2017-09-18

むなぎ【胸木】
織り機の部分。織り機の手前側(織り手側)の一番上のもののこと。経糸は千巻から出て胸木で曲がり、筬と綜絖を通って、間丁で曲がり、男巻きにつながる。(2017/9/17記)
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 2017-09-18

けーぶるおり【ケーブル織り】
経糸を途中で外して交差させることで、編み物の縄編み(ケーブル)のような模様をつける織り方。経糸を途中で外せる咲きおりならではの織り方で、『手織り入門―いろいろな織り方がわかる12のレッスン』の中でそう呼ばれている。
(2006/01/26記)
けーれむ【ケーレム】【Kelim】
多分ノルウェー語。織りの途中で、別糸を経糸に巻きつけたりすること。それだけならコイリングと同じように思えるが詳細は不明。
参考:『BILLED VEV―矢吹恵子の絵織物バッグ』
(2009/5/2記)
けんちょう【間丁】
織り機の部分。織り機の奥側(織り手の反対側)の一番上のもののこと。経糸は千巻から出て胸木で曲がり、筬と綜絖を通って、間丁で曲がり、男巻きにつながる。(2017/9/17記)
げんもう【原毛】
紡ぎに用いる動物の毛。羊毛(ウール)など。(2005/10/12記)
けんろうど【堅牢度】
染めたものが、外部からの刺激により、どれだけ色落ちするかの度合い。日光堅牢度・洗濯堅牢度、など。(2007/12/14記)

 2017-09-16

ぐっばてっけ【グッバテッケ】【Gubbatäcke】
⇒バウンドローズパス(2008/5/17記)
くらっくるおり【クラックル織り】
三枚綜絖の山形斜文織から変化した織り。緯糸は3本の経糸の上に浮くが4本以上浮くことはない。オーバーショットと同様、地織りとして平織りを入れながら織る。
参考:『ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具』
(2016/06/12記)
くりあ【クリア】
アルパカの毛のうち、生後6ヶ月までのベビーアルパカの毛のこと。通常のアルパカの毛より更に細く柔らかくなめらか。「クリア」は元々スペイン語。(2007/12/11記)
ぐりーじー【グリージー】
刈り取ったままの原毛の状態。ゴミや脂がついている。勿論かたまっている。
参考:『手織りと手紡ぎ―豊かな暮らしを育む手作りの糸と織物』
(2005/10/28記)
くりんぷ【クリンプ】
ウール特有のちぢれのこと。これのおかげでウールは空気をためこむことが出来、暖かい。(2006/09/14記)
くるまひ【車杼】
杼の一種。車がついていて、緯糸を巻いた小管(ボビン)を入れて、経糸の間を滑らせて使う。ボートの形をしていることから、ボートシャトルと言う。(2008/5/15記)
ぐれんちぇっく【グレンチェック】
暗色2本明色2本の千鳥格子の繰り返しと、暗色4本明色4本の千鳥格子の繰り返しとで、大きな格子を作ったもの。スコットランドのアーカートのグレン(谷間)で作ったことから、グレナカート・チェックと呼ばれている。グレンチェックはその略称。綾織り。スーツ地などによく使われている。(2008/3/16記)
くろすびーむ【クロスビーム】【cloth beam】
織り上がった布を巻く棒⇒千巻き(2017/9/16記)

 2017-09-16

おーばーしょっと【オーバーショット】[overshot]
アメリカやカナダではよく行われる織り方で、基本は山形斜文織。同じ段に続けて緯糸を入れるので経糸が浮く。そのため模様と交互に平織りを入れておさえる。4枚綜絖以上で可能。
作品例:オーバーショットの作品例1
    オーバーショットの作品例2
    オーバーショットの作品例3
参考:『WEAVING OVERSHOT』
   『ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具』
(2005/10/21記)(2005/10/27追記)(2016/06/12修正)
おーぷんりーど【オープンリード】
リード=筬がオープンであること。つまり、咲きおりのように筬がきちんと閉じられていないため、途中で経糸を変えたりできるようなもののこと。(2016/3/7記)
おーぷんわーく【オープンワーク】
経糸や緯糸を束ねたりからめたりして、空間を空ける技法。
参考:『手織りの布がある暮らしII 羊たちからの贈り物』
   『プレーンウィービング―平織りであなただけのすてきな布を』
(2006/4/10記)
おきしどーるだっしょくほう【オキシドール脱色法】
きのこや海草などをオキシドールで脱色することにより、少量で濃く染色する方法。
参考:『だれでもできる 最新 草木の染色教室』(2007/12/14記)
おさ【筬】
金属などが等間隔に並べられたもので、経糸を均一に入れ、緯糸を打ち込むために用いる。(2005/09/28記)
おさとおし【筬通し】
筬に糸を通すこと。また筬に糸を通す道具のこと(2005/09/28記)(2005/10/23追記)
おさめ【筬目】
筬の目の密度。5目/cm又は5/cmというと、1cmに5目あるということ。目は羽ともいう。10cmの目数で50羽などと密度を表すこともある(特に簡易の卓上手織り機など)。(2005/09/28記)
おぱーるかこう【オパール加工】
ポリエステル繊維などの合成繊維と、綿やレーヨンなどのセルロース系繊維など、2種類の繊維で交織・交編した布地に、硫酸などの強い酸性色糊でデザインを捺染した後、高温処理によって、セルロース系の繊維を脆化・除去して、透かし模様を作る加工。(2007/10/1記)
おはぐろばいせん【おはぐろ媒染】
鉄媒染の一つで、錆びた釘を食酢などに浸して作ったおはぐろ液を用いたもの。
参考:『草木染―四季の自然を染める』
(2006/3/7記)
おまき【男巻き】【緒巻き】
織り機の奥側についていて、経糸を巻きとる棒のこと。ワープビーム、千切りともいう。(2017/5/13記)(2017/9/16変更)

 2017-09-16

めがねおり【めがね織り】
特別組織の一つ。蜂巣織りの一種。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
   『ハンドウィービング―手織りの実習』
   『手織りの布がある暮らし 贈り物のゆくへ』……リジットヘドル機でめがね織りを行っている。
(2006/3/24記)(2006/4/16追記)
めまき【女巻き】
織り機の手前(織り手側)についていて、織り終わった布を巻き取る棒。⇒千巻き(2017/9/17記)
めりの【メリノ】
羊の品種の一つ。その原毛は、細く紡げる傾向にあり、双糸に向く。
参考:『手織りと手紡ぎ―豊かな暮らしを育む手作りの糸と織物』
   『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2005/10/28記)(2006/3/6追記)

 2017-09-16

ちぇいにんぐ【チェイニング】
ローパイル織りの技法の一つ。経糸を鎖編みでくるむ。木枠の経糸の固定にも用いる。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』(2005/09/29記)
ちぇびおっと【チェビオット】
羊の品種の一つ。その原毛は手触りが粗く、しゃりしゃり感がある。ブランケットやラグに向く。
参考:『手織りと手紡ぎ―豊かな暮らしを育む手作りの糸と織物』
(2006/09/27記)
ちぎり【千切り】
経糸を巻く棒⇒男巻き(2017/9/16記)
ちどりごうし【千鳥格子】
二色の糸をたてもよこも4本ずつ交互にした綾織り。千鳥が沢山飛んでいるように見えることからこの名がある。また、英語ではHoud's tooth(犬の歯)。こちらは犬の歯が並んでいるように見えることから。(2012/10/7記)
普通に「千鳥格子」と言ったら上述の綾織のHound's toothのことだが、最近の(特にリジットヘドル用の)本では、平織りでたてとよこを二本ずつ交互にしたもののことも「千鳥格子」と言っている。(2016/3/8追記)
ちまき【千巻き】
織り機の手前(織り手側)についていて、織り上がった布を巻き取る棒。クロスビーム、女巻きともいう。(2017/5/13記)(2017/9/16追記)
ちゃるか【チャルカ】
インドで綿を紡ぐのに使う手動式の紡ぎ機。ガンジーが奨励した。(2006/09/13記)
ちゅうやおり【昼夜織り】
2色の経糸を一本ずつ交互に整経し、一つの筬目に二本の経糸を入れると踏み方によって、どちらかの色だけが表面に出る、という織り方。二重組織の一種。
したがって、四枚綜絖以上の織り機でないと作成不可。
表面と裏面の色合いが逆になるため、昼夜の明暗にたとえてこの名がつけられているらしい。
作品例:昼夜織りの作品例
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』

但し、広義には布の表と裏が違う色になるもの全般を昼夜織りと言うらしい。その分類だと、海外で言うSummer&Winterも昼夜織りの一種と言えるのかも知れない。(狭義の昼夜織り=Summer&Winterではない)
(2005/10/11記)(2012/01/07追記)(2016/06/14追記)
ちゅうやしゃもんおり【昼夜斜文織】
斜文織の表裏の組織を混合して作られたもの
参考:『ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具』
(2016/06/14記)

 2017-09-16

わーぷびーむ【ワープビーム】【warp beam】
経糸を巻く棒。⇒男巻き(2017/9/16記)
わかいや【ワカイヤ】【Huacaya】
ワカヤ、とも。アルパカの種類の一つ。もう一方のスリより頭数が多い。毛が縦ロールになっていて、もこもこしている。弾力があり、色も様々。
(2007/12/13記)
わた【棉】
アオイ科の一年草。植物の状態としての「ワタ」を木へんで表す。種をとって繊維として利用する状態になると綿と書く。(2007/11/6記)
わたくり【綿繰り】
綿の中の種を取ること。(2009/1/12記)
わっふるおり【ワッフル織り】
表にも裏にも同じ四角形の凹凸が出来る。食べ物のワッフルに見立ててこの名がある。日本では蜂巣織りと呼ばれる。
→蜂巣織り
(2007/02/18記)
わめん【和綿】【和棉】
日本産の綿。明治の中頃まではよく作られていたが、現在は輸入品に頼っていて、ほとんど生産されていない。(2007/11/6記)

 2017-05-13

は【羽】
綜絖の一目を一羽という。綜絖の密度を表すのに、10cmに何羽あるかで「30羽」や「40羽」という風に使うことが多い。(2005/11/2記)
はーふはっく【ハーフハック】
多分、半分がハック織りである織り方ではないかと…。
参考:『ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具』
はーどうぃっく【ハードウィック】
羊の種類。英国羊毛では最古といわれる品種。白髪っぽい毛質。粗毛で、主に敷物用。ケンプ(太くて短い毛)が多い。
参考:『ホームスパンテクニック』
   ポンタさんの羊の手帖
(2008/4/19記)
はーふくらば【ハーフクラバ】
クラバスノールという浮き織りから発展した織り方で、柄糸を同幅で渡して四角を作り、その四角をもとに模様を作る。
参考:『木枠で手織り―スウェーデンスタイルで始めましょう』
(2006/3/6記)
ばいせん【媒染】
染めの時に、薬品によって、染料の色を発色させ、繊維に色を吸着させ、色を落ちにくくさせることをいう。媒染剤としてはアルミ系・錫系・銅系・クロム系・鉄系・アルカリ系がある。家庭で行うにはアルミ系のみょうばん・鉄系の鉄が安心。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2005/10/14記)(2009/3/14追記)
ばいだーわんどおり【バイダーワンド織り】
Beiderwand。ドイツのシュレスヴィヒホルシュタインと南デンマークで17、18世紀から織られていたテクニックらしい。オランダがインドの植民地であったBidarから習った織り方で、街の名前が名前の由来ではないか、とのこと。経糸は白一色(昔はリネンでその後綿)で、緯糸は柄部分は経糸と同じ白糸。それ以外の緯糸は経糸より太いウールを使用する。
参考:https://www.sites.google.com/site/jwsguild/talks
(2015/08/16記)
ばいはば【倍幅】
二重織りの応用で、片端を輪にすることで、織り地を倍の幅にする織り方。これにより織り機の幅の倍の織り地を作成することが可能。2枚綜絖では不可。(2005/10/19記)
ぱいるおり【パイル織り】
『小学館新選国語辞典第七版』で「パイル」をひくと、第二義が「タオル・ビロードなど、布地の表面に輪奈(わな)やけばを織り出したもの」になっている。タオル・ビロードのほか、絨毯などもパイル織りである。
要するに経糸に何かをからめたりねじったりする織り方、のような気がする。
技法としては、「ハイパイル織り(毛足の長い織り方)」にノッティング、ルーピングなど。「ローパイル織り(毛足の短い織り方)」にスマック、チェイニング、トワイニングなどがある。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2005/09/29記)(2006/07/26修正)
ばいんでぃんぐふぁいばー【バインディングファイバー】【binding fibers】
羊毛の中の短い繊維。(2016/09/06記)
ばうんどろーずぱす【バウンドローズパス】
斜文織のうちローズパスの通し方で、緯糸の余裕を多くして強く打ち込むことで、複数段(4枚綜絖なら4段)で1段に見せる。4枚綜絖を例とすると、横7列の左右対称のモチーフが横に繋がって現れる(7列と7列の間には1列の空き?ができる)。
(綜絖の枚数×2-1)列の、左右対称のモチーフ、ということを念頭に置けば、自分でも色々な図案を考えることができる。
斜文織なので、本来4枚綜絖以上でしかできない筈だが、木枠やリジットヘドル機で織っている例も見られる(1本ずつすくったり、糸綜絖を作ったりするようだ)。
元々はスウェーデンの織り方で、そちらの名称はブンデンローゼンゴン(Bunden Rosengång)、又はグッバテッケ(Gubbatäcke)。
教室で習っていた時はローズパスと呼ぶ人も多かったが、バウンドローズパスは多分ローズパス(ローゼンゴン)の一種。(強く打ち込んで経糸が見えないものがバウンドローズパスなのではないか)
作品例:バウンドローズパスの作品例1
    バウンドローズパスの作品例2
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』 バウンドローズパスという名称はないが、作例にバウンドローズパス作品がある。
   『STORA VÄVBOKEN』
(2005/10/02記)(2007/12/16修正。ローズパスとして「ろ」のところに記述していたが、正式にはバウンドローズパスのような気がしたため、こちらに移動)(2007/12/20修正)(2008/5/17追記)(2016/06/18追記)
はさみおり【はさみ織り】
⇒添え糸織り(2009/4/22記)
はたくさ【機草】
経糸を男巻きに巻く時、糸と糸が重なり合わないように入れる紙のこと。織り幅よりも広い厚紙など(カレンダーなど)を用いる。巻き取り紙とも言う(⇒巻き取り紙)(2017/5/13記)
ばたふらい【バタフライ】
少量の緯糸を使う時に、杼を使わずに済ませる方法で、手を使って糸をまとめる。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2006/5/8記)
はちすおり【蜂巣織り】
特別組織の一つ。経糸、緯糸の浮きで、蜂の巣のような凹凸が現れる組織。下の2つの参考図書ではそれぞれ組織図が異なる。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
   『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2005/11/6記)(2006/3/24追記)
はっくおり【ハック織り】
浮き織りとも。特別組織の一つ。経糸、緯糸が浮いた模様となって現れる組織。元の英語名は「ハックアバック【Huck-a-Back】」らしい。huckabackを英和辞典で調べると「粗くて丈夫なリンネルまたは木綿のタオル地」(Weblio辞書より)なので、タオルに適した織り方なのだろう。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2005/11/6記)(2016/06/15追記)
ばっせん【抜染】
染めたものから、後で色を抜くこと。
参考:『インディゴ・ブルー 藍色に染める』
(2006/5/7記)
はつり【把釣】
→スリット(2005/09/28記)
はなおり【花織】
沖縄の代表的な織物の一つ。浮き織りで細かな模様を織り出すもの。地糸を浮かせて模様とするものと、地糸とは別に絵糸で模様を出すもの、それらを合わせたものがある。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
   『すぐわかる染め・織りの見分け方』
(2006/3/23記)
はなびらぞめ【花びら染め】
赤系や紫系の花に含まれるアントシアンという色素を、酢で取り出して染めること。アントシアンは熱に弱いため、火はなるべく使わない。もしくは低温で行う。したがって堅牢度には欠ける傾向にある。また、高温にできないためウール染めには向かない。一番向くのは低温でも染まりやすい絹。(2007/03/13記)
はんそうこう【半綜絖】
別名、ふるへ。通常の綜絖の穴の部分まで、つまり約半分の長さしかない綜絖。通常の綜絖の穴を通して別の綜絖の経糸を通す。これにより、経糸を絡ませることが可能になる。絡み織りに用いる。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
   『手織り工房 (ハンドクラフトシリーズ 146)』
(2009/6/13記)(2011/8/4修正)
ばんて【番手】
糸の太さを表す単位で恒重式(一定の重さに対して、長さがどのくらいあるかを表す)と恒長式(一定の長さに対して、重さがどのくらいあるかを表す)とがある。

恒重式
番手制名素材単位表示法
イギリス式(EC)綿・絹紡糸1番手=1ポンド(453.6g)で840ヤード(768.1m)10/1など、番手/撚糸本数
イギリス式(EC)1番手=1ポンド(453.6g)で300ヤード(274.3m)10/1など、番手/撚糸本数
メートル式・フランス式(MC)1番手=1000gで1000m2/10など、撚糸本数/番手
共通番手すべての素材1番手=1000gで1000m1/10は、撚糸本数によらず、1gで10m

最近は、毛以外でも、メートル番手で書くことも多いらしい。

恒長式
番手制名素材単位表示法
デニール絹・化学繊維1デニール=9000mで1g120D×3など、デニール数×撚糸本数
テックスすべての繊維1テックス=1000mで1g20tex×3など、テックス数×撚糸本数


参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
   Wikipediaの糸の項
   【楽天市場】糸のお話
(2005/10/14記)(2007/10/30修正)(2014/03/09修正)
ばんどうぃーびんぐ【バンドウィービング】
その名の通り、バンド(紐)を織ること。小さな筬でも作成できるし、専用の織り機も存在する。(普通の織り機でも勿論作れる)
(2006/5/8記)
はんどかーだー【ハンドカーダー】
カーダーの一つで、手に持って使う。二つで1セット。ゴムの上にくの字に折り曲がった針金が並んでいて、片方のハンドカーダーの針金の上に置いた原毛を、もう一方のハンドカーダーですいていく。
ハンドカーダーの写真
(2006/3/12記)
はんどすぴんどる【ハンドスピンドル】
→スピンドル(2006/4/13記)

スウェーデン語の用語

 2016-09-30
スウェーデン語は英語よりますますわかりません。普通の単語すら調べるのに難儀したりします。せめて、織物系の用語はわかったら書いておくことにしようと思います。(色なども書いていますが)

ちなみに参考にしているのは以下のサイトです。
http://lexin.nada.kth.se/swe-eng.html
http://www.systran.jp/

B

beige
ベージュ色(2009/3/17記)
bomull
=cotton。綿。(2008/4/19記)
blå
青(2009/3/17記)
bredd, brett, breda
=width。幅。(2008/4/19記)(2009/3/17追記)
brun
茶色(2009/3/17記)
bunden rosengång
ブンデンローゼンゴン織。英語ではバウンドローズパス。⇒バウンドローズパス(2009/7/15記)

D

Daldräll
ダーラドレル織。ダーラナ地方のドレル織。(2008/5/14記)
Dukaång
ドカゴング織。⇒ドカゴング(2009/7/15記)

E

enkel, enkelt, enkla
=easy, simple(2009/3/17記)

F

färgad, färgade
=coloured。(2009/3/17記)

G

garnbom
warp beam。緒巻、千切(2016/9/30記)
grå
灰色(2009/3/17記)
grön
緑(2009/3/17記)
gul
黄色(2009/3/17記)

H

halvkrabba
ハーフクラバ織。クラバスノールから発展した織り方。⇒ハーフクラバ(2009/7/15記)
halvdråll
ハーフドレル織。平織りをする緯糸のほかに、柄用の緯糸を入れ、柄糸を浮かせることによって、模様を織り出す技法、のような。munkabälteはこの技法の一種とのこと。(2009/7/15記)
HV-teknik
ホーベーテクニック。地糸と同口に柄糸を入れる、と書いてあるような気がする。日本で言うところの縫い取りとか織成か??⇒織成と縫い取り
参考:『The Big Book of Weaving』
(2009/7/15記)

I

inslag
=weft。緯糸。(2008/10/10記)

K

kypert
シーペット。綾織り。(2008/10/10記)
krabbasnår
クラバスノール織。浮き織りらしい。(2009/7/15記)

L

lila
紫色(2009/3/17記)

M

mörk, mörkt, mörka
=dirk。(2009/3/17記)
munkabälte
ムンカベルテ織。英語で言うと、Monk's Beltで、つまり修道僧のベルト?四角が連なった柄。……オーバーショットにも通じるような?(2008/10/10記)

N

nr
no.(2009/3/17記)

O

oblekt
写真からして生成り色ではないかと。bleker(blekte,blekt)が=bleachらしいし。(2009/3/17記)
orange
オレンジ色(2009/3/17記)

R

Ripsmatta
リップスマット織。リップ(畝)のあるマットの意味。経糸密度を高くして、緯糸は太い糸と細い糸を交互に入れる。緯糸が表に出ない織り方。(2008/5/14記)(2009/7/15修正)
rör
筬(2016/9/30記)
rosa
=rose, pink。(2009/3/17記)
röd
赤(2009/3/17記)
Rosengång
ローゼンゴン織。英語ではrose path。バラの道?(2008/5/14記)

S

skaft
=harness/shaft(英)。綜絖枠。(2016/9/30記)
sked
=reed。筬。(2008/10/10記)
solv
=heddle(英)。綜絖。(2016/9/30記)
sträckbom
back beam。(2016/9/30記)
svart
黒(2009/3/17記)

T

täthet
密度。varptäthetで経糸密度。inslagstäthetで緯糸密度。(2008/10/10記)
tr
多分trådarの略ではないかと。そうすると=thread(英)で、「糸」とかなので、2 tr と書いてあるのは2本、になるのではないかと。(2016/9/30記)
trådantal
見比べた結果、経糸総本数だろう。(2009/3/17記)
trasmattor
tras-mattor。trasorで織られたmattaで、要はrag(=ぼろきれ) carpet、つまり「裂き織りマット」のこと、と思われる。(2008/4/18記)(2008/5/16修正)(2009/3/17記)
tuskaft
トゥスカフト。平織り(2008/5/14記)

V

varp
=warp。経糸。(2008/4/18記)
vävstol
織機(2008/5/14記)
vit, vitt, vita
白(2009/3/17記)

 2016-09-06

すうぇいるでいる【スウェイルデイル】
羊の種類。英国北部の山岳部に住む。白髪っぽい毛質で、軽い。
参考:ポンタさんの羊の手帖
(2008/02/16記)
すうぇでぃっしゅれーす【スウェディッシュレース】
スカンジナビア起源の古いレース織り。奇数の糸からなるレース部分と奇数の糸からなる平織り部分で構成される、、、ようなことが参考とした本に書いてあるような気がする。
参考:『The Handweaver's Pattern Directory』
(2008/05/15記)
すーぱーふぁいんめりの【スーパーファインメリノ】
メリノのうち、より番手が細く80s位のものをファインメリノといい、更に細くて100s位のものをスーパーファインメリノという……のだと思われる。(2007/9/30記)
すかーてぃんぐ【スカーティング】【Skeirting】
毛刈り後のフリースから、ゴミや汚れのひどいところを取り除く作業のこと。
参考:『はじめての糸紡ぎ スピナッツの本棚・2』
(2008/10/31記)
すかーど【スカード】
原毛の加工状態の一つで、グリージーを洗った状態。かたまりやゴミはついたまま。
参考:『手織りと手紡ぎ―豊かな暮らしを育む手作りの糸と織物』
(2006/09/27記)
すかしおり【透かし織り】
→からみ織り
参考:『生活実用シリーズ 簡単手づくり 裂き織り小物』
(2005/12/19記)
すかんじなびあ【スカンジナビア】
羊の品種の一つ。その原毛には白いものと、青みがかったグレーのものとがあるらしい。(2006/09/27記)
すぎあやおり【杉綾織り】
杉の葉のようなV字型をVVVVVVのように連続して織り出す織り方。綾織りの綾線の向きを等間隔で逆になるように織る。英語ではニシンの背骨の形に似ていることからヘリンボーン(HERRING BONE)と言う。(2010/12/16記)
すきっぷおり【スキップ織り】
浮き織りの変形。数段続けて同じ経糸をとばして織り、次にさっきと違う経糸をとばして織る……を続ける織り方、かと思われる。
参考:『もっと手軽に手織りを楽しむ―いろいろな織り方がわかるレッスンつき』
(2009/4/29記)
すくいおり【すくい織り】
柄の部分を地糸とは別の糸ですくって織る織り方。縫い取りや引き返しもこれの一種。考え方によっては、綴れ織りもこの一種。(2006/3/23記)
すこっちてんしょん【スコッチテンション】
シングルドライブ(2005/11/6記)
すてぃーぷる【スティープル】【staple】
結合したひとかたまりの羊毛の房。結合するのはバインディングファイバーによる。
参考:『ホームスパンテクニック』
(2016/09/06記)
すていん【ステイン】
ダメージウールの一つで、黄ばみなどの洗っても落ちない色のこと。
参考:『羊の手帖』
(2009/12/5記)
すており【捨て織り】
織り初めと織り終わりに別糸(捨て糸と呼ぶ)で何段か織ること。織り機から外した時にほどけなくする役割がある。また、織り初めに捨て織りをすることで、経糸の間隔を均等にする働きもある(というか、経糸の間隔が均等になるまで捨て織りをするとよい)。(2005/10/18記)
すぱにっしゅむすび【スパニッシュ結び】
パイルの結び方の技法の一つ。模様の細かい部分に用いる技法で、一本の経糸に絡める。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
   『手織りの布がある暮らし 贈り物のゆくへ』……「いろいろなもじり」として出てくるが、「いろいろな結び」か何かの誤字だと思う……。
(2006/4/16記)
すぱにっしゅれーす【スパニッシュレース】
緯糸を行ったり来たりさせることで経糸を束ねるように織り、織り地に空間を空ける技法。
参考:『手織りの布がある暮らしII 羊たちからの贈り物』
(2006/4/10記)
すぴっせはっく【スピッセハック】【Spisse Hakk】
ノルウェー独特の技法。スピッセは「とがった」、ハックは「かみ合わせ」。綴れ織りで左右の色が違うところが、ギザギザに見えるように織る手法。
参考:『BILLED VEV―矢吹恵子の絵織物バッグ』
(2009/5/2記)
すぴんどる【スピンドル】
紡錘とも。紡ぎのための最も簡単な道具。コマの軸を長くしたもので、コマを回すことで糸を紡ぐ。(2005/11/6記)
すぺーすおり【スペース織り】
→空き羽
経糸を通さないスペースができるようにした織り方。(2005/10/17記)
すまっく【スマック】【Soumac】
ローパイル織りの技法の一つ。経糸に緯糸をからめていく。Soumacは多分ノルウェー語。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
   『BILLED VEV―矢吹恵子の絵織物バッグ』
(2005/09/29記)(2009/5/2追記)
すらいばー【スライバー】
原毛の加工状態の一つ。刈り取った原毛を洗って、カーディングした状態のもので、ごみはまだいくらか残っているような状態。(2006/4/7記)
すり【スリ】【Suri】
スーリーとも。アルパカの種類の一つで、垂れるように毛が長い方。色は淡色。もう一方のワカイヤと比べると、毛が細く、若干長く、弾力はあまりないが、光沢がある。(2007/12/13記)
すりこみなっせん【すりこみ捺染】
絣の技法の一つで、通常は糸をくくってそこを染まらないようにするが、すりこみの場合は模様を刷り込んで絣とする。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
   『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
すりっと【スリット】
把釣(はつり)とも。綴れ織りで、毎段同じところで折り返すと、図柄と図柄の間に隙間ができる。その隙間のこと。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』(2005/09/28記)
すりっぷうぇーぶ【スリップウェーブ】
日本で言うところのよろけ。→よろけ(2006/4/13記)
すりんげる【スリンゲル】
経糸を交差させてそこに緯糸を通す手法。からみ織りと同じ……と思う。
参考:『木枠で手織り―スウェーデンスタイルで始めましょう』
(2006/3/6記)

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