『紐を織る—スカンジナビアの暮しに生きるバンド織りとカード織り』

 2016-08-17
4835453875紐を織る—スカンジナビアの暮しに生きるバンド織りとカード織り
山梨 幹子
復刊ドットコム 2016-08-23

by G-Tools


予約した『紐を織る』が届きました。
帯の文言は表側が「日本で唯一! 『紐織り』の名教本がついに復刊!! 北欧の伝統的な織物『紐織り(バンドウィービング)』。織物愛好家が、待ちに待った教本です。」。
裏側が「もう海外の教本は必要なし!ロープ作りに端を発し、古くは古代エジプトの墓からも発見された『紐織り』。その後は北欧を中心に世界中のいたるところに広まってきた伝統的な織物です。その可愛い『紐織り』の技術・作品を多数紹介!!愛好家、垂涎の一冊です。」。
…いや、海外の本も買いますけど(笑)。

さて内容は以下の通り。

I ”紐を織る”小史
4ページに渡って、紐がいつごろから作られ、どのように使われてきたかという話。プレイトウィービングは「編み」なのでこの本では割愛している、ということも書かれています。
II バンドウィービング
  1. バンドウィービングについて
  2. バンドウィービングの用具(「織機を使用しない場合」と「織機を使用する場合」について)
  3. 織り始める前の準備(織機を使用しない場合の、デザインから経糸の準備まで)
  4. 織り始める(緯糸の準備と織り)
  5. バンドウィービングのパターン(基本は緯糸が見える縦縞、緯糸が見えない縦縞、緯糸が見えない横縞、チェック、つづれ)
  6. バンドに模様を織り込む作品例(模様を織り込む場合のデザインの決め方と織り方)
  7. バンドウィービング織機を使って織る(織機の場合糸綜絖なので、使える糸の種類が増え、また経糸の本数も増やせる。長く織る場合は織機を使うと便利)
  8. バンドウィービング参考作品集(No.101~178まで78種類の設計図と写真)

III カードウィービング
  1. カードウィービングについて
  2. カードウィービングの用具(4ツ穴カードの型紙付き)
  3. 織り始める前の準備(10枚のカードを使う場合を例として、デザインから経糸準備まで)
  4. 織り始める
  5. カードウィービングのメカニズム(デザインを考える時に有益な、システマティックな話)
  6. 3ツ穴カードで織る(3ツ穴カードの型紙付き)
  7. カードウィービングの応用による変り紐(丸いブレード、二重織、フリンジ、ボタンホール)
  8. カードウィービング参考作品集(No.201~232まで32種類の設計図と写真)

IV ”紐を織る"仕上げと利用法
糸端の始末、紐の利用方法(かがって幅広にしてバッグなど、ネクタイの作り方。その他世の紐製品のイラスト)

基本的に白黒ですが、何ページかカラー写真頁があります。
掲載されているのは、次のとおりで何故か全作品ではありません(^^;。
  • バンドウィービングのリードの写真
  • バンドウィービングの作品例No.101~170のカラー写真
  • カードウィービングの作品例No.207~230のカラー写真


この本は、「1978年に美術出版社より刊行された『新技法シリーズ 紐を織る スカンジナビアの暮しに生きるバンド織りとカード織り』を底本とし、一部改訂して復刊いたしました」だそうですが。底本も大昔に借りて読んだことはあるのですが、さすがにどの程度改定されたのかは全くわかりません。
表紙の色は違いますが。あと、一部の糸はヤマナシヘムスロイドで取り扱っていますと、ヤマナシヘムスロイドの住所やURLが書いてあるのも、底本と違うと思いますが…。

作品もいっぱい載っていますし、自分でデザインできるようにとの配慮もされている。いい本だと思います。
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カテゴリ :カード織り・バンド織り トラックバック(-) コメント(0)

『LAUTANAUHAT』

 2014-10-07
LAUTANAUHATLAUTANAUHAT -suunnittelu ja kutominen-
ISBN 978-951-31-5594-0
本体価格 €25.90※ 2014/9購入時。
発行元(多分) TAMMI
著者(多分) Maikki Karisto
B5より幅が1.5cmほど、高さが1.5cm高い、厚みは1.5cm位
ハードカバー、136頁位

北欧旅行中ヘルシンキでアカデミア書店に行ったら「WEAVE」と書いた段がありました。
でもあったのは、織りじゃないものと(…なんだっけな)このカード織りの本だけでした。

だけどこのカード織りの本は秀逸。
図がわかりやすい、気がします。
文章が全然わかりませんが。だってフィンランド語だもの…。スウェーデン語なら、過去に数冊買ったから少しはわかるのに…。

しかし図と中の作品がいい感じだったので買ってみました!
一応カード織りの仕組みは知っているわけなので、なんとかわかる…かもしれない…。

題名はフィンランド語→日本語翻訳をかけたら「ボードTAPES」になりました。…カードでテープ状のものを織るとかそういうことですかね??
サブタイトルは「設計と織り」でした。Design and Weavingですね!
ということはkutominenが織り!(それすらも初耳…)




コメントをいただいたついでに(?)表紙画像を載せてみました。表紙からしてもよさげじゃないですか??

『カード織りのテキスタイル・ストラップづくり』

 2014-03-30
405606623Xカード織りのテキスタイル・ストラップづくり: プチ・ハンドメイド01 (Gakken Mook プチ・ハンドメイド 1)
ペシュカ:内田潤子
学研教育出版 2012-04-19

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最近本屋さんでよく見かける、道具と材料入りの入門ブックです。
「モノづくり系女子のためのお手軽クラフト プチ・ハンドメイド」の01のようです。一番がカード織りとは。お手軽クラフトとして認知された?

さて、その昔から私は織物に興味がある人でしたが、そうそう織り機を入手はできなかったので、体験できずにいました。
そんな学生時代、大学の図書館で『紐を織る』という本を発見。これによるとカード織りというものは、織り機がなくてもやれるじゃないですか!
というわけで、割れた下敷きを切ってカードを作り、家にあった残り糸で織ってみました。うちには手ごろな結びつける棒がなくて、ベランダの手すりに結び付けて、窓を開けて織った思い出が…。
やったおかげで仕組みはわかりましたが、使った糸が並太毛糸だったので、分厚いものができ…結局何にも使わないままでしたねえ。

そんなわけで経糸を結びつける棒さえあれば、お手軽にできるクラフトです。
そして、この本はカードも、糸もついているので、下敷きを切って用意する必要も、並太毛糸で作っちゃって何にも使えないようなものになってしまう心配もありません。
本の内容も織り方の説明がかなりわかりやすいと思います。

…でもなあ、本自体は薄いので、これで1500円はちょっとお高いように思います。
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