2017-09-16

ちぇいにんぐ【チェイニング】
ローパイル織りの技法の一つ。経糸を鎖編みでくるむ。木枠の経糸の固定にも用いる。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』(2005/09/29記)
ちぇびおっと【チェビオット】
羊の品種の一つ。その原毛は手触りが粗く、しゃりしゃり感がある。ブランケットやラグに向く。
参考:『手織りと手紡ぎ―豊かな暮らしを育む手作りの糸と織物』
(2006/09/27記)
ちぎり【千切り】
経糸を巻く棒⇒男巻き(2017/9/16記)
ちどりごうし【千鳥格子】
二色の糸をたてもよこも4本ずつ交互にした綾織り。千鳥が沢山飛んでいるように見えることからこの名がある。また、英語ではHoud's tooth(犬の歯)。こちらは犬の歯が並んでいるように見えることから。(2012/10/7記)
普通に「千鳥格子」と言ったら上述の綾織のHound's toothのことだが、最近の(特にリジットヘドル用の)本では、平織りでたてとよこを二本ずつ交互にしたもののことも「千鳥格子」と言っている。(2016/3/8追記)
ちまき【千巻き】
織り機の手前(織り手側)についていて、織り上がった布を巻き取る棒。クロスビーム、女巻きともいう。(2017/5/13記)(2017/9/16追記)
ちゃるか【チャルカ】
インドで綿を紡ぐのに使う手動式の紡ぎ機。ガンジーが奨励した。(2006/09/13記)
ちゅうやおり【昼夜織り】
2色の経糸を一本ずつ交互に整経し、一つの筬目に二本の経糸を入れると踏み方によって、どちらかの色だけが表面に出る、という織り方。二重組織の一種。
したがって、四枚綜絖以上の織り機でないと作成不可。
表面と裏面の色合いが逆になるため、昼夜の明暗にたとえてこの名がつけられているらしい。
作品例:昼夜織りの作品例
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』

但し、広義には布の表と裏が違う色になるもの全般を昼夜織りと言うらしい。その分類だと、海外で言うSummer&Winterも昼夜織りの一種と言えるのかも知れない。(狭義の昼夜織り=Summer&Winterではない)
(2005/10/11記)(2012/01/07追記)(2016/06/14追記)
ちゅうやしゃもんおり【昼夜斜文織】
斜文織の表裏の組織を混合して作られたもの
参考:『ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具』
(2016/06/14記)

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 2010-06-11

たーたんちぇっく【タータンチェック】【Tartan Check】
大柄の格子模様で、スコットランドの氏族が、一族の象徴として特定の模様を使用する。よって、本来自分の氏族のものしか使用できない。日本では細・太ラインを組み合わせた格子模様を全般的にタータンチェックと呼んでいる。
スコットランドでは単に「タータン」と呼ぶ。「タータンチェック」は日本での俗称。(2009/3/10記)
たいあっぷ【タイアップ】【Tie-up】
綜絖と踏み木の結び方をあらわしたもの。(2006/3/28記)
だうんたいぷ【ダウンタイプ】
英国低地の羊種の総称。ドーセットダウン・サウスダウン・サフォークなど。毛は短くて、弾力がある。紡毛糸向き。
参考:スピンハウスポンタさんの『羊の手帖』
(2008/3/20記)
たかばた【高機】
織り機の種類の一つ。経糸が床に水平に張られ(水平織機)、腰掛けた状態で織る足踏みの織り機。開口装置により、更に分類される。(2005/10/11記)
たくり【タクリ】
インド製の、小さな、綿用のスピンドル。(2010/6/11記)
たたみおり【畳織り】
多分、マット織りと同じ。→マット織り(2006/3/29記)
たていと【経糸】
最初に張る、織物の基本となる糸。巻き取るし、引っ張るし、こすれるので、丈夫な糸を使用する。縦糸と書くのは間違いらしい。(2005/09/24記)
たてうねおり【経畝織り】
変化平織りの一つ・畝織りの一つで、平織りを経糸方向に拡大したもの。平織りと同じ経糸だが、一回の開口で緯糸が二本以上入る。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
   『手織りと手紡ぎ―豊かな暮らしを育む手作りの糸と織物』
(2005/11/6記)
たてがすり【経絣】
絣の一つで、経糸の絣で模様を表す方法。ズレるとおしまいなので難しい。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
   『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
(2005/11/6記)
たてさしこ【たて刺し子】
柄を出すところの経糸は二倍にしておき、柄の部分で一方の経糸を浮かせることで、刺し子に似た柄を縦列に出す織り方。
参考:『手織り工房 (ハンドクラフトシリーズ 146)』
(2009/6/13記)
たてずらしがすり【経ずらし絣】
あらかじめ作っておいた経絣を、わざとずらして模様とするもの。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
(2006/3/23記)
たてやまがたしゃもん【経山形斜文】
変化斜文織りの一つの、山形斜文織りの一つで、山形が経方向に(への字のように)連続したもの。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2006/05/07記)
への字のようにと思っていたが自信がなくなった。もしかしてくの字だろうか……。
(2007/02/18追記)
たてよこかすり【経緯絣】
絣の一つで、経糸緯糸ともに絣糸を使って織る方法。
参考:『手織り工房 (ハンドクラフトシリーズ 146)』
(2009/6/13記)
たてよこよしのおり【経緯吉野織り】
混合組織の一つ。平織りと経畝織り、緯畝織りの組み合わせで作られる組織で、6枚綜絖が必要。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2005/11/6記)
たてよしのおり【経吉野織り】
混合組織の一つ。平織りと経畝織りの組み合わせで作られる組織で、4枚綜絖が必要。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2005/11/6記)
たてよこよろけ【経緯よろけ】
経よろけでもあり緯よろけでもある織物で、それ用の変わり筬を用いて織る。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
(2006/3/23記)
たてよろけ【経よろけ】
経糸が左右に曲線的にゆれて模様をなすもの。羽が平行に並んでいない筬を用いて織る。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
(2006/3/23記)
だにーでん【ダニーデン】
イングリッシュレスターをニュージーランドのダニーデンで飼育するようになって、できるようになった毛。白くて輝きが強い。
(2006/09/14記)
だにっしゅめだりおん【ダニッシュメダリオン】【Danish Medallion】
地とは別の緯糸で、鈎針を用いて数本の緯糸をくくり、楕円形の縁取りのようにする技法。オープンワークの一つ。
参考:『手織りの布がある暮らしII 羊たちからの贈り物』
(2006/4/10記)
だぶていりんぐ【ダブテイリング】
綴れ織りの技法の一つ。垂直線を入れたい位置の経糸に、右側の緯糸と左側の緯糸を交互にかける。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』(2005/09/28記)
だぶるあやとりほう【ダブル綾取り法】
一度に倍の綾を取る方法。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
   『手織りと手紡ぎ―豊かな暮らしを育む手作りの糸と織物』……「2本で整経」が載っている。
(2006/3/24記)
だぶるどらいぶ【ダブルドライブ】
紡ぎ機の方式の一つ。糸車から、ドライブベルトをフライヤーとボビンにかける方式。ブレーキバンドの役割を兼ねる。
参考:アナンダさんのホームページ
   『手織りと手紡ぎ―豊かな暮らしを育む手作りの糸と織物』
(2005/12/3記)
たままきき【玉巻き機】
かせになった糸を玉にするために使用する道具。かせくり機とセットで用いる。
玉巻き機の写真
(2005/10/14記)
だめーじうーる【ダメージウール】
フエルト化していたり、黄ばみや汚れがあるなど、少々難がある毛。使うのに一手間かかったり、用途が制限される。
参考:ポンタさんの羊の手帖
(2007/9/30記)
たんし【単糸】
撚り合わせていない、一本どりの糸(2005/12/3記)
だんぞめ【段染め】
布やかせ糸を段々に染めること。(2006/3/30記)

 2009-05-02

どうくち【同口】
開口が同じこと。地糸と同じ開口のまま(踏み変えないで)柄糸を入れる場合などに使う言葉。(2006/3/24記)
どうばいせん【銅媒染】
銅を用いて媒染を行うこと。酢酸銅や硫酸銅があるが、家庭で行うには酢酸銅が無難。(2007/12/14記)
どうよくせんしょく【同浴染色】
染色と媒染を、一つの容器で、同時に行うこと。(2007/12/14記)
とおしはば【通し幅】
筬に経糸を通す幅のこと。出来上がり幅+織り縮み分。織り縮み分は、材質によっても違うが、出来上がり幅のおよそ5%位をみる。(2005/09/28記)
どかごんぐ【ドカゴング】
柄糸が織物の表面に浮く織り方で、縦に同じ列を浮かしてできる縦縞模様で柄を出す。浮き織りの一種で、スウェーデン南部の伝統技法の名称。
参考:『木枠で手織り―スウェーデンスタイルで始めましょう』
(2006/3/6記)
とくべつそしき【特別組織】
三原組織でも変化組織でもない組織のこと。蜂巣織り、ハック織り、模紗織り、梨地織り、昼夜織りなどのほか、混合組織も特別組織に入る。(2005/11/6記)
とっぷ【トップ】
原毛の加工状態の一つで、スライバーをコーミング機にかけて、ゴミを取り除いたもの。
参考:『手織りと手紡ぎ―豊かな暮らしを育む手作りの糸と織物』
(2006/09/27記)
とばしおり【とばし織り】
経糸をとばして織る方法。経糸が浮くことになる。「浮き織り」の2番目の説明と合致する??(2009/4/29記)
とびしゃもんおり【飛び斜文織り】
変化斜文織りの一つで、正則斜文から規則的な飛び目を作ることで、斜文線をくずしたもの。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2006/05/07記)
どらいすでーる【ドライスデール】
羊の品種の一つ。白髪っぽい毛で、繊維は非常に太いが、中が中空になっているため、繊維の太さの割には軽い糸ができる。
参考:ポンタさんの羊の手帖
(2007/9/30記)
とらっぴんぐ【トラッピング】【Trapping】
多分ノルウェー語。綴れ織りで、左右の緯糸の引き返す場所を、トラップ(階段)のように段々に変えることで、斜線や曲線を描く。
参考:『BILLED VEV―矢吹恵子の絵織物バッグ』
  『ハンドウィービング―手織りの実習』(トラッピングという名称は出てこない)
(2009/5/2記)
とるこむすび【トルコ結び】
パイルの結び方の技法の一つ。一番一般的に使われる技法。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
   『手織りの布がある暮らし 贈り物のゆくへ』……「いろいろなもじり」として出てくるが、「いろいろな結び」か何かの誤字だと思う……。
(2006/4/16記)
とわいにんぐ【トワイニング】
ローパイル織りの技法の一つ。二本以上の緯糸を、経糸間を上下させながらねじる方法。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』(2005/09/29記)
とんぼ【トンボ】
組織織りの一つ。4枚綜絖で織れるらしい。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
(2006/3/24記)

 2005-12-03

てつばいせん【鉄媒染】
鉄により媒染を行うこと。木酢酸鉄液を使用するのが手軽だが、錆びた釘を酢に浸しておはぐろ液を作る手もある。泥染めも泥の中の鉄を使うので鉄媒染と言えよう。鉄媒染を行うと全般的に暗い黒っぽい色に仕上がる傾向にある。(2005/10/18記)
てんびんしき【天秤式】
高機の種類の一つ。一つの踏み木に複数の綜絖が連動しているタイプ。ヨーロッパ起源の織り機。(2005/12/3記)

 2005-09-28

つづれおり【綴れ織り】
模様を織り出したもの。平織りの変形で、緯糸が織物の端まで通らず、図案ごとに折り返す。(2005/09/28記)

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