は『すぐ使いたい裂織りバッグ』を参考にしています。裏地もつけましたよ、苦手なまつり縫いで…。

『花と緑の染織』で見た時から、可愛いなあと思って、作りたかった三角ポーチ。しかし出来上がってみると何を入れるのか疑問な形ですね(笑)。飴とかかな。

しかしネクタイバッグと三角ポーチと。裏地も手持ちの黒い布だし、ファスナーもマグネットボタンも持ち手に使ったものも家にあったし。手持ちのものだけで出来上がりました。
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ネクタイ裂き織りバッグ三つめ

 2016-06-19
『ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具』に載っていた参考用語を「用語」カテゴリに追加していたら、一週間の更新が用語ばっかりになってしまいましたが(こんなに新たな用語ばかりなのはおかしい…と思っていたら、参考用語をつけていない記事がけっこうありました…)、ネクタイバッグ作りもちまちまと進めていました。

出来ました!
こちらがA面。…たぶん。
ネクタイバッグA面
こちらはB面。たぶん。
ネクタイバッグB面

当人が「多分」とつけてしまうくらい、写真で撮ると差がわかりませんが。底を見るといくらか差があるのがわかります。上がA面、下がB面。A面の方が縞がくっきりしています。
ネクタイバッグ底
サイズはおおむね『すぐ使いたい裂織りバッグ』のP10のトートバッグ(小)と同じですが、ファスナーではなくマグネットボタンをつけました。つけるのが楽ですしね!あと裏地のポケットは2か所につけました。
ネクタイバッグ内側
持ち手はちょうど家にあった革の端切れなのですが、そのままでは持つところが太い、という母の助言もあり、一番上の辺りは折って縫いました。縫ったついでに片側にはタグをつけました。
ネクタイバッグタグ

ちょっと持ち手の位置がいまいちだったなーと思いますが、まあ使えるでしょう。
マチがけっこうあるので、全体的には小さいトートバッグになりました。
高さ21cm、口のところの幅31cm、底の幅19cm、マチ12cmです。
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 2016-06-18

ろ【絽】
紗と平織りを交互に組み合わせたもの。経糸をからませた中に複数の緯糸を入れるもの(平絽)と、経糸をからませた中には緯糸を一本入れ、平織りを何段か織って、また経糸を絡ませるタイプのもの(ほら絽)とがあるらしい。ゴーズとも言うらしい。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
(2006/3/24記)(2008/3/30追記)
ろうけつぞめ【ろうけつ染め】
ろうで防染して染めを行うもの。ろうの部分が染まらずに残る。(2007/10/1記)
ろーずぱす【ローズパス】
綾織りの綜絖の通し方の一つ。例えば32141234のような通し方。その通し方で織ったもの。スウェーデン語ではローゼンゴン。
参考:『The Handweaver's Pattern Directory』
   『手織り大全』
(2005/10/02記)(2007/12/16修正)(2016/06/18修正)
ろーとんおり【道屯織】
首里織の一つで、経糸を部分的に浮かせて織ったもの。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
   『すぐわかる染め・織りの見わけ方』
(2006/3/24記)
ろーらっぐ【ローラッグ】
カーディングしたものを棒を使ってロール状に巻いたもの。日本語では「篠(しの)」という。
(2007/02/12記)
ろくろ【ろくろ】
滑車のこと。
ろくろしき【ろくろ式】
高機の種類の一つで、開口装置がろくろ装置のものをいう。
ろくろ棒に紐を一回転させ、ひもの両端に綜絖を一枚ずつ吊り下げる。綜絖枠が踏み木と連結していて、片方の踏み木を踏めば片方の綜絖枠はあがるが他方の綜絖は下がる。これによって経糸を開口させる。日本に昔からある織り機は大抵このタイプ。海外の織り機は天秤式が多い。(2005/10/11記)
ろむにー【ロムニー】
羊の品種の一つ。その原毛は紡ぎやすくてやわらかい。フエルト状になりやすい。服地やラグに向く。
参考:『手織りと手紡ぎ―豊かな暮らしを育む手作りの糸と織物』
(2006/09/27記)

 2016-06-17

よこいと【緯糸】
経糸にはさみこむことで、面を成し、織物となる。線状になるものであれば、概ね何でも使用可能。糸の他、紙、布を裂いたもの、竹、原毛、革、やし、とうもろこしの皮、針金などなど。横糸と書くのは間違いらしい。(2005/09/27記)
よこうねおり【緯畝織り】
変化平織りの一つ・畝織りの一つで、平織りを緯糸方向に拡大したもの。同じ目に二本以上の経糸を引き込むことで、二枚綜絖やリジットヘドル機でも織ることができる。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
   『手織りと手紡ぎ―豊かな暮らしを育む手作りの糸と織物』
(2005/11/6記)
よこがすり【緯絣】
絣の一つで、緯糸の絣で模様を表す方法。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
   『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
(2005/11/6記)
よこさしこ【よこ刺し子】
緯糸の浮きによって、模様を出す織り方。交互に平織りを入れることで安定させる。浮き織りも同様だが、浮き織りの場合は緯糸を作為的に浮かして入れるが、よこ刺し子は踏み方で浮くところが決まる。……と考えるとオーバーショットも同じような?
参考:『手織り工房 (ハンドクラフトシリーズ 146)』
(2009/6/13記)
よこずらしかすり【緯ずらし絣】
緯糸をずらすことで、単純なくくりやすりこみしかしていないかすり糸でも、変化のある模様を出すもの。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
(2006/3/24記)
よこやまがたしゃもん【緯山形斜文】
変化斜文織りの一つの、山形斜文織りの一つで、山形が緯方向に(くの字のように)連続したもの。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2006/05/07記)
くの字のようにと思っていたが自信がなくなった。もしかしてへの字だろうか……。
(2007/02/18追記)
よこよしのおり【緯吉野織り】
混合組織の一つ。平織りと緯畝織りの組み合わせで作られる組織で、4枚綜絖が必要。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2005/11/6記)
よこよろけ【緯よろけ】
波筬によって、緯糸が直線ではなく、波状に織り込まれる織物。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
(2006/3/24記)
よしのおり【吉野織り】
平織りと畝織りを合わせたもの。平織りとたて畝を合わせたものをたて吉野、平織りとよこ畝を合わせたものをよこ吉野、平徳とたて畝、よこ畝を合わせて織ったものをたてよこ吉野織りという。M's & O's(エムズアンドオーズ)。
参考:『手織り工房 (ハンドクラフトシリーズ 146)』
(2016/06/17記)
よしのこうし【吉野格子】
→経緯吉野織り
(2006/3/24記)
よりどめ【撚り止め】
紡いだ糸の撚りを戻らないよう落ち着かせること。蒸す方法とお湯に浸す方法がある。織り糸は蒸し、編み糸は湯に浸す。
参考:『はじめての糸紡ぎ スピナッツの本棚・2』
(2006/3/6記)
よろけ【よろけ】
通常、変わり筬を用いて作るもの。経よろけ・緯よろけ・可動式緯よろけ・経緯よろけ。
平織りをしてからフォークなどで糸をずらす方法で、リジットヘドル機でも行える。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
   『手織りの布がある暮らし 贈り物のゆくへ』
(2006/4/13記)

 2016-06-17

もしゃおり【模紗織り】
特別組織の一つ。混み差しと空き羽によって、隙間の出来る粗い組織。紗織りや絽織りの外観によく似ている。(だから模「紗織り」なのでしょう)
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2005/11/6記)
ももやまおり【桃山織り】
平織りと経畝織りを混合したような組織。
参考:『手織りと手紡ぎ―豊かな暮らしを育む手作りの糸と織物』
(2005/12/3記)
もんくすべると【モンクスベルト】【Monk's Belt】
スウェーデンの織りで、スウェーデン語ではムンカベルテ。意味は修道僧のベルト。オーバーショットの4種類の通し方(1212, 2323, 3434, 4141)のうち、模様が対象になるよう2種類の通し方を組み合わせたもの。一般的には、1212と3434の通し方を使用する。タビーを使用する。
参考『ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具』
(2016/06/17記)

 2016-06-16

ふぃんおり【フィン織り】
スウェーデンの織り方。ピックアップっぽいかと思うが、普通のピックアップとは違うという話も聞く。⇒ピックアップ(2010/07/15記)(2012/06/19修正)
ふぃんしーぷ【フィンシープ】
羊の種類。フィン、又は、フィニッシュランドレースと言うらしい。フィンランド原産の品種で、世界中で飼われているらしいが、日本では珍しいらしい。肉、羊毛、毛皮が使用される。多産。
参考:畜産ZOO鑑
(2012/06/19記)
ぶーけおり【ブーケ織り】
レース織りの一種。経糸を何本かまとめて緯糸でくくる技法。
参考:『手織り入門―いろいろな織り方がわかる12のレッスン』
   『手織りの布がある暮らし 贈り物のゆくへ』
(2006/01/26記)(2006/4/16追記)
ふうつうおり【風通織り】
二重組織で、踏み方を変えることで、表と裏の布を入れ替える。これにより二枚の布の間に空間ができる(なので風が通る、というのだろう)
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
   『手織り工房 (ハンドクラフトシリーズ 146)』
(2006/3/24記)(2007/03/09追記)(2009/6/12修正)
ふうつうおりかすり【風通織り絣】
風通織りを応用して、絣のような模様を織り出したもの。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
(2006/3/24記)
   『手織り工房 (ハンドクラフトシリーズ 146)』
(2009/6/12追記)
ふくろおり【袋織り】
二重織りの応用で、表側の織り地と裏側の織り地を両脇でつなげることによって、筒状のものを織る方法。
作品例:袋織りの作品例
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2005/10/19記)
ぶってはっく【ブッテハック】【Butte Hakk】
多分ノルウェー語。ダブテイリングのことだと思われる。⇒ダブテイリング
参考:『BILLED VEV―矢吹恵子の絵織物バッグ』
   『ハンドウィービング―手織りの実習』(ダブテイリングが載っている)
(2009/5/2記)
ふみかたず【踏み方図】
踏み木の踏み順を表した図。(2008/6/10記)
ふみき【踏み木】
織り機の部分で、足で踏む。綜絖枠と連結しており、これを踏むことによって綜絖が上下し、経糸が開口する。(2006/3/24記)
ふらいやー【フライヤー】
紡ぎ機の部分で、ボビンを置き、糸を巻き取るところ(2005/12/3記)
ぶらっくうぇりっしゅまうんてん【ブラックウェリッシュマウンテン】
羊の種類。ウェリッシュマウンテン種の黒い羊を交配して出来た黒い羊。ウェリッシュマウンテンとは異なり、弾力性に富む。
参考:『ホームスパンテクニック』
   ポンタさんの羊の手帖
(2008/02/16記)
ふりーす【フリース】
羊毛は刈り取った後、バラバラにならず、一枚のコートのようになる。その一枚のまとまったもののこと。
参考:『ホームスパンテクニック』
(2006/4/16記)
ふりーすらんど【フリースランド】
羊の種類。光沢とふくらみがある。中~細番手。
参考:ポンタさんのイギリス羊毛おためしパックに入っていた「英国羊毛の特徴」という説明書き。
(2008/2/11記)
ふりっくかーだー【フリックカーダー】
フリッカーとも呼ぶ。毛を梳かすために使うもので、打ち付けるようにして梳く。カーダーとは異なり、一つで使用する。(2008/2/16記)
ぶるーふぇいすれすたー【ブルーフェイスレスター】
羊の種類。ボーダーレスターとティーズウォーターをかけあわせたもの。長毛種の中では一番細い毛。
参考:『ホームスパンテクニック』
   ポンタさんのイギリス羊毛おためしパックに入っていた「英国羊毛の特徴」という説明書き。
(2008/04/22記)
ぶろけーど【ブロケード】
地糸に別糸を入れ込む手法と思われる。『プレーンウィービング』によると、レース織りの一種というが、何故かはよくわからない。
(2006/5/8記)
ぶろっくぶーけ【ブロックブーケ】
→ブーケ織り(2006/4/16記)
ふろっさ【フロッサ】
ノッティングの一種。経糸2本を1単位にして柄糸をかけて結ぶ。
参考:『木枠で手織り―スウェーデンスタイルで始めましょう』
(2006/3/6記)
ぶろんそんおり【ブロンソン織り】
一番手前の綜絖に一本おきに経糸を通し、残りの綜絖で模様を表す経糸を通す。タビーを使用する場合と使用しない場合とがある。浮き織りのような表面になるものが一般的だが、レースのようになるものもある。これを特に「ブロンソンレース」と呼ぶ。
参考:『ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具』
(2016/06/16記)
ぶんでんろーぜんごん【ブンデンローゼンゴン】【Bunden Rosengång】
→バウンドローズパス(2007/12/20記)

 2016-06-14

せいけい【整経】
必要な経糸の長さを、必要な数、順番どおりに整理すること。(2005/09/27記)
せいけいだい【整経台】
整経をするための台。フレームタイプとロールタイプがある。またリジットヘドル機などでは裏返すと整経台になっているものもある。(2006/3/29記)
せいけいちょう【整経長】
必要な経糸の長さ。仕上がりの長さ+織り縮み分(経糸の材質によって異なるが、仕上がり長さの5~10%位を見る)+ムダ糸(織ることの出来ない部分)(2005/09/27記)
せいそくしゃもんおり【正則斜文織】
斜文織で、完全組織の経糸と緯糸の数が同じもの。斜文線が45度の角度になる。(2016/06/14記)
せいれん【精練】
糸の不要な脂分や汚れを取り除くこと。(2005/10/14記)
せかんと【セカント】【s】
羊毛の毛番手の単位。英国ブラッドフォード式。1ポンド(約450g)の洗い済み羊毛から、560ヤード(約512m)のかせが何玉できるか。単純にメートル法の番手に直すと1sは1.14番手?(2007/09/30記)
ぜっとより【Z撚り】
糸の撚り方向の一つで、「/」の向きになる。この「/」をZの真ん中の線に見立ててZ撚りと言う。また、左撚りとも言う。
紡ぎ機では、ドライブベルトがストレートにかかっている場合には車輪を時計回りに回す。クロスにかかっている場合には反時計回りに回す。スピンドルでは時計回り。
身近なものではミシン糸がZ撚り。
また、右利きの人が鈎針編みで編むときに編みやすいのがZ撚りのため、市販のレース糸など、鈎針で編むものは大概Z撚り。
撚り方向には他にS撚りがある。
参考:『ホームスパンテクニック』
(2006/09/13記)(2006/09/14修正)(2010/09/30追記)
せみそもうし【セミ梳毛糸】
カーディングしたものなどを繊維の方向に沿って紡いだもの。
参考:『ホームスパンテクニック』

 2016-06-14

さきおり【裂き織り】
特殊な技法ではなく、布を裂いて緯糸にして織ったもののこと。裂いたのではなく、切ったものでも裂き織りと呼ぶ。(2005/09/29記)
さきばいせん【先媒染】
媒染を染色の前に行うこと。→媒染(2006/08/31記)
さくさんあるみにうむばいせん【酢酸アルミニウム媒染】
酢酸アルミニウムを用いて媒染を行うこと。アルミ媒染の一種。(2007/12/14記)
さくさん【酢酸】
アルカリ抽出した後染料液を中性にするために入れたり(中和)、毛・毛糸の染色後の処理(酢酸処理)に用いたりする。お酢も5%~18%位の酢酸。(2009/3/14記)
さくさんしょり【酢酸処理】
染色後、洗った毛糸・毛の風合いを整えるために、酢酸液につけること。
参考:『草木の染色工房―身近な草花、樹木を使って』
(2008/1/5記)
さくさんどうばいせん【酢酸銅媒染】
酢酸銅を用いて媒染を行うこと。銅媒染としては、硫酸銅もあるが、硫酸銅は劇物なので、酢酸銅が無難。(2007/01/03記)
ざぐり【座ぐり】
木枠に糸を巻く時に使う道具。鉄製の車をハンドルで回す。
座ぐりの写真
(2006/3/7記)
さしこおり【刺子織】
平織りの地の中に、太い糸を粗く縫いこんだような織り、とのこと。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
(2006/3/23記)
さしこみ【差込み】
短くカットした柄糸を差し込んで、緯糸の上に重ねるもの。織り地が立体的になる。
参考:『木枠で手織り―スウェーデンスタイルで始めましょう』
(2006/3/6記)
さふぉーく【サフォーク】
羊種の一つ。イギリス南部原産で、サウスダウン種とノフォーク種を掛け合わせたため、こういう名前になった。顔と足が黒いのが特徴。現在の日本で一番飼われている羊種(ほとんど食用だと思われる)。(2009/11/28記)
さふらん【サフラン】
アヤメ科の多年草だが、そのめしべを乾燥させた香辛料自体もサフランと呼ぶ。めしべを水に溶かすと少量でも鮮やかに黄色に染まり、料理での色づけに用いられる。(2009/12/5記)
さまーあんどうぃんたーおり【サマーアンドウィンター織り】【Summer & Winter】
オーバーショットと同様、タビー(平織り)を使う織りだが、幾何学的で輪郭がはっきりした模様で、平らな織物。=昼夜織りとされていることもあるが、広義の昼夜織りであれば「昼夜織り⊃サマーアンドウィンター織り」と言えるかもしれない。⇒昼夜織り
参考:『ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具』
(2016/06/14記)
さんげんそしき【三原組織】
織物の基本となる組織で、平織り・斜文織り(綾織り)・朱子織りのこと(2005/09/23記)
さんちょうひ【三丁杼】
緯糸が同色の場合でも、杼を3つ使って緯糸を入れること。糸の太い部分などがかたまるのをふせぐ。また、1つだと耳での折り返しが急で、織り幅が狭くなりがちだが、3つ使うとそれが緩和されるという利点もあるのではないかと思う。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
(2006/3/23記)
さんせいちゅうしゅつほう【酸性抽出法】
花びらそのものの色などを、酢酸や硫酸などの酸性のものを使って抽出する方法。いわゆる花びら染め。(2007/12/14記)

『ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具』

 2016-06-12
4568320860ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具 (新技法シリーズ 86)
岸田 幸吉
美術出版社 1978-01-16

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カテゴリは「教科書的」と悩んだのですが、まったく初めて織りをやろうとするときに教科書としてこれを渡されたらちょっと厳しいかもしれない、と思ったので、一応「上級?」にしておきます。ただ、手元に置いておきたい本です。
2010年にAmazonさんで購入したのですが、今絶版なんでしょうか?(中古しかない) 絶版するという情報を得て2010年に購入した、のかもしれません。定価で販売していたら買いですよ、買い!

内容は次のとおり。

織物と組織
  • 基本となる組織(三原組織)
  • 織物の設計図(組織図から設計図をつくる方法もあり)
  • 平織とその変化組織(うね織、ななこ織)
  • 綾織とその変化組織(正則斜文織、変化斜文織として伸び斜文織・曲がり斜文織・破れ斜文織・飛び斜文織・山形斜文織・あじろ斜文織・昼夜斜文織、特別組織としてはち巣織・ワッフル織・ハックアバック織・ブロンソン織・スエディッシュレース織・よしの織・キャンバス織・オーバーショット織・モンクスベルト・クラックル織・サマーアンドウインター織・なし地織・二重織)
  • 作品の写真とその織り方(写真は16ページ、織り方は41ページあります。織り方ではレノ織・ハーフハック・ブロックブーケ・ローズパス・パイル織・レイドイン・スパニッシュレース織・ホームスパンの説明・杉綾・二重織で模様を出す説明・ルーピング・つづれ織・ダニッシュメダリオンなど、本文にない特別組織のほか、からみ織りなどの組織で語れないものなども掲載されています)

織りの計画
  • 織りの計画から製織・仕上げまでの流れ
  • 計画(スケッチ、色合い、試し染・試し織について)
  • 糸(糸の素材と種類について、糸の太さの表示や撚りについて、経糸の密度と筬について、織縮みと仕上げ縮みについて、糸量の計算について、織物の耳について)

織りと道具
  • 手織機の構造と調整(手織機の基本操作、天秤装置の構造、ろくろ装置と滑車装置の構造、手織機の種類)
  • 整経、機仕掛け、製織、整理、仕上げ



章立てとかの本の構造は、「何故見出しがなく突然作品頁になるんだ…」「何故作品頁に本文にあっておかしくないような説明があるんだ…」「何故糸のところに何もかも書いてあるんだ」「何故これとこれが同レベルの見出しなんだ」「囲み記事かと思ったら見出しなのか??」と、なかなかよくわからない感じですが。
内容は濃いです。「あーあの本はこれを参考に書いたのかなー」と思うところも多いです。
特に、組織の説明が秀逸。組織名と組織があるだけではなく、組織の定義が書かれています。今まで「オーバーショットとモンクスベルトってどう違うの?モンクスベルトはオーバーショットの一種??」位に思っていたのですが、この本で差異を知りました。…いや持っている英語の本には定義が書いてあるのかもしれませんが…解読したことがありません(笑)。
定義がわからないと、本に載っている組織図だけがそれ、と思っちゃいがちなので、定義があるのは大変よいことだと思います。

カラーなのは写真頁だけであとは白黒ですが、ほぼ問題ないです。


参考用語
あ行:あじろ斜文織り、綾織り→斜文織、うね織り、オーバーショット、筬
か行:滑車式、からみ織り、キャンバス織→模紗織り、クラックル織
さ行:サマーアンドウインター織、三原組織、スエディッシュレース織(スウェディッシュレース)、杉綾、スパニッシュレース織、整経、正則斜文織、組織図
た行:経糸、ダニッシュメダリオン、昼夜斜文織、つづれ織、天秤式、飛び斜文織
な行:なし地織、ななこ織、二重織、伸び斜文織
は行:ハーフハック、パイル織、はち巣織、ハックアバック織、平織り、ブロックブーケ、ブロンソン織、ホームスパン
ま行:曲がり斜文織、モンクスベルト
や行:破れ斜文織、山形斜文織、よしの織
ら行:ルーピング、レイドイン、レノ織→レノレース、ろくろ式、ローズパス
わ行:ワッフル織


※ 用語集にない用語は…今からこの本見て追加します(^^;。
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