リップス織りの15.6型ノートPCバッグ

 2017-04-30
「手織り・ぬくもりコンクール」に出した作品のうち、ノートPCバッグは、結局最初に織ったものを使ってこのようになりました。こちら、佳作をいただきました。タイトルは「リップス織りの15.6型ノートPCバッグ」だったわけですが。

授賞式及びレセプションパーティで札をつけて飾られているのを見て、「すみません、長すぎるタイトルで!」と思いました…。
「リップス織りの」は要らなかったかもしれません…。でも、オープンリードの織り機で経糸を途中で入れ替えることで、卓上織機でもリップス織りでこんな模様も作れましたよ!という主張をしたかったんですね…。
ノートPCバッグ全体像

もともとリップスの厚みがノートPCバッグにいいのではと思って、ノートPCバッグに挑戦したわけですが、リップスの厚みだけでは不安だったので、表地と裏地の間にポリウレタン入れています。脇にも。あと、真ん中のしきりにもポリウレタンが入っています。

で、しきりの片側は当然PCを入れるわけですが。もう片方はこのようにポケットがついています。マチがある方はマウスとアダプターを入れる想定。薄いポケットは、まあUSBメモリとか、何か入れるものがあるかもと思ってつけておきました。
ノートPCバッグポケット

PCとマウスとアダプターを入れるとこんな感じ。本当にがっつりノートPC専用バッグですよ。
ノートPCバッグ内側

しかしポリウレタン入りのしきりとか底板とかを最初に付けたりいれたりしちゃったもんだから、縫いにくくて縫いにくくて…。
一応、どういう順序で縫うか考えて挑んだわけですが(それでも何度も「あ、ここ縫ってあるとダメだ…」と、やり直したりしましたが)、「まあミシンで縫えないところは手縫いすればいいよね!」とか安易に考えていたツケがあとで来ました。最終的に、脇と本体を付ける部分は全部手縫いでまつり縫いになりました…。まつり縫い苦手なのにー。
しかもこれがまた。裏地は、ネクタイ裂き織り通勤バッグと同様防水の布なんですが、普通の布よりはかたい。そしてリップスは分厚い。…マチ針が何本も折れ曲がり、私の右手親指人差し指中指には針たこができました。

そんな苦労をしなくても。しきりをつけたかったら単独でしきり板を作ればよかったんじゃないのか…。
固定したかったら、底にマジックテープか何かで後付けできるようにすればよかったんじゃないか…と後で思いました。

いやもう…バッグの作り方レシピとかって偉大…! 今度はレシピがあるものを作ります!!(いや、ファスナーを全開にするつもりだったので、それだったら参考にしようと思っていたレシピあったんですけど…。ちょうどいいファスナーが入手できなかったので、色々オリジナルになっちゃったんですよ)

ところで、持ち手を付けるところがないデザインになっちゃたわ!と思っていたわけですが、結局、本体と脇の布の間につけました。結果からいうと、端から端までのファスナーが見つからず、結局横マチにファスナーがない部分がけっこうできちゃったので、そこにつけることもできたんですけどね…。でも、本体と脇の間に斜めにつけたのは、けっこう持ちやすかったです。
ノートPCバッグ金具とファスナー
それはよかったのですが。
ファスナー以外の金具は、今までに使っていた市販のバッグなどからの再利用なので、銀なんですよ。…ファスナー、「この布の色合いなら金がいいかな」って金にしちゃいましたよ…。

それよりなにより。ファスナーは金具が二つ付いていて、全開すると金具が両脇に行くタイプにするつもりだったのですね。そうすると、どっちにも開けられるじゃないですか。
ところが。出来上がってみたら、ファスナー、全閉じすると金具が両脇に行くタイプでしたよ…。何故出来上がるまで気が付かないかな、私!全開しようと思ったら両方のファスナーをどっちか片側に持って行かなくちゃいけないじゃん!!

そんなわけで後悔が多い出来なので、作品集には掲載を希望しませんでした…。
次はー、新たにノートPCを買ったら、反省を生かしてまた挑戦する…かもしれません。
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ドカゴングの財布

 2017-04-22
「手織り・ぬくもりコンクール」向け、三点目は小物にしようと思っていました。いや、去年のホビーショーで二つ折り財布の中身を買ってあったので、それを使おうと思ったのです。

しかし、裂き織りで財布…。うーん、ネクタイ裂き織り生地ならあるけど、そして通勤バッグとお揃いの財布は個人的にはいいけど、それだと単に平織りだしなー。せっかくコンクールに出すんだから、何かの技法は使いたいよなー。
と、本をあれこれ見。この技法は面白い…けど、糸織りの方がいいか。この技法は…いやいやもこもこしすぎて財布向きじゃないだろ、と悩んだ結果。「あ、ドカゴングだったら裂き織りでいけるかも。地の部分も撚りをかけた裂き布にして…」とドカゴングに辿り着きました。
ちょうど、ドカゴングについて噂をしたところでもあったんですよね。。

そこで早速、地の部分にする布と、模様部分にする布を選抜。…裂き織りしようと思ってためてある布は段ボールに何箱もありますから…。そして地の部分にする布をアシュフォードの紡ぎ機・Joyで撚りをかけてみました。
裂き布を撚る
…なんか、糸が随分とピンピン出てしまうのですが。まあ、悪くない感じ。
最初センチ4で考えていたのですが、思ったより太かったので、綜絖を変えてセンチ3に。そうなると、模様に使える升目が減るわけなので…うーん、どういう模様にしよう…。本に載っているような模様はこのマス数では全く織れないぞー、と思いつつ。とりあえず織ってみました。
織機ではこの面(裏面)を見ながら織ってました。前回、ドカゴングを試したときは、逆の面(つまり表面)を見ながら織ったのですが、やっぱり裏面を見ながら織った方がやりやすいですね。
ドカゴングで織った
あー、うんもうこの模様でいいか…と、財布に縫い付けました。表にするとこういう柄だったんです。
ドカゴングの財布1
二つ折りしてみると、片面はこういう感じで、
ドカゴングの財布2
反対面はこういう感じ。
ドカゴングの財布3
まあ使えそうです。

ところで、てづくりの素シリーズ。
織った端切れとか、サンプル織りしたものとかを使って小物を作れるので便利ですね。
こちらは長財布。これでも一度作っています
B00KXJIVHMてづくりの素シリーズ・ウォレットベージュ13-294 【個】
河口

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参考用語
さ行:裂き織り、綜絖
は行:平織り
た行:ドカゴング
や行:撚り
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ネクタイ裂き織り通勤バッグ

 2017-04-21
「手織り・ぬくもりコンクール」向けのバッグ、リップス織りのバッグ生地の2枚目に挑戦するより前に、ネクタイバッグの方は形になっていました。
織り上げて裏に接着芯を付けた後、早々にやったのはポケット作りです。まず、ファスナー付き外ポケット。前回の通勤バッグでは、ファスナーの上下が織ったままだったので、綺麗じゃないし、ファスナーがひっかかりそうなんですね。それで今回はピシッと。切れ込みを入れる代わりにポケット口を開けて織ったのに、ちょっと失敗があって、多少切れ込みを入れる羽目になりましたが、まあ綺麗にできたと思います。
ファスナー付きポケット
気をよくして、小さいポケット。こちらは定期入れを入れる予定です。こちらも綺麗にできたのですが…ファスナーつけるわけじゃないのでこんなに口を開く必要はありませんでしたね…。まあ、定期入れの出し入れがしやすいのでよしとします…。
定期入れポケット
そして、内ポケット。通勤バッグでは内側にもファスナー付きのポケットが欲しいです。IDカードなどの貴重品を入れるのに。こういうタイプのポケットは初めて作りましたが、うまくできました。
なお、ここもファスナーにすることはあとで決めたのでファスナーを買ってなかったのですが。…裂き織り用にとってあった母のズボンのファスナーを外して再利用しました(苦笑)。
内ポケットファスナー付き

あとは、まあ一般的な内ポケットですね。この手のポケットにはペンを指すことが多いのですが、ペンをさすには浅いポケットにしてしまったので、ペンを入れるところをファスナー付きポケットの脇に別途用意しました…。
内ポケット
なお、通勤バッグは…防水性が欲しいなと思って、裏地用に防水布を買ったので、この辺の布は防水布です。縫いづらくもなくしゃっきりしてとてもよかったです。ファスナー付きのポケットなんか出来上がった時、うっとりした位で(変態か)。この布で単独でポーチとか作ってもいいなあと思いました。
あと、裏地がしゃっきりしていたので、出来上がったバッグ自体もしゃっきりしてよかったです。前回の通勤バッグはくたくたしすぎているのも、気に入らない点だったので。

今回、ポケット作りについては、最近買ったこの本をテキストにしました。大変わかりやすかったです。外ポケットについては、洋裁教室でコートにポケットつけた時のメモも参考にしています。バッグ地に穴を開けて別途ポケット用の袋をつけるのって、バッグではあんまりやらないですよね…。革のバッグならやると思いますが。
いちばんよくわかる バッグ作りの本 (レディブティックシリーズno.4041)いちばんよくわかる バッグ作りの本 (レディブティックシリーズno.4041)
鎌倉スワニー

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さて、出来上がりはこちら。ちょっとファスナー位置が高すぎましたね。持ち手との距離が0です。そして、バッグ口のファスナー(これも上述の本を参考につけました)は、ちょうどいい長さのがなかったので、切って使おうと思っていたのですが、うっかり切るのを忘れて作ってしまったので、長いです…。あとで5cm位縮めようと思います(コンクールまでには気合がなくて直せなかった…)。
ネクタイ通勤バッグ完成2
逆側はこう。持ち手を付ける時に、定期入れをつるすところをはさみこむつもりだったのですが、うっかり忘れまして。後付けでつけました。
ネクタイ通勤バッグ完成1
本当は携帯入れをつるすところも持ち手にはさみこむつもりだったんですけどね…。それは持ち手からつるすことで代用することにします。

前のネクタイバッグ前回の通勤バッグの反省を生かした、いいバッグだと思います。これまでで作ったバッグの中では最高の出来かと。
今回も反省点がありますが、それはまた次回に生かしたいと思います。
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リップス織りでバッグ生地改め足ふきマット

 2017-04-19
これまでのお話:リップス織りでバッグ生地

新たに考えたデザインはこんなのでした。幹から互い違いに枝が伸びている感じ。幹の部分に黒のテープをぐるっとつけて持ち手にしようかなと。底は底だとがっつりわかるよう真っ黒にしてみました。木が生える土な感じ。そして前回4/cmでいまいちだったので、5/cmで計画。
互い違い草木

そして糸を待つこと数日。注文したのはさをりの森だったんですが、届いたら思ったより糸が大分細かったんですね。がっくり…。そういえば、東京スピニングパーティーでもさをりの糸を見に行って「太糸が私が欲しいのより細いや…」と思って買わなかったんですよ。おそらくその糸だったんですね…。あああ、失敗したー。

うーん、前回織り上がったやつでも、持ち手をつけるところについては新たに思いついたことがあるから、やっぱりそっちをバッグにするか…と思ったのですが。
あ、この細い糸でも三本取りにすればいけるんじゃない!?と思い当たりました。計算したところ、生成りと黒、1コーンずつしか買ってなかったのですが、どうにか足りそうです。黒はちょっと怪しいけど、足りなかったら後からちょっとデザインを変えればいいかな、と。

そこで整経し始めたのですが…、コーン一個で3本取りはかなり大変でした…。3回同じところに通すわけで。労力3倍。
しかも本数が多いから負荷をかけすぎて、ワープスティック<長>が折れました
ちなみにその後、「心持ち緩めに経糸はるといいですよ」と教えてもらいました。

折れた後も何とか無理やり整経し、最後はやっぱり黒が足りなくて、真ん中あたりの糸を生成りと入れ替えて足らせました。

そして織り始め。前のはちょっと緯糸にしたTシャツを切ったものが細かったかなと思っていたので、太めにして織り始めましたが…なんか織っていて面白くない…。なんだろう、5/cmにしたことで狙い通り緯糸はほとんど見えなくなっているのですが…。緯糸が細糸の時も逆の糸がよく見えてしまう…。その結果柄がくっきりしなくて面白くない…のかな。
しかも、Tシャツを太くしたせいでしょうが、畝がとても大きくなって、デザインでは枝が6本なのに、枝4本で真ん中まで織れてしまった。

じゃあ反対側も4枝ね。と思っていたのですが。
えーと3本取りのせいか、1本だけ浮いちゃった!とかがだいぶあって、前半も何度も何度も戻って織りなおしたりしていたのですが、後半も色々間違えてほどいて織りなおしたりしていたのですね。そのせいか、4枝織った!…と思って経糸を外したら、3枝しかなかった…。いやあああああ。

表裏の差がはっきりしませんが左が表で、右が裏です。手前が織り始め。中央の予定だったところからの長さが明らかに違います。前半と同様後半も長さを測りながら織るべきでした。枝の数で判断したのが間違いでしたね…。
互い違い草木リップス表 互い違い草木リップス裏

って、この辺の話はその当時も雑文で書いていました。痛恨のミス…で。書かずにいられないほどショックだったのですね。
具体的にどういう柄のものでどういう間違いをしたかというと、こういうことだったわけです…。

いいんです、これはもう足ふきマットにします…。ふかふかして気持ちいいぞー、きっと…。


仕上がり予定サイズ
40cm弱×70cm位
仕上がりサイズ
38cm×57cm(ふちは含まず。含めると69cm)
経糸総本数
192本(三本取りなので、実際は576本)
整経長
150cm位。
通し幅
38cm
筬目
5目/cm
使用した糸
経糸 さをりの森 綿10/6番手 生成りと黒、生成と黒を三本取り。
緯糸 Tシャツを2cm幅に切って引っ張ったもの。
   さをりの森 綿10/6番手 生成り
使用織り機
クロバー咲きおり
デザイン
2017/2/22
作成時期
2017/3

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リップス織りでバッグ生地

 2017-04-18
「手織り・ぬくもりコンクール」は複数点出展で申し込むと、最大3点まで出せます。じゃあ3点出すか、というわけで、2点目。
裂き織りでバッグ生地といえば、前から作ってみたいと思っていたものがあったなあ、と、リップス織りをすることにしました。

というのも、リップスマット織りで緯糸をTシャツにして足ふきマットを作った時に、これだけ厚みがあったら、ノートPCバッグとかにいいんじゃないかしら、と思っていたのでした。

リップスマットは大抵、ユザワヤさんの定番綿糸10/6番手(200g約500)か、ルーバフォルコット(EX) 40g約98mで織っていたのですが、ルーバフォルコット(EX) はいいかげん使い尽くし、定番綿糸も…定番なのに店頭で目にしなくなって相当経ちます。
でもこの太さがいいんだよなあ、常備しておきたいなあ、と以前ネットで探し回った結果、見つけました。但し、生成りしかありませんでした。リップスでは2色は要ります。じゃ、染めるかと思って、コーンの黒のほか、かせの生成りを買ってはありました。

しかし今回は計算上、の結果、経糸必要量は黒215.6m、生成り226.8m。持っていたユザワヤ糸はグラム数からの換算で黒237.5m、生成り217.5mだったので、黒は足りそうです。生成りは足りない分だけ、買っておいたコーンの糸を使えばよさそうです。染めをしなくても間に合います。

そんなわけで織り上がったのはこちら。
リップス織りのバッグ地表
裏側はこんな。
リップス織りのバッグ地裏

前回の足拭きマットになったリップス織りと同じ系統の柄で織っています。土とか圭とか主系、と呼んでいます。
長さを測りながら織って、途中で柄を増やしてこのようになりました。
これっぽい柄は4枚綜絖用として本に載っていますが、咲きおりで織ったところが工夫したところです。途中で経糸を入れ替えてるんですよ。斜線織りのように。咲きおりならではの織り方ですね。

ところで前回の足拭きマットは5/cmに二本取りだったのですが、大分ぎっちぎちでして、途中経糸切れたりしたんですね。それで今回は4/cmでもいけるかなー、と4/cmに二本取りでやってみました。…そうしたら、緯糸にしたTシャツがけっこう見えてしまって不満な出来に…。やはりリップス織りはこの太さの糸なら5/cmに二本取りが私は好きです。

あと、出来上がってから「しまった…」と思ったデザイン上の問題が二つ。一つ目は底です。なんか底を5畝分で織っちゃったんですが、5畝じゃ底の量に足りませんでした。そこも5畝と決めつけず、測りながら量を決めるべきだった…。

二つ目は、このデザインだと外に持ち手をつけられないということです。PCバッグなので、強度を考えると持ち手で底を通してぐるっと一周させたかったんですが。このデザインでは持ち手を付けるところがありません。一周させないとしてもちょっとつけづらい…。

そうなると、強度は落ちるけど、表地と裏地の間に持ち手を…つけることになりますが、うーん、緯糸を糸にした部分はそのままファスナーをつけて上の面にしようと思ってたんだよなあ…。
脇は全開させるつもりだから、そっちにストラップつけるわけにもいかないし…。

うーん…まだ提出期限までは一か月以上あるし、織りなおすかー?しかし糸がない…。いや、染めればあるか。染めからやるのかー?と悩むこと2週間くらい。諦め悪くネットを検索してみたら、10/6番手の黒と生成り糸があったんですよ!
おお、注文しちゃえ! というわけで、ネットでぽちっとしました。そして糸を待つ間に、持ち手を外につけられるようなデザインを考えました!

…バタバタはまだまだ続く。


仕上がり予定サイズ
40cm弱×70cm位
仕上がりサイズ
40cm×64cm(ふちは含まず。含めると72cm)
経糸総本数
158本(二本取りなので、実際は316本)
整経長
150cm位。
通し幅
40cm
筬目
4目/cm
使用した糸
経糸 カナガワ(株) 手織り 綿10/6番手 200g約500mの、生成と黒を二本取り。生成りは足りなかったのでほかの10/6も合わせて使用。
緯糸 Tシャツを2cm幅に切って引っ張ったもの。
   手織り 綿10/6番手 200g約500mの、白(生成りをけちった)
使用織り機
クロバー咲きおり
デザイン
2017/2/5
作成時期
2017/2
参考書籍
『rep weave and beyond』のp94、Kayenta Runner and Placematをもとに。
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ネクタイで裂き織り5つめ

 2017-04-17
しばらく織り作品をアップしていませんでしたが、織っていなかったわけではないです。前述の「手織り・ぬくもりコンクール」に出すものを織って、縫っていました。でも未発表作品が条件だから、今までアップしていなかった、というわけです。

さて、去年の10月に伯父の形見のネクタイで、「ネクタイで裂き織り4つめ」をしていましたが、その後続けて、残りの伯父のネクタイで「ネクタイで裂き織り5つめ」をし始めました。

残りのネクタイはこんな組み合わせ。
ネクタイバッグ5つめのネクタイ

織り途中でコンクールの案内があったので「裂き織りバッグかー。今織ってるの裂き織りだから、これで再挑戦したかった通勤バッグを作ることにして出そうかな」と考えました。

ポケット口を開けた状態で織って、外ポケットのある通勤バッグを作る!…というのを以前に挑戦しているのですが、出来がいまいちだったのですよね。
それで再挑戦したかったわけです。

何しろ途中までそんなつもりもなく織ってきてしまったので、そこから残りの経糸で、ポケット口を開けた状態で織れるか計算。何とかなりそうだったので、引き返し織りで開けながら織りました。

そしてこうなりました。大きいポケット口一つと、小さいポケット口一つが開いていますが、小さい方はこの写真だとよくわからないかな…。
ネクタイバッグ生地5つめ

小さい口部分のアップがこちら。経糸一本分浮かせて引き返しています。
ネクタイバッグ5つめ小さい口部分
大きいポケット口も同様に、経糸一本分を浮かせて引き返しています。
ネクタイバッグ5つめ大きい口部分


織り上がり予定サイズ
35cm×140cm
仕上がりサイズ
35~36cm×127.5cm
経糸総本数
144本
整経長
190cm
通し幅
36cm
筬目
4目/cm
使用した糸
経糸 アナンダ染色綿糸 100g550mのもの、青緑
緯糸 厚地のネクタイを5mm位、薄地のネクタイを8mm目安に切ったもの。全部でネクタイ8本と裏地1本。境目がはっきりしないのでラメ糸も入れた。
使用織り機
咲きおり
作成期間
2016/11/9~2017/1/7


「ネクタイで裂き織り4つめ」でネクタイがけっこう余ったので、これは少し大きめに織り始めた、ような気がします。おかげで通勤バッグを作れるだけのサイズになりました。

出来上がったバッグについては、また別途。

参考用語
あ行:筬、筬目
さ行:裂き織り、整経、整経長
た行:経糸、通し幅
は行:引き返し織り
や行:緯糸
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スケジュール帳カバー

 2017-01-29
年始に玄関ドアに飾っていた鳥さん。せっかく織ったのに年始で終わっちゃうのはつまらないなあ、2017って入っているから、スケジュール帳のカバーにしたらどうかなあ、と考えました。
私が使っているのはA6サイズ。鳥タペストリーは…ギリギリ何とか表紙になるかな…という感じ。
スケジュール帳
不足分は色々ある端切れで…と思って端切れを当たりましたが。どうも、鳥の茶色に合いそうなのはこの一番上の布ぐらいでした。
端切れ
この布束が何かというと、織の産地とか行くと端切れを売ってたりするじゃないですか。それで買ったものと思われます。多分西陣で買ったやつ…?
横幅はギリギリ足りたのですが、いざ縫おうとしてみたら、縦が足りませんでした…。したがって、似合うのが茶色しかないといいつつ、赤っぽい布を重ねることにしました。どうせ重ねるなら使えるかもしれないからポケット状態にしよう、と、重ねた上の部分は口が空いています。
大分無理無理、手縫いも混ぜて縫いました。こんな感じになりました。
スケジュール帳カバー
茶色が合うと言いつつ、赤い方の面積の方が多くなってますが。何故かというと、赤と合わせて縫うときに初めて気が付きましたが、茶色の布はど真ん中にマジックで10とか書いてあったんです…。隠すためにこの位置に赤が来ました…。

スケジュール帳を入れてみるとこうなります。大分よれよれです。織り地の裏に接着芯を貼ればもうちょっとしゃきっとしただろうし、縫いやすかっただろうと思うのですが。裏の織り地を見たいこともあるだろうと、貼らなかったのですね。
よれよれでも使えそうなのでよし。アバウトです。
スケジュール帳表
裏はこんな感じ。赤い部分はポケットになります。何かはさめます。見返しもポケットになってるので何か挟めます。
スケジュール帳裏

何とか1月中に出来上がったので、あと11カ月は使えます。
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鳥+2017

 2017-01-01
2017
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

酉年ですので!ヤノフ村の二重織りのワークショップで織った鳥さん。
追加して、年号を入れました。

えー、最初、升目を埋めて2017の図案を作って。裏側の二段は箕輪先生に倣って野生の勘で拾おうと思ったのですが、字という細かい柄だからか、全く野生の勘が働きませんでした…。
それで仕方なく、経糸も緯糸もちゃんと書いて、気を付けて丁寧に図に書いてみたら。ちゃんと何となく図で柄が見えました…。

そんなわけで、織ってみたのがこれ。
鳥+2017 最初の
この時は経糸と同じ色の糸がまだあったので、緯糸に使いました。白と茶色の二色ですっきりですね。
そして2017も見えていますが、ほっそりですね。
鳥が逆向きなのはわざとです。鳥が左向きだと足の位置と0や1や7が同じところになっちゃって、なんか愉快な感じになる見込みだったのです。

しかし織ってみたら文字が細い…というわけで、太さを倍にして織ってみたのが最初の写真です。緯糸が経糸とは違う色になっています。
7がちょっと割れていますが、なかなかいい数字になったのではないかと。太くしたおかげで、鳥との位置も悪くなくなったので、ちゃんと右向きで織りました。

よし、いけます。これで数字なら0~9までどんとこいです。
犬が描けるかはわからないので、来年の年賀の飾りもヤノフ村の二重織りで行けるかどうかは不明ですが…。
まあ毎年このパターンで行くとすると、2020年には、横幅を広げないと入りませんね。今のところ1があるから、この経糸の数で足りているのですが…。

…実は調子に乗って3枚目も織り始めたのですが。
鳥+2017 3枚目
経糸が足りなくなって、ひし形を織るのは断念しました。後で気が付いたのですが、鳥の頭の上の突っ立ったやつもありませんでした(苦笑)。
まあ多少毛がなくても鳥は鳥でしょう…。
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ヤノフ村の二重織り

 2016-10-27
「ヤノフ村の織物展」のWSで織り上げた二重織り作品。
織機から外したものはこうなります。経糸の始末はまだです。
ヤノフ村の二重織り 表
打ち込みが甘かった、と書きましたが、織機から外したら少しマシになりました。が、見本と比べると縦が1cm位長かったですねえ。

ちなみに裏はこうなっています。「反転するわけじゃないのよー」とのことでした。
ヤノフ村の二重織り 裏

ところで、スタジオビスビーさんの二重織り系のキットを買ってあることを自己申告してしまったので、、、織らなくちゃあ…(笑)。
(北海道からいらした方も、同様にビスビーさんのキットを買ってあるけどまだ織ってない、とのことでした。同志同志/苦笑)


サイズ
縦12cm(房を含まず)
横11.8cm
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デジカメ入れ

 2016-10-19
今回はデジカメが被写体なので、写真はすべてスマホで撮りました。

デジカメを買い替えた時、オレンジのデジカメなので色を合わせてオレンジの入れ物を買いました。
デジカメとケース デジカメとケース2
しかし1年半くらいで、ファスナーが壊れてしまいました。ファスナーの歯だけ、布から外れちゃったんですよ、3cm位。
ケースは欲しい…。作るかーと思いました。

せっかくだから織り端切れを使おうと、端切れを入れている箱をあさったら、インコ織りをして余った経糸部分に、余っている糸を入れて織った布がありました。青いインコの絵の部分は使用済みですが、残りの部分は手付かずです。これにしました。

自分のデジカメに合わせて、どういうのがいいか検討しました。基本はスマホケースと同様でいいかと思うのですが、マグネットボタンはやめて、フラップをつけることにしました。しかし私のデジカメ、ちょうど真ん中にストラップがあるのですよ。そこでストラップを出せる穴をフラップにあけることにしました。…これがなかなか難点でした。織り地に切れ込み入れたらほつれますからねえ、いくら裏に接着芯貼ってあっても。

そのほかにも、デジカメに合わせて表地を裁断したら、キルト芯の厚みのことを考えなかったので、ちょっと布が足りなかったとか(フラップがあるからいいさ!と開き直り)、ドジも色々やりましたが、一応完成。フラップには大きめのスナップボタンをつけています。
デジカメ入れ

裏側にはベルト通しをつけています。基本はバッグの中に入れて使いますが、バッグの中に入りきらない時などはベルトに通して使ったりもするので、つけておくと便利です。ベルト通しの付け方は前のケースを参考にしました。
デジカメ入れ2

問題の穴あきフラップはこのようになりました。
デジカメ入れ3
まあ、無事穴からストラップは出ています。

使えそうなのでよし。
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