『The Big Book of Weaving』

 2008-09-28
The Big Book of Weaving: Handweaving in the Swedish Tradition: Techniques, Patterns, Designs and MaterialsThe Big Book of Weaving: Handweaving in the Swedish Tradition: Techniques, Patterns, Designs and Materials
Laila Lundell

Trafalgar Square Pub 2008-05
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Amazonからメールで「オススメです」と勧められた本です。
英語で書いてあるスウェーデンの織りの本が手元にあったら、スウェーデン語の織りの本が理解しやすくなるかしら、と思わず買ってしまいました。
作者も手持ちの『STORA VÄVBOKEN』と同じ人だし。そもそも、STORA VÄVBOOKENって、BIG WEAVING BOOKらしいから、内容も近いかもしれないし、と思ったのです。

届いてみたら、表紙に「Also Known as Stora Vävboken」とわざわざ書いてありました……。つまり同じ本?表紙は全然違うのになあ、と思いつつ中身を確認すると。

技法の説明などの図は概ね同じようです。ただ英語版は赤黒2色になっていて、よりわかりやすくなっているように思います。
ですが、載っている作品は大分異なります。いくつかは同じものが載っていることを確認していますが(今のところ6つまでは確認できました)。

本の構成は(英語だからスウェーデン語よりはわかるということを差し引いても)『The Big Book of Weaving』の方がわかりやすいように思います。
# ていうか、もしかして、私が持っている
# 『STORA VÄVBOKEN』の改訂版が出ていて、
# それを英語訳したのでしょうか?

また、元がスウェーデンの本だからか、英語の本にしては珍しく、インチだけでなくセンチでもサイズが書いてあります。とても有難いです……。

内容は以下の通り。(太字は作品。[]内は技法です)

  • How Does a Loom Works?
  • Writing the Project Notes
  • The First Practice Weaving[Plain Weave]
  • Getting Started with a Practice Weaving(45頁!)
  • Kitchen Towels with Small Blocks[Plain Weave]
  • Band for Towel Hanging Loop[Warp-effect rep](バンド織りのリジットヘドルにて)
  • Striped Kitchen Hand Towels[Plain Weave with weft stripes in twill and broken twill]
  • Writing a Warp Sequence
  • Twill Rag Rug[Like-sided straight twill with 4 shafts]
  • Striped Pillows[Weft-effect broken twill]
  • Color-Effect Mohair Throw[Twill with hound's tooth color-effect]
  • A Small Alpaca Throw[Goose-eye]
  • Small Reverse-Treadled Rag Rug[6-shaft diamond twill, reverse treadling]
  • Finished after the Fabric has been cut from the Loom
  • Washing and Fabric Care
  • Choosing Materials
  • Rag Rugs
  • Choosing a Weaving Technique - The Pattern
  • Determining the Warp Sett
  • Choosing the Right Weft Density
  • Determining the Warp Spacing
  • How to Calculate the Materials for a Weaving
  • Cord-Striped Bags[Weft Cord]
  • Checked Fabric[Reinforced weft weave structure]
  • Long Table Runners in Rep Weave[Warp rep with color effects]
  • Analyzing a Weaving Technique
  • The Pattern Draft
  • Profile Drafts
  • Balancing Patterns
  • Large Checked Rep Rug[Warp-effect rep with color effect]
  • Rosepath Band[Rosepath lengthwise]
  • Cotton Summer Curtains[Plain weave and Swedish lace "mosquito lace" block]
  • Bags with Bead Panels[Three-treadle weave]
  • Large Alpaca Shawl[Lace and Plain weave]
  • Decorative Rosepath Weaving[Bound Rosepath]
  • Boa with Rya Knots[Block twill with rya knots]
  • Slit Rya for a Bench[Different-sided point twill with rya knots]
  • Dice-Weave Pillow[Pattern weft on plain weave background, sometimes called "dice-weave"
  • Double Width Throw[Double weave in basket weave]
  • Decorative Weaving with Paper Yarn[Plain weave with warp floats]
  • Paper Yarn Screen[Lace weave variation]
  • Warp-Printed Fabric[Plain weave[threaded on 4 shafts because of the tight sett]]
  • Half-Linen Mats[Half däll]
  • Inlay Rag RUg[Weft-effect rep with inlay of rya knots, loops, and HV-technique]
  • Old-Fashioned Weaving[Monk's Belt]
  • Rag Rug x 2[Weft enhanced plain weave]
  • Bathroom Mats[Block twill on 8 shafts]
  • Alpaca Scarf[Wavy twill on 8 shafts]
  • Four Decorative Sample Strips
  • Inlay Weaving Techniques(HV-Technique, Russian Weaving, DukagAaring;ng, Small dots Inlay, Large Dots Inlay, Loop Technique, Weaving Contour Figures, Kilim, Equilateral Joins in Norwegian Rölakan, Half Crabba, Soumak technique, Contour Threads for the soumak technique, Rya, Shadow Weaving, Serrations)
  • Transparent Interior Furnishing Fabric[HV-technique]
  • Furnishing Fabrics x 2[Livikas and Taqueté]
  • Room Divider[HV-technique]
  • Cotton Baby Blankets[Block double weave in tabby]
  • Linen Table Runners and Hand Towels[Dräll with 5 shaft satin background]
  • Coordinated Furnishing Fabrics
  • Colorful Pillows[Block double weave in plain weave]
  • Picnic Blanket[Block double weave in plain weave]
  • Woolen Baby Blanket[Block double weave in plain weave]
  • Weaving Tools
  • Additional Information about Measuring the Warp
  • A Closer Look at the Warping Process
  • How to Set Up a Countermarch Looms
  • General Checks and Adjustments - Before Weaving Begins
  • Considerations as You Weave
  • Special Arrangements for Particular Types of Weaving
  • Finding Mistakes
  • Problem while Weaving
  • Finishing

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棉その後

 2008-09-28
一つ目の鉢(以降、黒い鉢)の下から二つ目の実も皮がむけました。一つ目と同様、中身は二つに分かれた状態でした。
一昨日、黒い鉢の三つ目の実も皮がむけました。今度は3つに分かれていました。
三つに分かれた棉
今度のははじけたと言っていいのでしょうか……。

そして昨日青い鉢の一つ目の実も皮がむけました。一つ目より小さいのですが、また3つに分かれています。

……うちの棉は3つまでしか分かれないのでしょうか。あと4つ。ちゃんとはじけてくれるでしょうか。そして収穫できる綿の量はいかほどでしょう(苦笑)。

StudentでNavajo Ply on the Fly

 2008-09-21
9月の昼休みの成果です。

Navajo Ply on the Flyのために購入したアシュフォード スチューデントで、さっそく紡いでみました。

Student でNavajo Ply on the Fly


紡いだ道具
アシュフォード スチューデント
紡いだもの
去年の東京スピニングパーティで入手した、糸工房みん・りーさんの草木染めした原毛グラデーションの毛の残り
紡いだ時期
2008/9
紡いだ量
28.45g
紡げた長さ
54.75m

共通番手でいうと1/1.92番手位。
毛番手だと3/5.77番手位でしょうか?桜楓スピンドルより重いでしょうに、出来た糸はほとんど同じ太さ……というかむしろこちらの方が細い……のは、Navajo Ply on the Flyに慣れたせい?
まあ、Navajo Ply on the Flyに求めるのは並太なので、それは満たしているので良いですけれども。

参考用語
か行:共通番手、原毛
さ行:スピンドル

アシュフォード スピンドル スチューデント

 2008-09-21
Navajo Ply on the Flyが気に入ってしまったのですが。
それをするにはコマは上になっている方がよりよいと思われ、
しかし、そういうスピンドルは小さいものしか持っておらず、
小さいとNavajo Ply on the Flyでできる太目の糸では、あっというまに一杯になってしまって量を紡げないので、えいやっと買ってしまいました、スチューデント。
一番手軽に買える、コマが上になっているスピンドルだったので。

アシュフォード スチューデント
手軽に買える割に今まで買っていなかったのは、重そうだったのと、いまひとつ面白みにかけると思っていたからです(ご、ごめん、スチューデント……)。

ですが、Navajo Ply on the Flyをするにはなかなか良いです。

参考用語
さ行:スピンドル

第8回東京スピニングパーティー

 2008-09-16
今年も行ってまいりました、東京スピニングパーティー

今回のお目当ては、

  • 15日11:00からのレクチャー、風あい工房さんの「糸づくり~服づくり」
  • 15日13:30からのレクチャー、彦根愛さんの「組織図の見方、考え方」
  • 15日15:30からのレクチャー、忠兵衛さんの「日本の麻~会津の糸づくり」
  • 15日午前・午後一頭ずつという、羊の毛刈り実演と、スピンハウスポンタさんのフリースのスカーティング実演・解説

でした。15日に集中しているので、買い物は15日にはできないかもしれないと思い、買い物用予備日として16日の有休も事前にとってありました。
しかし、午前と午後に一頭ずつ、って、いつやるんだろう……。ほかのレクチャーとかぶらないかなあ。そもそもポンタさんは15日、11時からホッチキスパーティーもされるみたいなんだけど、スカーティングはいつ?ホッチキスパーティーの一環としてやるのかしら……、と色々悩んでおりました。

さて、当日。
東京駅でバス待ちをしていた時に、たまたま前に並んでいた方と、バスの中でもずっとお話していました。お一方は会場でお友達と待ち合わせをしているからということで、会場に着いて別れたのですが(でも、中で何度も遭遇し、スピンドルでの紡ぎの布教活動などを行った私……)、もうお一方とは最初に行きたかったレクチャーが同じだったこともあり、14:30まで概ね一緒に回っていました。お互い、名前も名乗りあわないまま(笑)。あ、最後に名刺(?)交換しましたけども。スピンドルの布教活動をした方とそのお友達とも名刺交換をしました。

11:00からのレクチャーは朝一番ということもあり無事に聞けました。まあそれに行っちゃったので、午前の毛刈りは終わっちゃっただろうな、午後に挑戦か、と思っていたのですが。
13:30からのレクチャーはうっかり時間を忘れていて行きそびれました。その後14:00頃アナンダさんの夏期講習でご一緒した方と会って(それが何度目かの遭遇でしたが)会話をしていたら、「そういえば午後の毛刈りは?」と思い出し、二人で受付に「毛刈りはいつどこでやるんですか?」と訊きに行ったら「13:30からでもう終わりました」と言われて、ショックでした。
ピエロの扮装をした方が、マイク持って放送を入れて、案内して下さってたみたいなんですが、放送は奥の方には全然聞こえてませんでした……。
まあ……毛刈りはそのうちどこかの牧場にでも見に行きますか。スカーティングも見たいとなるとかなり限られますが……。
麻のレクチャーは無事に行けました。「……そんな根気の要ること、私にはできません……」と思いました(苦笑)。

そんなこんなで、レクチャー一つとデモンストレーション一つにいきそびれたので、買い物はそれなりに出来ました。
一緒に回っていた方が、お店の方に色々と質問をされていたので、一緒になって、色々話させていただきました。普段お店の人に話を訊くのが苦手で挙動不審な人になりがちなのですが(苦笑)、おかげさまで!
手織工房タリフさんで、糸を買いがてら、服地用の糸を春に通販させていただいたのですが、まだ織ってません……とご挨拶でき(それはご挨拶なのか)。
ひつじやさんでは、去年本八幡で和棉の種を買って蒔いて、こないだ一つ白いのが出てきたんですけど、出て来方が変で、とご相談でき(ちなみにやはり、それははじけてはいないのでは、とのことでした……。失敗か)、本八幡で気になったラミーとひつじやさんオススメだというペルーの棉を買い。
那須アルパカ牧場さんでは、「前、牧場に行ったんですよ」と言ったら、たまたまその時に応対してくださった方で、「覚えてます!コンテナまで行った方ですよね!」と言って下さり。
スピンハウスポンタさんでも、東京のお手伝いだという方と「ニットアウトみたいに、スピンドルも集まって喋りながらやるような機会があるといいですよね」「やってる方いるみたいですよね」などと会話ができました。

あと、いつも一緒に行く友人が今回は事情により行けなかったので、何人かの方から「今回は一緒じゃないの~?」と訊かれました。
そのうちのお一人、SPINNER's Labさんでは、カーダーの掃除用具があって「これは!」と思って購入。
こちらもそのうちのお一人であるSTUDIO TESSILEさんでは、今更ながら、2007/2に体験させていただいたカシミヤでの組織織りで、できあがったものの縮絨について質問させていただきました……。

それから、ておりやさんで、『Sa fint med trasmattor』を見かけ、「私、日本で自分ち以外でこの本初めて見た!」と思わず感動しました。注文すれば購入できるようです。
あ、あと、菊本染織教室さんで、コットリンを販売されていたので、とても嬉しく購入いたしました。

そんなわけで出会いあり、再会あり、レクチャーあり、買い物あり、発見あり、と盛りだくさんな中身でした。

えー、お買い物も15日に十分(とはいえ、考えてみれば4店でしか買っていない?)出来てしまったので、16日は家にこもって、縫い物をしていました。紡ぎと織りの支度もしたいです。

--
以下、私信。
夕飯をご一緒したTさん~、最後に教えていただいたメールアドレスにメールをしたらUser unknownで戻ってきてしまいました。.じゃなくて_かしら……。
恐れ入りますが、ここをご覧になっていたら、一回ご連絡いただけますか~?

参考用語
か行:カーダー
さ行:スカーティング、スピンドル、組織織り、組織図
は行:フリース
ら行:ラミー

着物地で裂き織り

 2008-09-14
母の友人が裂き織りに使ってと着物を下さいました。いただいたのはもう1,2年前かと思いますが、先日ようやく織り始めました。

緯糸に使用した着物地は、
紺の着物地
こういう、紺地に白と赤が散ったものでした。

織るとこんな感じ。
紺の着物地で裂き織り

経糸の余分が思ったより少なくて済んだのか、できあがってみたら予定よりかなり長いです。さて、何を作りましょうか……。


仕上がりサイズ
92.5cm×29.5cm
経糸総本数
124本(両脇を2本ずつ丸羽にしたので+4本)
整経長
130cm位
通し幅
32cm
筬目
4目/cm 片羽
使用した糸
経糸 アナンダ染色綿糸 100g550mのもの、紺と白
緯糸 着物地を1cm幅を目安に切ったもの。
使用織り機
クロバー咲きおり
作成期間
2008/7/12~2008/9/9
参考書籍
『すぐ使いたい裂織りバッグ』

……今確認のため経糸を数えていたら、通し方を間違っているところが2箇所も……!


参考用語
あ行:筬目
か行:片羽
さ行:裂き織り、捨て糸、整経長
た行:経糸、通し幅
ま行:丸羽
や行:緯糸

棉がはじけた?

 2008-09-11
下から順序良く花が咲いた棉ですが、9/6に2つめの鉢の一番上の花が咲き、これで花は終わりと思われます。最終的に無事に実にまでなったのは2本合わせて9個(うち1つはまだ無事に育つかあやしいですが)。

さて、今朝水をやっていたら、1つめの鉢の一番下の実が白くなっている……!
棉がはじけた?
はじけた、というよりは、白くなったという感じです。よくよくみればちゃんとはじけているのですが。もうちょっと置いておけばもっとはじけたー!って感じになるのでしょうか。
とりあえず見守りたいと思います。

--
(2008/9/16追記)
東京スピニングパーティーでひつじやさんに質問したところ、やっぱりそれははじけたのではないのではないか、とのこと。
考えてみればこの実だけ、ずっと花の抜け殻みたいなものの一部がついたままだったんですよね。そこから実の皮がむけちゃったのかも?
とりあえずちょこっと白いものは見えているので、紡げるか試してはみますが……。

あ、あとあやしかった一つはやはり実にならず落ちてしまったので、最終的に実った実は8個。うち一つははじけるのに失敗。収穫済。あとの7個に頑張って欲しい感じです。

Navajo Ply on the Flyを試してみる

 2008-09-09
8月の昼休みの成果 その2、です。

雅亮さんに紹介されてやってみました、Navajo Ply on the Fly。あえて訳すなら空中ナバホ撚り?
ナバホ撚り自体は、糸から紡ぎ機を使って3本撚りにする方法が『羊毛のしごと』で紹介されていましたが、Navajo Ply on the Flyのすごいのは、毛から3本撚りまで1本のスピンドルでやってしまうところです。
試してみたいと思って、手持ちのコマが上になっているスピンドルでやってみました。
Navajo Ply on the Fly Test


紡いだ道具
桜楓スピンドル
紡いだもの
去年の東京スピニングパーティで入手した、糸工房みん・りーさんの草木染めした原毛グラデーションの毛の一部
紡いだ時期
2008/8
紡いだ量
4.22g
紡げた長さ
8.25m

共通番手でいうと1/1.96番手位。
毛番手だと3/5.87番手位でしょうか?並太ってところですね。
なかなかよい太さに紡げたような気がします。
ですがこれだけ太く紡ぐと、桜楓スピンドルではあっというまに一杯になってしまいます……。

参考用語
か行:共通番手、原毛
さ行:スピンドル
な行:ナバホ撚り
は行:番手

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